FXトレードするためにまず最初にやることは、どこかのFX業者(ブローカー)で口座開設することです。
「まずは勉強でしょ?」って意見もあると思いますがトレードするには口座を持たなければ何もできませんからね。
そして「FX おすすめ」などで検索したりSNSなどの広告で見かけた業者で口座開設すれば最初の一歩を踏み出せます。
でもちょっと待ってください。
FX口座は大きく分けると海外と国内業者があり、環境が大きく違っています。
日本国内の方が安全だよね、と思うかもしれませんが実はそうでもないんです。
そこでここでは初心者向けに国内と海外FX業者の違いについてまとめました。
それぞれのメリット・デメリットを比較して自分にあったほうを選びましょう。
ちなみに私は海外FXブローカーの「XM」を使っています。
初心者向けの動画や口座などサポート体制がしっかりしていてイチから始める人にはとくにおすすめです。
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⇒XMの評判は?ユーザーの声を紹介
初心者は国内と海外FXブローカーのどっちがいい?
まずは2つの違いを見ていきましょう。
以下のポイントについて違いを比較していきます。
- 税金の課税方法
- 取引ツールの種類
- レバレッジ倍率(稼ぎやすさ)
- ボーナスの種類
- サポートの質
- 預ける資産の安全性
- ゼロカットの有無(借金リスク)
税金の課税方法の違い
海外と国内の大きな違いの一つとしてあげられるのが税金の仕組みです。
国内ブローカーの場合
国内の場合には、利益の大きさにかかわらず一律20%の課税がされます。
また他の所得とは別の分離課税方式となっています。
株式投資と同じ水準でかなり優遇されていますね。
海外ブローカーの場合
対して海外FXの場合には、195万円以下の利益であれば税率は15%、330万円以下の利益なら税率は20%、695万円以下の利益なら税率30%と利益に応じて税率が変わっていくのが特徴となっています。
こちらは他の所得と合算される総合課税なので、経費の金額によっては所得を減らせますが、なにもなければ税率は高くなってしまいます。
取引ツールの種類
海外FXでは、自動売買機能や優秀なチャート機能がついているMT4というFX取引ソフトが使われていることが多いです。
使っていないところを探す方が難しいほど普及しているソフトで無料で利用できます。
そのためもし業者を乗り換えても操作方法はそのままでトレードできます。
MT4(メタトレーダー4)の特徴
MT4の特徴は、様々なチャートツールや高機能なテクニカル分析ができることが挙げられます。
エキスパートアナライザーというプログラムを利用して自動売買が可能です。
国内ブローカーでも独自の自動売買しているところもありますが、MT4はプログラミングの知識があれば自作のエキスパートアナライザーで独自の自動売買システムや自分にあった取引環境を作れます。
プログラミングの知識がなくても、数ある無料のエキスパートアナライザーの中から自分好みのものを選んで利用することも可能です。
投資のプロが作ったシステムですので、初心者が自分で考えて売買するよりも安心して売買できるとも言えます。
また、MT4は自動売買プログラムや分析プログラムを検証できる機能がついています。
自分が選択した売買や開発したプログラムがどれぐらい利益を出したのか、どれぐらい損失したのかを分析することは利益を上げていくためには重要です。
分析結果によって、悪いところを改善していくことでより多くの利益が出せることがで期待できます。
そのほか、無料のデモトレードもできるようになっていて、初心者が経験を積めるというのは大きなメリットとなります。
海外ブローカーであれば基本的にどの会社を利用したとしても、プラットフォームの操作を覚え直す必要がないのも嬉しいポイントです。
国内ブローカーの場合は、それぞれに独自のプラットフォームを使用して取引するのが一般的です。
会社を変えるごとにプラットフォームが変わるため、それに合わせた操作を覚えることが必要となります。
レバレッジ倍率(稼ぎやすさ)の違い
海外FXのメリットとしてあげられるのは、レバレッジの規制が緩いことも挙げられます。
レバレッジは、最初に預けたお金の数倍~数百倍以上の取引ができるシステムです。
10万円を預けたとして、10倍のレバレッジをかければ100万円分の取引が可能です。
FXは、取引で生まれた差額によって決済するシステムですのでレバレッジを効かせることが可能となっています。
10倍にすることで、取引金額が10倍になるため利益も10倍になります。
ただし、損失も10倍になるというデメリットもあります。
