給料が上がらない、老後資金が不安など将来を考えて副業としてFX投資に取り組んでいる人が増えました。
コロナ禍の影響でスタートする人が急増し、2022年9月には初の月間取引高1000兆円を突破しました。
投資、特に金融取引の中でも最も知られているのは株式ですが、それに次いで知られているのは「FX」つまり外貨取引だと言えます。
そしてここ10年くらいで急成長してきたのものに「仮想通貨(暗号資産)」があります。
億り人誕生が世間を騒がせたこともありますね。
でもFXと仮想通貨の違いがあまり分かっていない人も居るんじゃないでしょうか。
ややこしいことにFX業者で仮想通貨トレードが可能な「仮想通貨FX」もあるため余計に違いが分かりにくくなっています。
ただし副業として取り組むならまずはどっちか1つに絞ったほうが知識も身につけやすく結果を出しやすいでしょう。
そこでFXと仮想通貨(暗号資産)はらどっちがいいのか、また2つの違いについて比較しました。
副業として考えている人はぜひ参考にしてください。
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FXはどんな投資?
FXとは?
まずFXとは「Foreign Exchange」の略称で簡単に説明すると通貨を買ったり売ったりして為替差益を得る投資方法です。
例えば1ドルが100円の時にドルを購入したとしましょう。
そのドルが110円になった時に売れば10円の利益になります。
たださすがにこんな小さな規模でトレードしていても全く利益になりません。
でも100万円分買ったなら10万円の利益ですね。
稼ぐには動かす金額を大きくしなければいけません。
FX業者のサービス
・金融市場と一般トレーダーをつなぐ役割
・規模の大きな取引ができる環境を用意
FX業者は金融業者しか参加できない市場と一般人をつなぐ存在。
ユーザーが為替の注文をしたら、業者はそれを金融市場に流すのが基本的な役割です。
よってFXをするためには業者で口座を作らなければできません。
ただトレードできる口座を作るだけでは結局お金を持っている人しか稼げません。
そこでFX業者は大きな金額を用意できない人向けに「レバレッジ」という少ないお金で大きな注文ができる仕組みを提供しています。
また注文サイズを大きくする仕組みも同時に提供し、お金持ちでなくても企業が動かすような金額で取引できるようになっています。
そのため100万や1000万円などの大金を用意できないサラリーマンや主婦さんでも稼ぎやすい環境が整っています。
FX業者の種類
大きく分けて以下2種類に分けられます↓
・日本国内のFX業者
・海外のFX業者
国内FXはレバレッジがマックス25倍まで、ゼロカットなしで借金リスクがあるなどのデメリットもみられます。
ただし税率は20%固定なので稼ぐほど有利です。
海外FXはレバレッジが1000倍くらいが多い、ゼロカット制度によって借金リスクなしと言う違いがあります。
ただし税率は総合所得に対する累進課税方式なので稼ぐほど税率が高くなっていきます。
これらの違いを比較してどっちを選ぶのか判断することになるでしょう。
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⇒海外FXと国内FXの違いは?どっちがおすすめ?
売買する通貨の種類
・日本円(JPY)
・アメリカドル(USD)
・ユーロ(EUR)
・イギリスポンド(GBP)
・カナダドル(CAD)
・オーストラリアドル(AUD)
・ニュージーランドドル(NZD)
・スイスフラン(CHF)
・南アフリカランド(ZAR)
など法定通貨同士のトレードで稼ぎます。
とくに最初に紹介した3つの通貨がメインですね。
FX投資のリスク
FXする上で絶対に知っておきたいリスクの話。
ネットの書き込みや人づてに聞いた話などで「FXで破産した」なんてことを耳にした人もいることでしょう。
グーグルで検索すると候補キーワードがこんな感じで出てきます↓
破産ついては日本国内のFX業者を使っている人のパターンですね。
FXでは通常ならトレード失敗で軍資金を失うことこそありますが借金にはなりません。
借金にならない=破産は絶対にないわけですね。
(軍資金を借りた場合は別です)
ただしFXでは為替相場が急変動すると口座残高がマイナスになってしまうことがあります。
そこでゼロカット制度がない国内業者は追証(おいしょう)といってマイナス分をトレーダーに請求してくるんです。
これが借金になるわけですね。
この金額が大きいと破産することになるでしょう。
でも安全な海外FXを使っていればこんなリスクはないわけです。
ゼロカット制度があるのでマイナス分は帳消しになります。
国内・海外でどっちにも良い面と悪い面があるものの、リスクを低くしてトレードするなら海外FXが最適です。
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⇒XMのゼロカットとはどんな仕組み?
仮想通貨(暗号資産)はどんな投資?
仮想通貨(暗号資産)とは?
