ビッグボス(Bigboss)とは?評判やメリット・デメリットをレビュー

ビッグボス アイキャッチ画像

海外FXのひとつであるビッグボス(BigBoss)。

日本語対応で徐々に日本人ユーザーも増えているようです。

ただしXMトレーディングなどに比べると存在感はイマイチ。

そこでビッグボス(bigboss)の運営会社やサービス内容をレビュー!

他の海外FX業者より優れたポイントはあるのか?を見ていきます。

ビッグボス(bigboss)をサービスをレビュー

ビッグボス(bigboss)の会社について

bigboss拠点建物

※ビッグボスの住所地にある建物

金融ライセンス・・・SVG FSA(セントビンセントグレナディーン金融庁/登録番号:380 LLC 2020)
運営会社・・・・・・Prime Point LLC
設立・・・・・・・・2013年7月
住所・・・・・・・・セントビンセント・グレナディーン諸島1/F, First St Vincent Bank Ltd Building James Street Kingstown St. Vincent and the Grenadines

ビッグボスの正式名称はビッグボスファイナンシャル(Bigboss financial)といいます。

ここはニュージーランドに拠点を置く会社で2013年7月から運営スタート。

日本語サイトは2016年8月から対応しています。

公式サイトには役員名がきっちり掲載されていてオフィスの様子も確認できます。

ちなみに以前はニュージーランドでライセンスを取得していましたが現在は抹消済み。

会社の登録だけは残っているようです。

現在はセーシェルのライセンスで運営されています。

ビッグボス(bigboss)の安全性・信頼性は?

ライセンスの信頼性

設立当初に取得していたニュージーランドのライセンスが抹消されたいきさつは、実際の会社拠点が同国になかったから。

紙面上だけのペーパーカンパニーで運営していたようです。

で、規制強化によって拠点をちゃんと登録するかどうか?でいまのセーシェルに移ったようです。

ここは信頼性を見る上ではマイナスですね。

とはいえ海外FXでの運営形態としてはよくあること。

ビッグボス(bigboss)もその中の一社ってだけですね。

ただし、いま保有しているライセンスの信頼性はそれほど高いとは言えません。

また日本一の海外FX業者XMトレーディングのように信頼性の高いライセンスを取得している本社が別にあるわけでもなさそうです。

というわけで現在保有中のライセンスだけでは違法性はないものの信頼性が高いとは言えません。

顧客資産管理の信頼性

海外FX業者は顧客資産と会社資産を別口座に分けで管理する分別管理していることが多いです。

また会社が破産しても一定金額まで補償される信託保全がついていることも多いです。

ビッグボス(bigboss)に関しては、トレーダー資金は分別管理されています。

また口座残高は全額保証されます。

ただし利確していない含み益やスワップポイントは除外です。

日本国内での信頼性

日本の金融庁に警告を受けています。

というと信頼性ゼロのように感じるかもしれませんが、海外FXはすべて警告を受けていると言ってもいいでしょう。

金融庁は基本的に日本でライセンスを取得していない海外業者は全部目の敵にしていますからね。

海外へ国民の資産が逃げないよう管理するのも仕事なので仕方ないでしょう。

よってこの点についてはあまり気にするところではありません。

ちなみに日本国内でビッグボスを使ってトレードしても問題ないのか気になる人もいるでしょう。

この点については違法性はありません。

ただし合法でもありません。

単に日本の法律で海外企業をどうこうすることができないためグレーな状況と言えます。

なお国内に拠点を1つでも作ればライセンスを取得しなければ違法扱いとなりますが、ビッグボスはセーシェルに拠点があるため関係ありません。

ちなみに海外業者が日本国民向けにサービス提供すること、日本国民がそれを利用してトレードすることは問題ありません。

勧誘することは禁止されています。

そこでビッグボス(bigboss)のような海外業者はIB制度(アフィリエイト制度)を使って日本人による宣伝活動できる仕組みを使っています。

これについても「宣伝してね」と依頼しているわけではないため勧誘とはならない状態です。

また保険としてなのか、ビッグボスの公式サイト上に「日本に住んでいる人向けのサービスではない」と記載されています↓

ビッグボス(bigboss)公式の日本人向けではない件のメッセージ

当サイトは、日本国内で金融サービスを提供することを意図したページではなく、金融商品提供や金融サービスへの勧誘と考えられる業務には携わっておりません。

日本人向けサポート

ビッグボスでは日本人向けのサポートも充実しており、国内の金融機関を使って入出金が可能ですし、またビットコインなど仮想通貨による送金にも対応するようになっています。

