AXIORYでは、**USDCHF(米ドル/スイスフラン)**を取引できます。USDCHFは、1米ドルを何スイスフランで交換できるかを示す通貨ペアです。たとえば価格が0.85000なら、1米ドル=0.85スイスフランを意味します。
米ドルがスイスフランに対して強くなるとUSDCHFは上昇し、反対にスイスフランが米ドルに対して強くなると下落します。上昇を見込む場合は買い、下落を見込む場合は売りから取引を始められます。
AXIORYではスイスフランを含む通貨ペアにレバレッジ制限が設けられているため、USDCHFを取引するときは、口座全体のレバレッジ設定だけでなく、銘柄に適用される条件と必要証拠金を確認することが大切です。
AXIORYのUSDCHFの取引条件
対応する口座タイプと取引ツール
USDCHFは、AXIORYのFX取引に対応するスタンダード口座、ナノ口座、テラ口座、ゼロ口座、マックス口座で取引できます。現物株式・ETF向けのアルファ口座は対象外です。
取引には、口座作成時に選んだMT4・MT5・cTraderを使います。利用できる取引ツールは口座タイプによって異なるため、作成済みの取引口座に対応するツールでログインしてください。
最小ロットと1ロットの取引数量
USDCHFの1ロットは10万米ドル、最小取引数量の0.01ロットは1,000米ドルです。ここでいう米ドルは取引数量であり、口座に入金する金額ではありません。
| ロット数 | 取引数量 |
|---|---|
| 0.01ロット | 1,000米ドル |
| 0.1ロット | 1万米ドル |
| 1ロット | 10万米ドル |
取引数量を増やすと、必要証拠金だけでなく、同じ値動きに対する利益・損失も大きくなります。
レバレッジ制限と必要証拠金
AXIORYの日本語公式サイトでは、スイスフランを含む通貨ペアのレバレッジは20倍に固定と案内されています。USDCHFにもこの制限が適用されるため、口座のレバレッジを高く設定していても、その倍率で取引できるわけではありません。
20倍で計算した必要証拠金の目安は、次のとおりです。
| ロット数 | 必要証拠金の目安 |
|---|---|
| 0.01ロット | 50米ドル相当 |
| 0.1ロット | 500米ドル相当 |
| 1ロット | 5,000米ドル相当 |
円建て口座の場合は、この金額を円に換算します。たとえば1米ドル=150円なら、0.01ロットの必要証拠金は約7,500円です。ただし、必要証拠金と同額の資金だけでは値動きに耐える余裕が少ないため、余剰証拠金も確保して注文しましょう。
AXIORYのUSDCHFのスプレッドと取引手数料
USDCHFの取引コストは、スプレッドと取引手数料の合計で比較します。スプレッドは変動するため、常に同じ数値で取引できるわけではありません。
口座タイプ別の取引手数料
| 口座タイプ | USDCHFの取引手数料(1ロット・往復) |
|---|---|
| スタンダード口座 | 無料 |
| マックス口座 | 無料 |
| ナノ口座 | 6米ドル |
| テラ口座 | 6米ドル |
| ゼロ口座 | 通常15米ドル |
ナノ口座とテラ口座の手数料は、1ロットあたり片道3米ドル、往復6米ドルです。0.01ロットなら往復0.06米ドルになります。
ゼロ口座のUSDCHFには銘柄別の手数料が設定されており、通常は1ロットあたり往復15米ドルです。ゼロ口座だから取引コストもゼロになるわけではありません。
スプレッドと手数料を合わせて比較する
スタンダード口座とマックス口座は取引手数料が無料ですが、その分も含めたスプレッドでコストを負担します。ナノ口座・テラ口座・ゼロ口座では、表示されているスプレッドに別途手数料が加わります。
USDCHFを短時間で繰り返し売買する場合は、同じ時間帯のスプレッドと往復手数料を合わせて比較しましょう。経済指標の発表前後や市場参加者が少ない時間帯には、スプレッドが広がる場合があります。
AXIORYのUSDCHFのスワップポイント