何も考えずに取引してしまうのは危険ではありますが、大きく稼ぎたいという人にはレバレッジの規制が緩いことが大きな魅力になります。
国内ブローカーの場合は、日本国内の法律によってレバレッジは最大25倍までしかかけることが、できないようになっています。
海外ブローカーであれば規制対象外であるため25倍以上のレバレッジをかけられます。
おおむね500~1000倍の範囲内ですね。
国内ブローカーよりかなり高いレバレッジでトレードできるため、少額で大きなお金を動かせます。
ボーナスの種類の違い
海外ブローカーならボーナスがもらえるというのも初心者にとって大きなメリットです。
業者にもよりますが、口座開設・入金のタイミングでボーナスをもらます。
口座を開設するだけで1万円もらえたり、入金すると金額の50%を資金を増やしてもらえるなどのサービスが行われています。
日本国内では、大きなボーナスをくれるところはあまりないためこの点は初心者にとっては大きなメリットになります。
ただし、デメリットとして取引だけに使えるサービスであったり、出金は可能でも条件があったりするため確認してから利用しましょう。
海外では国内ブローカーにはないコンテストを実施しているケースもあります。
コンテストとは期間内に大きな利益を出した人が表彰されるランキング形式で、優勝した場合は賞金などを得ることが可能です。
基本的には参加無料で、取引が増えるほど利益も増えていきます。
サポートの質の違い
海外ブローカーを利用すると様々なメリットがあります。
が、当然デメリットもあります。
英語ができれば問題ありませんが日本語サポートが不十分なケースもあります。
入金の決済フォームが英語だったり、問い合わせても日本語スタッフではなく外国人スタッフが対応するなどはあるため注意が必要です。
預ける資産の安全性
信託保全ある・なしも大きな違いです。
信託保全とは運営会社が経営破綻したとしても信託銀行から預けていた資金を返還してもらうという仕組みのこと。
国内ブローカーは金融庁の取り決めにより信託保全が義務化されていますが、海外は義務化されていません。
信頼性の低い業者を使うと顧客の預かり金を差し押さえられてしまうこともあります。
ゼロカットの有無(借金リスク)の違い
FXで借金を負ってしまった・・・
そんな話はネット上に数えきれないくらい転がっています。
この借金を負うパターンもいくつかありますが、トレード資金を借りて溶かした人は仕方ないですね(汗)
そもそも投資は余剰資金でやるのが原則なので、借りてやるものではありません。
まして初心者がそんな始め方をしてもほぼ間違いなく溶かしてしまうでしょう。
それとは別に、国内FXブローカーの場合は為替相場が急に変動したらロスカットが追い付かずおおきなマイナスになってしまうパターンがあります。
ロスカットとは残高とトレード中の金額の割合が基準値を下回ると業者側で強制決済する仕組みのこと。
普通ならマイナスになる前に決済されるので投じた金額を失うだけですが、急変動で決済が追い付かないと残高がマイナスになってしまいます。
こうなると借金を背負ってしまうわけですが、海外FXブローカーならマイナスをゼロにしてくれる「ゼロカット」という仕組みを採用していることが多いです。
FX初心者にとって借金を負ってしまうかどうか?は大きな心配事のはず。
これがないだけでも安心してトレードに望めるでしょう。
初心者が海外FXに対して抱く不安要素と実際のサービス内容
いまでも日本製品や日本のサービスを信頼している方は多いと思います。
私もなんだかんだ日本製のものを選んでしまいがちです。
それはFXでもあり得ることでしょう。
ここまでに海外FXのメリットとデメリットを紹介してきましたが、それでも大丈夫なの?と思う点はあるはず。
そこで初心者の方が引っかかりやすい不安要素を詳しくみていきましょう。
主に次のポイントは気になるんじゃないでしょうか。
海外FXに対する不安要素
- 日本語が通じなさそう
- 個人情報を悪用されそう
- お金を盗られそう
- 不正行為してそう
実際のところどうなのか1つ1つ解説していきます。
日本語が通じなさそう
海外FXの多くは日本語非対応ですが、日本市場向けに日本語ホームページが用意してある業者は全く問題ありません。
むしろ日本市場ように新規会社を立ち上げて展開しているXMトレーディングのようなところもあります。
また日本人が立ち上げた会社役員に日本人が複数いるGemForex(ゲムフォレックス)のような業者もいます。
それら海外ブローカーならサポートも完全に日本語対応ですし、サポートを使ったときに表示される担当者氏名も日本人名でした。
日本語は余裕で通じますし不安要素はないですね。
個人情報を悪用されそう
海外の会社で悪いことをしているイメージを持っている人も多いのでは?