クレジットカードによる送金も可能で、必要な時に迅速に資金補充が可能です。

金融機関を使った場合には金融機関の営業時間内であれば最短30分で反映されますし、ビットコインも同様に最短30分で反映されます。

またクレジットカードであれば即時反映が可能です。

スプレッドの広さと約定力の高さ

ビッグボス公式サイトに書かれている内容から強みに挙げられるのが競争力のあるスプレッドと高い約定能力です。

スプレッドは取引ごとに発生する手数料のようなもの。

海外と国内サービスを比べるとスプレッドが広めに取られている傾向にあり、また不安定というデメリットもあります。

が、それらは透明性の高い取引環境であるECN方式の影響によります。

この点の問題を改善するために大手金融機関からプライスフィールドの配信を受けることで、東京・ロンドン・ニューヨークといった1日の中でもっとも取引が活発な時間帯でも安定し競争力の高いスプレッドを提供しています。

このスプレッドの優位性は、ドル円の通貨ペアでは平均1.6Pipsという幅を見てもわかるように他の海外業者と比べても十分に優遇されているものです。

また、ECN方式では約定力も重要でサーバーの処理能力の良し悪しが影響しますが、定期的なサーバーシステムの増強を行うことで他社に負けない約定力を維持しています。

ロスカットは20%から

ロスカットは口座に預けている証拠金に対する維持率の割合が一定以下になると強制決済する仕組みです。

ロスカット水準が50%以下の海外業者もある中、ビッグボスは20%以下となっています。

私のお気に入りのXMトレーディングも20%なのでここは好印象ですね。

最大レバレッジ999倍→1111倍になりました!

ビッグボスの最大レバレッジ

↓↓↓

ビッグボスのレバレッジ1111倍

国内業者が25倍までしかないのに比べ、ビックボスのレバレッジは最大1111倍と圧倒的。

以前まで999倍だったのでかなり拡大しました。

ほかの海外FX業者をみると、XMトレーディングなら最大1000倍ですし、その他の海外業者も1000倍が平均的なのでビッグボスならさらに上の環境でトレードできます。

本人確認は後でOK!クイック口座開設ですぐトレード体験が可能

はじめて口座を開設する人にとっては書類の提出が面倒という人もいると思います。

そんな人にとっておすすめなのがクイック口座開設。

これなら書類提出しなくてもトレードを体験できます。

クイック口座は出金手続きをする際に書類確認を先延ばしできるものです。

トレードするには入金しなければなりませんが、最短2分で口座開設、即時反映が可能なクレジットカードによる入金ができれば5分以内でトレードを行えます。

取引量に応じたボーナス支給あり

キャッシュバックのようなボーナスも用意されていて、1ロットの取引ついて4ドルのボーナスが支給されます。

これは即時反映されるものではなく一週間の取引ロット数に応じて毎週月曜日に配布される形式。

ただすべてのトレードに適用されるわけではなく、特定の通貨ペアが対象など制限もあります。

また場合によっては取り消しになることもあり。

取引量の多いトレーダーであればボーナスだけでもかなりの利益を得ることができるでしょう。

その他のボーナスキャンペーンも不定期に行われており、タイミングによってはより有利に取引が可能です。

ビッグボス(bigboss)のメリット・デメリット

ビッグボス(Bigboss)のメリット

  • 高いレバレッジ
  • 100%入金ボーナスの頻度が多い
  • トレードするだけでポイント還元
  • ゼロカット制度あり
  • スキャルピングOK
  • 信託保全は全額保証
  • 「BigBoss QuickOrder」アプリあり
  • 日本語サポートがよい