「仮想通貨(暗号資産)」とはブロックチェーンと言う技術によって価値づけられているデジタルな通貨です。
ビットコイン(BitCoin)という名前はおそらくほとんどの人が聞いたことがあるはず。
いまではビットコインのような多種多様な仮想通貨が数多く流通しています。
ちなみに使う上では電子マネーみたいなものですが、電子マネーは法定通貨ありきのものでそれ自体が通貨ではありません。
ただの決済代行手段的なものですね。
対して仮想通貨は通貨なので人々の価値づけ(需要と供給)によってFXで扱う法定通貨と同じように価格が変動します。
よってFXと同じように通貨同士の売買益が狙えるわけです。
ちなみに株式は証券取引所に上場している株の売買以外に、非公開株を手に入れて将来の爆益を狙うことも可能ですね。
それと同じく仮想通貨も「ICO」という新規発行コインを狙った投資方法もあります。
ただほとんどは集金目的の詐欺コインなのでおすすめしません。
普通にメジャーな仮想通貨の売買益狙いによる投資をおすすめします。
暗号通貨という名称から怪しいと感じる人も居るかもしれませんが、きちんと金融庁にも認可されていて、立派に財産として含めることが出来るものです。
よって投資目的だけでなく通貨としても使えます。
日本ではビックカメラが対応していますね。
仮想通貨取引所のサービス
・仮想通貨の売買
・安全なコインの提供
仮想通貨取引所はコインのトレードが基本サービスです。
取引所が販売する「販売所」と、保有者同士が売買する「取引所」があります。
また取引所で扱うコインは安全性などを精査したものに限られるため、ICO案件のような詐欺に騙されることはまずないでしょう。
数年前にコインチェックから数百億円分のNEMコインが奪われた事件から取引所のセキュリティ対策も厳重になり安全性も上がっています。
なおFX業者のようにレバレッジをかけてトレードできる仮想通貨取引所もありますば、倍率は2倍など低めです。
トレードでガッツリ稼ぐためにはある程度まとまったお金を用意することになるでしょう。
売買する仮想通貨の種類
おそらく仮想通貨と聞いて最初に思い浮かべるコインはビットコインの人が多いんじゃないでしょうか。
たしかにビットコインは仮想通貨ですがすべてではありません。
あくまでのたくさんある中の1種類というだけです。
仮想通貨の種類についてはコインマーケットキャップというサイトでメジャーな取引所に上場しているコインが網羅されています。
コインマーケットキャップ公式
⇒https://coinmarketcap.com/ja/
その数はいまや約1万種類ほどにまで増えています。
ここに掲載されていない仮想通貨も含めれば確実に大台を超えているでしょう。
投資対象としてはコインマーケットキャップで上位にランクインしているコインなら安全性は高いです。
それらから選ぶことをおすすめします。
仮想通貨投資のリスク
以前より認められてきた感のある仮想通貨。
ですが、国によっては締め出そうとしている、実際に規制しているところもあります。
日本では恐らくないと思いますが、大国が突然仮想通貨禁止にしたりすれば価値が大きく下がるでしょう。
また現状は割と安定してきていますが、まだまだ価値がゼロにならないとも限りません。
そういったリスクはあり得ます。
ほかにもICO案件への投資を考えている人もいると思います。
そういった詐欺にひっかかるリスクはFXの比ではありません。
とくに日本はお金の勉強をしていない人が多くカモにされやすいですし、外国にもそう思われています。
仮想通貨の詐欺案件はお隣のK国・C国からやってくることが多いので手を出さないようにしましょう。
そういう話を持ってきた人はどんな恩人でも距離を置くことをおすすめします。
FXと仮想通貨 2つの違いを比較
実在する法定通貨を売買するFX、デジタル上でしか存在しない仮想通貨を売買する仮想通貨という大きな違いはありますが、稼ぐためにやることは一緒です。
どっちも通貨をトレードしているだけですね。
ただ副業として取り組むとなると細かな違いが有利不利に繋がります
そこで以下の項目について2つの違いを比較しどっちがいいか解説していきます。
・始めやすさ
・稼ぎやすさ(レバレッジ)
・リスクの低さ
・税金の安さ
始めやすさならどっちがいい?違いを比較
ややFXが有利です。
どっちもお金を口座に入金してトレードすることになるのは一緒。
ただしFX業者はトレード資金になるボーナス(クレジット)を特典につけているところが多いです。
少額でスタートする初心者の方にとってはかなりありがたいものだと思います。
また為替に影響する経済ニュースを手に入れやすい点でも有利です。
まずは日本円(JPY)との通貨ペアでFXをスタートすれば為替の動きについていきやすいでしょう。
稼ぎやすさならどっちがいい?レバレッジの違いを比較
FXです。
海外FXなら借金リスクなしで高いレバレッジによるトレードが可能。
軍資金を100万や1000万も用意できない人でも大きく稼ぎやすい環境が用意されています。
自分なりのトレード手法が出来上がって稼げるようになったら税率の低い国内FX業者にするのもありですね。
リスクの低さならどっちがいい?違いを比較
FXをおすすめします。
FXのリスクは急激な相場変動による資金喪失が1つ、また日本の業者を使った時に借金を背負うことになるリスクもあります。
(海外FXならゼロカット制度によって借金リスクはなし)
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⇒XMのゼロカットとは?詳しく解説