USDCHFのポジションを翌営業日に持ち越すと、買い・売りそれぞれに設定されたスワップポイントが発生します。プラスなら受け取り、マイナスなら支払いです。スワップは変更されるため、「買いなら必ず受け取れる」と決めつけず、取引する口座の値を確認しましょう。
買い・売りのスワップを確認する方法
MT4・MT5では、気配値一覧のUSDCHFを右クリックし、「仕様」を開くと、買いと売りのスワップを確認できます。cTraderでは、USDCHFの銘柄情報から確認します。
表示値は、そのまま円の金額を示しているとは限りません。スワップの計算方式、取引数量、口座通貨への換算によって、実際の受取額・支払額が決まります。
数日以上保有する場合は累積額を考える
スワップがマイナスの方向で保有すると、持ち越すたびに費用が積み重なります。週末分などをまとめて計上する日には、通常より大きな額が発生することもあります。
USDCHFを数日以上保有する場合は、値動きによる損益に加えて、スワップの累積額も含めて判断しましょう。
USDCHFの値動きと損益の計算方法
USDCHFの取引で発生する損益は、まずスイスフラン単位で計算します。円建て口座では、その損益を円に換算して表示します。
買い・売りで利益が出る方向
買いポジションは、注文した価格よりUSDCHFが上昇すると利益になり、下落すると損失になります。売りポジションでは反対です。
たとえば0.85000で買い、0.85100で決済した場合、価格差は0.00100です。1ロット=10万米ドルなので、取引コストを除いた利益は次のようになります。
0.00100×10万米ドル=100スイスフラン
同じ価格で売っていた場合は、100スイスフランの損失です。
1ピップ動いた場合の損益
USDCHFの1ピップは0.0001です。取引数量ごとの1ピップあたりの損益は、次のとおりです。
| ロット数 | 1ピップあたりの損益 |
|---|---|
| 0.01ロット | 0.1スイスフラン |
| 0.1ロット | 1スイスフラン |
| 1ロット | 10スイスフラン |
小数点以下5桁で価格が表示されている場合、最後の桁の0.00001は0.1ピップに相当します。表示上の最小単位と1ピップを混同しないようにしましょう。
円建て口座での損益換算
円建て口座では、スイスフランで計算した損益を、その時点の換算レートで円に換算します。たとえば100スイスフランの利益で、1スイスフラン=170円と仮定すると、利益は約1万7,000円です。
実際の確定損益には、取引手数料やスワップも影響します。値動きによる損益と、これらの費用を合わせて確認してください。
AXIORYでUSDCHFを取引する方法
USDCHFを取引するには、対応する取引口座にログインし、銘柄一覧からUSDCHFを選んで注文します。基本的な手順は次のとおりです。
- MT4・MT5・cTraderの取引口座にログインする
- 銘柄一覧からUSDCHFを選ぶ
- 注文画面を開き、ロット数を入力する
- 損切り価格と利益確定価格を設定する
- 注文内容を確認し、買いまたは売りを選ぶ
- 保有ポジションを確認し、取引を終えるときに決済する
USDCHFが一覧に表示されない場合は、MT4・MT5では気配値一覧の「通貨ペア」や「銘柄」から追加します。cTraderでは銘柄検索を使ってUSDCHFを探します。
注文前には、取引数量と必要証拠金を確認してください。USDCHFにはスイスフランのレバレッジ制限が適用されるため、ほかの通貨ペアと同じロット数でも必要な資金が異なる場合があります。
予約注文を使う場合は、買い・売りの方向に加えて、指値か逆指値か、注文を成立させたい価格も確認しましょう。
AXIORYのUSDCHFの取引時間
USDCHFは、基本的に平日のほぼ24時間取引できます。ただし、MT4・MT5では日本時間の早朝に取引休止時間が設けられています。
MT4・MT5の取引時間
| 区分 | 夏時間(日本時間) | 冬時間(日本時間) |
|---|---|---|
| 週の取引開始 | 月曜6時04分 | 月曜7時04分 |