高いレバレッジ

ビッグボスの最大レバレッジは999倍。

日本の業者が25倍までなのでかなり高い設定でトレード可能です。

なんですがほかの海外業者は1000倍が標準です。

どうせなら1000倍にしてもらいたいですね。

100%入金ボーナスの頻度が多い

他社では初回入金時くらいしか適用されない100%入金ボーナス。

ビッグボスはこのオファーが頻繁に届きます。

入金ばかりしている=稼げていないとも言えるので一概にいいとは言えませんが、こまめに出金するなど入出金頻度が多い人にはメリットになるでしょう。

トレードするだけでポイント還元

一定量取引するだけで毎週ポイント還元される仕組みがあります。

実質キャッシュバックみたいなものなのでありがたですね。

ちなみにXMトレーディングにもロイヤリティポイントという似たような仕組みが用意されています。

ビッグボスだけのオリジナルではありませんが、トレードするだけでいいのでありがたいサービスです。

ゼロカット制度あり

海外FXを選ぶ理由の1つとも言えるゼロカット制度。

口座残高がマイナスになったときに追証(借金として請求される)がありません。

借金リスクがなくなるわけですね。

ビッグボスにも当然導入されています。

スキャルピングOK

超短期間でトレードを繰り返すスキャルピングは問題なくできます。

信託保全は全額保証

会社が破産するようなことになっても顧客資産は全額保証される保険に入っています。

「BigBoss QuickOrder」アプリあり

結構使いやすいビッグボスオリジナルのアプリもリリースされています。

スマホメインでトレードする人にはありがたいでしょう。

日本語サポートがよい

日本語サポートの評判は良い傾向です。

おかしな日本語で返ってくることもなく安心して問い合わせられるでしょう。

ビッグボス(Bigboss)のデメリット

ビッグボス(bigboss)のデメリット

  • ライセンスの信頼性が低い
  • ゼロカットの信頼性も低め
  • スプレッドが広め
  • マイナススワップが高い
  • 約定力は低め

ライセンスの信頼性が低い

ビックボスでマイナスに評価されるところは、ライセンスと信託保全などの第三者による信用付与が弱いことです。

ライセンスでは、セントビンセント・グレナディーン金融庁のものを取得していますが、これはマイナーであまり信用力という面でみれば高いものではありません。

もともとニュージーランドの金融ライセンスを有していたようですが、突如なくなっているなどライセンス取得で不透明なところがあります。

また信託保全は行っていませんから、確実に資金が補償されるものではありません。

ただ信託保全ではなく分別管理を行っていますから、倒産した場合でもある程度の資金が戻ってくる可能性があります。

いずれにしても、ライセンスと資金管理では他の海外FXと比べれば低いものといえます。

ゼロカットの信頼性も微妙

それとビックボスではゼロカットを採用していますが、これも不明確な基準で場合によっては発動されない可能性があります。

このため一定のシェアを獲得している大手の海外業者と比べると信用力が低いものです。

スプレッドが広め

取引するポジションごとに上乗せされるスプレッドは他社に比べると広め(手数料高め)です。

メリットの欄で紹介したボーナスが充実している分、こういったところで手数料をとらないと厳しいのかもしれませんね。

となるとメリット分と相殺されてしまいます。

マイナススワップが高い

注文したポジションを保有し続けると毎日金利(スワップポイント)が上乗せされていきます。

売りポジションはたいていマイナスになる傾向があり、この額がビッグボスは高めです。

同じ通貨ペアで取引してもここの方が高くなるのであれば、実質手数料として徴収していると言えますね。

これもボーナス支払い分の補填用と言えるかもしれません。

約定力は低め

注文や持っているポジションを精算するときにボタンを押してから処理が確定するまでの時間の早さを約定力といいます。

約定力が高ければ自分の臨んだタイミングできっちり注文・精算できるわけですね。