とくにお隣C国のニセモノ販売業者などが詐欺行為を平然としているため、悪いイメージを持っているかもしれませんね。
でも当サイトでも紹介しているXMやGemForex、HotForexなどは海外にて国が発行するライセンスを取得した上で営業しています。
ライセンス取得時には個人情報の取り扱いに関する最低限のルールはチェックされますし悪用される心配はないでしょう。
登録した氏名や住所、携帯番号、メールアドレスのほか、入金時に使ったクレジットカード情報などの扱いはルールに則った形式でされていると言えます。
もちろん会社としてはライセンス基準を満たしていても、かなりするのは人間です。
内部の社員が悪さをするリスクがゼロではありません。
またライセンスにも質があるためお金を出せて誰でも取得できてしまうようなレべルのものもあるでしょう。
ただXMやGemForexなど日本向けにサービス展開している海外業者にそういったライセンスを取得しているところは見当たりません。
よって悪用される心配なないと言えます。
これまでもネット上の評判を見る限りクレジットカード情報を悪用された、などのトラブルは見られませんからね。
これが海外のオンラインカジノだったりすると悪用された事例もでていますが、FX業者ではないでしょう。
お金を盗られそう
怪しい会社ならそれもあるかもしれません。
また日本でよく知られていない海外FXブローカーはユーザーの入金したお金目当てで詐欺行為をしている可能性も考えられます。
ですが日本でよく知られる業者なら、これまでの評判からお金を盗られた、不当に出金拒否された、顧客資産を返さないまま運営側が逃亡したといった話は聞きません。
出金できない・遅延行為があった、みたいなことは聞いたことありますが、それはたいていユーザー側が本人確認を済ませていなかったりルールを勘違いしているパターンです。
なんだか押し売りしているみたいになりますが、当サイトで紹介している会社なら問題ないでしょう。
不正行為してそう
海外の詐欺会社はたくさんありますね。
日本人はお金の勉強をしていないからカモにされています。
最近は仮想通貨のマルチ(MLM/ネットワークビジネス)でだいぶ被害者が多い印象です。
そして身近なところではアマゾンや楽天などに出店している業者はコピー品を売っていたり画像と異なる品を送ってきたりする事例は後を絶ちません。
そんなイメージもあってか海外ってだけで詐欺行為・不正行為をしてそうな印象はあります。
とくに初心者のかたはまだFXそのものに対しても怪しいと感じる部分はあるでしょう。
国内業者ならまだしも海外となると余計そう感じてしまうかもしれませんね。
もちろん不正行為がないわけではありません。
たとえば公式でゼロカットあり(借金を帳消しにする制度)と書いてあったのに実際ことが起こったら借金を請求してきた悪徳企業もあります。
でも、またまた押し売りですが当サイトで取り上げているところなら問題ないでしょう。
そして海外だけでなく国内FX業者だって不正行為をしている可能性はあります。
どちらを選んでおけば100%安全です!とは言えません。
FX初心者はどっちがおすすめ?