| 火曜~金曜の取引休止 | 5時59分~6時04分 | 6時59分~7時04分 |
| 週の取引終了 | 土曜5時58分 | 土曜6時58分 |
夏時間と冬時間では、日本から見た取引時間が1時間変わります。取引休止中は新規注文や決済ができないため、早朝や週末直前に取引する場合は時間を確認しましょう。
cTraderの取引時間
cTraderの取引時間はMT4・MT5と異なるため、上の表をそのまま適用できません。USDCHFの銘柄情報を開き、「市場時間」で取引できる時間帯を確認します。
また、年末年始などは通常の時間から変更される場合があります。週末をまたいで保有すると、取引再開時に価格が大きく離れて始まる可能性もあります。
USDCHFを取引するときの注意点
レバレッジ20倍に合わせて取引数量を決める
AXIORYのUSDCHFには、スイスフランを含む通貨ペアのレバレッジ制限が適用されます。口座の設定が高倍率でも、USDCHFは20倍を前提に必要証拠金を計算してください。
必要証拠金ぎりぎりの資金で注文すると、少しの逆行でも余剰証拠金が減ります。注文できる最大数量を使うのではなく、損切りまでの値幅と許容できる損失額から数量を決めましょう。
米国とスイスの政策発表に注意する
USDCHFは、米国とスイスの金融政策や経済指標の影響を受けます。米国の雇用統計・物価指標、米連邦準備制度理事会の政策発表、スイス国立銀行の政策発表などでは、価格が急変する場合があります。
発表前後はスプレッドの拡大や約定価格のずれも起こり得るため、普段と同じコストで取引できるとは限りません。
スイスフランの急変リスクを考慮する
スイスフランは、世界情勢や中央銀行の政策変更によって大きく動くことがあります。損切り注文を設定していても、急変時には指定価格どおりに決済されるとは限りません。
損切り設定に加えて、取引数量を抑えることや、重要な発表・週末をまたぐ保有を見直すことも必要です。
損益を米ドルや円と混同しない
USDCHFの値動きによる損益は、まずスイスフランで計算します。円建て口座では換算後の金額が表示されるため、1ピップあたりの損益を円で把握してから注文しましょう。
AXIORYのUSDCHFに関するよくある質問
AXIORYでUSDCHFは取引できますか?
はい。スタンダード口座、ナノ口座、テラ口座、ゼロ口座、マックス口座で取引できます。アルファ口座は対象外です。
USDCHFのレバレッジは何倍ですか?
スイスフランを含む通貨ペアの制限により、20倍です。口座のレバレッジ設定を高くしても、USDCHFにはこの制限が適用されます。
USDCHFは最低何ロットから取引できますか?
0.01ロットから取引できます。USDCHFの0.01ロットは1,000米ドルの取引数量に相当します。
USDCHFの1ピップあたりの損益はいくらですか?
1ロットでは10スイスフラン、0.1ロットでは1スイスフラン、0.01ロットでは0.1スイスフランです。円建て口座では、その金額が円に換算されます。
USDCHFが銘柄一覧に表示されない場合はどうすればよいですか?
MT4・MT5では気配値一覧の「通貨ペア」や「銘柄」から追加します。cTraderでは銘柄検索でUSDCHFを探してください。
USDCHFのゼロ口座は取引手数料も無料ですか?
いいえ。USDCHFの通常手数料は1ロットあたり往復15米ドルです。スプレッドと手数料を合わせて取引コストを比較しましょう。
まとめ
AXIORYでは、USDCHF(米ドル/スイスフラン)を0.01ロットから取引できます。スイスフランを含む通貨ペアにはレバレッジ20倍の制限が適用されるため、口座の設定倍率ではなく、USDCHFの条件に合わせて必要証拠金を計算しましょう。
取引コストはスプレッドと手数料の合計で比較し、翌営業日まで保有する場合はスワップも考慮します。また、損益はスイスフランで計算されるため、円建て口座では換算後の損益額を把握しておくことが大切です。
注文前に取引数量、必要証拠金、損切り価格を確認し、米国・スイスの重要な政策発表や週末をまたぐ保有にも注意してください。