ただしビッグボスはこの約定力が低いといわれています。

私がここを使っていた時はゆるくやっていただけなので特に感じませんでしたが、スキャルピングのような超短期売買手法を使うトレーダーによっては大事な要素。

評判でも約定力の低さに関する声を多く見かけます。

ビッグボス(Bigboss)の評判をレビュー

海外のレビューサイトや日本のネット上からビッグボス(bigboss)の評判を少しだけ紹介していきます。

海外のレビューサイト
FPS「BigBoss-Financial.com Review 」

海外FXレビューサイトFPSのビッグボスレビュー

ビッグボス(Bigboss)ユーザーの声

・日本語サポートはよい
・出金はそこそこ早い(2日ほどで着金)
・ECN方式ではない
・IB報酬は日払いで早い
・出金拒否された
・急なアップデートで一部通貨ペアのレバレッジが低くなってしまった
・手数料高い
・約定力低い

好意的な評判

サポートの評判はいいですね。

しっかり対応してくれるようです。

また出金スピードもIB報酬(紹介によって得られるアフィリエイト制度からの稼ぎ)は即日払いで早め。

トレード収益の出金も2日ほどで出金できたという声が見られます。

私がトレード収益を出金したときも1週間はかかっていなかったものの即日ってほど早くもありませんでした。

IB報酬とは部門が別なのか?

とりあえず普通に利用しているトレーダーなら問題なく出金できるはずです。

否定的な評判

好意的な評判で出金は問題ないと紹介はしていますが、ほかのユーザーの声には出金拒否や遅延行為をされたというネガティブな評判も出ています。

投稿内容だけ読んでも原因がわからないため何とも言えませんが、利用規約に違反するような行為をしていなければ普通に出金できているはず。

重要な経済指標発表時ねらいで集中的にトレードしたり、両建てを悪用する、ボーナスを複数回もらうため名義を変えて何度も口座開設する、などしているのかもしれません。

ただしほかにも注文が滑る(約定力が低い)、スプレッドや固定の手数料が高い(1ロット4.5ドルくらい)など否定的な声もでています。

この辺は擁護するのが難しいですね。

もう少し好意的な声が多いといいんですが、残念ながら否定的な声の方が多いです。

そもそもビッグボス(bigboss)を使っているユーザーさんが少なく、私の周囲にもいないためリアルな感想を聞けないのは痛いですね。

私自身も半年くらいしか使っていません。

慣れていないってのもありましたが、あまり強く印象に残る業者さんではないですね。

ボーナスは充実しているので少額で始めたい初心者の方が使ってみるのはありかもしれません。

でもそれならXMをおすすめしたいですね。

別の記事でXMの評判をまとめているのでそちらも参考にしてみてください↓

ビッグボス(Bigboss)での口座開設はあり?なし?

ビッグボスの業者としての信用力は低いといっても、サービス面でみればマイナスの評価は見られません。

日本人向けのサポートは充実していますし、取引環境についても海外の業者の中では標準ラインをクリアしています。

それと海外FXを利用していてトラブルとなるお金のやり取りについても普通に使っているだけなら出金拒否されることはないと言えるでしょう。

少なくとも詐欺を行うような海外業者とは感じませんでした。

とはいってもユーザーの評判を読むとあえてここを選ぶ理由もなさそうです。

100%入金ボーナスが頻繁にあるので、初心者で軍資金をあまり用意できない方ならメリットを感じられるかもしれません。

とはいえ大事な資産を預け入れるならXMトレーディングのような信頼性の高い海外FX業者をおすすめします。

まとめ

海外FX業者として日本人の利用者も多い「ビッグボス(bigboss)」について紹介しました。

高いレバレッジやゼロカット制度ありなど国内FX業者よりトレードしやすい環境が整っています。

十分魅力のあるFX業者だとは思いますが、ここにするならXMトレーディングの方をおすすめします。

詳細はこちらの記事で
XMトレーディングってどんなFX業者?