国内FXがおすすめの初心者トレーダー
- 日本のサービスに安心感を感じる人
- 年間数百万円以上稼ぐつもりの人
日本のサービスに安心感を感じる人
やっぱり日本が一番だね、と思っている初心者の方は国内FXブローカーが安心です。
トレードするときは精神面も大事ですからね。
不安要素を抱えつつ売り買いしていても判断が鈍ったり誤ることに繋がります。
自分が穏やかに使える業者を選びましょう。
年間数百万円以上稼ぐつもりの人
国内FXなら税率が20%で他の所得と分けて確定申告することになります。
海外FXは他の所得と合算した上で累進課税なので15%~55%の間です。
ザックリ分けると年間総所得が300万、もしくは700万を超えてきそうなら国内のほうが有利ですね。
それ以下なら環境で優れる海外FXがおすすめです。
関連記事
⇒XMでの稼ぎに対する税金計算と税率
海外FXがおすすめの初心者トレーダー
- 資金をあまり用意できない人
- とにかく稼ぎたい人
- 借金リスクが怖い人
資金をあまり用意できない人
海外FXのメリットに高いレバレッジと充実したボーナスがあります。
レバレッジは国内だと最大25倍なのに対し、海外なら1000倍が基準です。
中には5000倍以上のハイレバレッジに対応する業者もいます。
単純に少ない資金で大きな注文ができるのはメリットですね。
またボーナスも充実しているためあまり資金を用意できない人にとって大きな助けになるでしょう。
たとえばXMなら口座開設時や入金時にボーナスをもらえます。
(最大5万円ほど)
GemForexなら入金額に対して最大1000%のジャックポットボーナスなんて制度も。
ジャックポットボーナスは初心者向けではないものの、こういったボーナスが充実しているのが海外FXならではのメリットです。
関連記事
⇒XMのボーナスを徹底解説!
とにかく稼ぎたい人
圧倒的に高いレバレッジ倍率でトレードできる海外FX。
国内の40倍以上なので小資金で高額注文できてしまいます。
たとえばレバレッジ1000倍設定時に1ドル100円のUSDJPY(ドル円)を1ロット(10万ドル分)注文するには1万円あればOKです。
日本円で1000万円の注文を1万円でできてしまうんですよね。
これが国内ブローカーなら40万円必要です。
初心者の方でいきなりそんなお金を用意できる人も多くないはず。
FXで稼ぐには金額が大きな売買を繰り返す方が稼げます。
それには高いレバレッジでトレードできることは必須条件です。
国内ブローカーで同じだけ稼ぐにはざっくり40倍以上お金が必要なのでお金持ちでもなければ稼ぎにくいと言えるでしょう。
借金リスクが怖い人
海外FXにはゼロカット制度が用意されています。
これは国内ブローカーは日本の法律のせいで導入できない仕組みです。
「FXで破産した」なんて話はネット上を探すといくらでも転がっていますが、借金リスクがなくなるゼロカット制度のある海外FXなら破産することはあり得ません。
もちろんトレード資金を借りた人は破産もあり得ますが、それとこれとは話が別。
そもそもFX投資は余剰資金でやるものなので借金してまでやらないでくださいね。
そして国内FXは相場の急変で借金になる可能性があります。
対してゼロカットがあれば為替相場の波の飲み込まれても自分が出したお金以上に失うことはありません。
初心者の方はハイレバレッジで稼ぎやすいため分、破産リスクは高いんじゃないの?と思うかもしれませんが、むしろリスクは海外FXのほうがなかったりするんですよ。
まとめ
FX初心者が始めるなら国内か海外業者のどちらがいいのか?を解説しました。
初心者は海外FXブローカーの方が少ない資金で大きな金額をトレードできますし、変動によって借金を負うことないのでおすすめです。
レベルが上がり資金や勝率があがってきたなら国内に移したほうが税金が減らせる可能性大ですね。
自分の資金力やレベルに合わせて選びましょう。
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