対して仮想通貨はボラリティ(価格変動の激しさ)が高く価格の予想も付きにくいのが現状です。
為替と違って経済指標発表などがどのように影響するのか定まっていません。
最近ではある程度過去データも溜まってきたことで影響度合いも読みやすくなってきてはいるものの、FXほどではありません。
また何かあれば突然仮想通貨の価値がゼロになる可能性もないとは言えません。
さらに法定通貨を管理している国側にとっては厄介な存在でもあります。
国内への資産持ち出しも簡単ですし、マネーロンダリング(資金洗浄)など犯罪行為にも使いやすいですからね。
日本では国が取引所にライセンスを発行するなど仮想通貨の売買を認めていますが、本音では快く思っていないでしょう。
また詐欺コインの話が次々出てきています。
仕掛ける側もお金を集めたら最終的に新規コインを作ってそれを渡せば価値がどうなろうと問題なしと考えている詐欺集団が多いです。
新規コインの発行なんてやり方知っていれば原資はそこまで掛からないでしょう。
過去にやったことがあるならコストゼロでできるかもしれません。
非常に胡散臭い話が多いのが現状です。
FXも詐欺話はありますが「プロトレーダーが稼いでくれるから出資すれば絶対儲かる!」といった案件を耳にするくらいですね。
直接FXトレードに関係するものではありません。
税金の安さならどっちがいい?違いを比較
FXがおすすめです。
海外FX業者でトレードするならどちらも「雑所得」扱いになるため同じ税率になります。
ザックリですが4000万円を超えてくると最大55%も税金でとられてしまいます。
国内業者でトレードするなら税率20%で固定のFXが有利です。
それなら国内業者でFXするのが最適だと思うかもしれませんが、ほとんどの人は年間数百万、数千万円なんて稼げません。
稼いでから考えるくらいで十分です。
ちなみに累進課税の税率はこんな感じです↓
ここに住民税10%が上乗せされるため、15~55%の範囲内ですね。
年間の稼ぎが少ないうちは海外FXのほうが有利です。
初心者にはどっちがおすすめ?
FXをおすすめします。
なぜFXがいいのか?
まず為替トレードは仮想通貨トレードと比較するとギャンブル性が極めて低いです。
でも大儲けができるほうがいいのでは?と考える初心者も多いんじゃないでしょうか。
確かに稼げる方法に魅力を感じるの当然だと思います。
でも未来の予測が完璧にできる人は誰一人としていません。
世の中には常に利益を上げている人もいますが、そういう人ですらたまに判断を誤ってマイナスを出すこともあります。
特にこれから始める初心者が気を付けたいのは「勝つための投資」ではなく「負けないための投資」です。
損益を出し続けてしまうといずれ撤退することになりますが、負けなければチャンスは巡ってきます。
そして負けないようにするためには相場の予測が必須。
FXの場合は世界情勢をチェックしたり、自分が保有している外貨が通貨となっている国の経済状況などを分析したりすることによって、ある程度先行きを予測出来ます。
対して仮想通貨はその通貨の流行り廃りによって価格が変動するケースが多いです。
流行り廃りというのは世の中の情勢に関係なく突然訪れるので誰にも予測出来ません。
ですから負けない投資を心がけないといけない初心者にとっては難しいと言えるでしょう。
また仮想通貨は制度がまだ完全に出来上がっていないという点でも初心者にはあまりおすすめできるものではありません。
たとえばコインチェックという暗号通貨を取り扱う取引所があったのですが、そこがハッキングされ、取り扱っている多額の通貨が流出してしまったという事件があったのは記憶に新しいでしょう。
しかし日本の法律では流出した暗号通貨を保証する法律がまだ無いため、自分が保有している通貨が流出すると取り戻すことが出来ません。
一方FXは法整備がしっかりされており、取引会社が破綻しても保有している外貨は保障されるなど安全性が高いです。
仮想通貨FXとは?
FXであれば各国の法定通貨同士の売買がメインです。
仮想通貨であればコインと法定通貨、またはビットコインとアルトコインなどコイン同士での売買となります。
これに対してFX業者が提供している仮想通貨FXというものもあります。
これはFXのような感じで法定通貨とコインのペアがあるため、ドル円(USDJPY)やユーロドル(EURUSD)などと同じように売買できるもの。
普段使っている取引ツールで同じようにトレード可能です。
口座開設している業者によってレバレッジ倍率や手数料などが違い、取引所で売買するより有利な条件になっています。
コインを資産として保有したい人にとっては少し毛色の違う投資方法ですが、稼ぎやすさではこちらが有利ですね。
まとめ
FXと仮想通貨の違いやどっちがいいのか、について解説しました。
どっちかを選ぶとしたらFXがおすすめです。
仮想通貨は通貨とあるようにお金としての側面を持ったもの。
FXとは全然違うものです。
ですが現状では価格変動の大きさから通貨利用としては安定性に欠けると言えます。
まだまだ投資商品として見られている面が強いでしょう。
そして現在はお金を集める目的でのICO案件が多すぎて騙されている人の方が多いくらいですね。
私もやられたことがありますし(笑)
仮想通貨投資するのであれば、すでにメジャーなビットコインやイーサリアム、リップルなど割と安定しているコインで売買することをおすすめします。
ただし当サイトとしてはFX投資をおすすめします。
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