普段XMでトレードしているんですが、海外FX投資の利益は法人で計上したほうが節税できます。
でもXMでは法人口座を開設できません。
そこで法人口座を開設可能なHotForex(HFM)を使うことに。
実際手続きしてみると、個人用の口座開設よりかなりメンドクサイ(汗)
英語で記入が必要な書類もあるため、海外様式に慣れてない人は絶対戸惑います。
日本語で書いていいのかすらわからないんですよね。
というわけで、HotForex(HFM)法人口座を開設したときの流れ、必要書類や記入方法、開設後の入金方法についてサクッと解説していきます。
法人だとFXで挙げた利益への税額も個人より低くできますしHotForex(HFM)で法人口座を考えている人は参考にしてください。
【前準備】HotForex(HFM)法人口座の開設に必要なもの
- 法人代表者の本人確認書類(免許証やパスポートなど)
- 法人代表者の住所確認書類(本人名義の請求書・明細書など)
- 法人確認書類(履歴事項全部証明書)
- 法人の住所確認書類(法人名義の請求書など)
- メールアドレス
- 定款
- 株主名簿
- 取締役全員の身分および住所証明書
- 取締会決議書
本人確認書類系から会社の詳細情報に関するものまでかなりの量です。
取締役以上が多い大企業がHotForex(HFM)で法人口座を開設することはまずないと思いますが、重役の数が多いと必要書類を集めるだけでも大変です。
それだけの価値があるのか?というとHotForex(HFM)法人口座なら税金面で有利になるのであります。
面倒なのは最初だけなので頑張って1つ1つクリアしていってください。
HotForex(HFM)法人口座開設の申し込みの流れ
- 公式サイトへアクセス
- 法人情報を入力
- 法人口座を有効にする
- 確認書類の提出
ステップ1.公式サイトへアクセス
こちらから
⇒https://www.hotforex.com/
右上にある「ライブ口座開設」ボタンを押しましょう。
ステップ2.法人情報を入力
「法人」タブを押し、情報入力を済ませます。
法人名称は英語なので「ローマ字会社名 Inc.」でOKです。
前㈱・後㈱関係なくこの並びで。
「Inc.」は株式会社なので、合同会社などはネットで調べてください(汗)
最後に「登録」ボタンを押すとこんなページが表示されるはず↓
ステップ3.法人口座を有効にする
上のようなメールが届いているはずなので、記載されているURLへアクセスし口座を有効化させます。
するとIDとパスワードのメールが届いているはず↓
ステップ4.確認書類の提出
ログインしたらページ真ん中あたりにある「マイ アナウンスメント」のところに承認手続きに関するメッセージが出ているはず。
(※画面をキャプチャし忘れたため上の画像は承認後の画面です)
あとは該当の書類をアップロードしていきます↓
身分証明書で運転免許証なら裏表2枚必要です。
住所証明は私は「住民票」を提出しました。
水道光熱費の明細があるならそっちのほうがタダなのでいいですね。
2種類の書類を提出すると確認中のメッセージが表示されます↓
あとは承認されるのを待ちましょう!
そしてこれで終わりではありません。
法人の口座開設ではメールで提出する書類も求められます。
法人口座開設で提出する必要書類
HotForex(HFM)で法人口座を申し込むと、次のようなメールが届きます↓
HotForexにて新規法人口座開設頂き、誠にありがとうございます。
法人口座承認手続きを進めさせていただくため、下記の法人証明書類を提出くださるようお願い申し上げます。
Certificate of Incorporation; 法人設立証明書
Certificate of Registered Office; 登録事務所証明書
Certificate of Directors and Secretary; 取締役および事務局長証明書
Certificate of Registered Shareholders; 登録株主証明書
Memorandum and Articles of Association; 法人基本定款および覚書
Proof of Identification and Address for all of the registered shareholders, Beneficial Owners and Directors.: 登録株主および取締役全員の身分および住所証明書
なお、?各国、各地域ごとに書類名称や形式は異なっておりますので、フレキシブルに対応いたしております。御社が日本法人である場合は、下記の証明書にて承認手続きを進めさせていただいております。
履歴事項全部証明書
株主名簿
定款
登録株主および取締役全員の身分および住所証明書
会社に複数の株主および/または取締役がいる場合、添付書類を印刷し、必要事項をご記入のうえ提出ください。
記入方法などが不明な場合はお知らせください。
a) Resolution of the Board of Directors (取締会決議書)
b) Power of Attorney to the Representative (代理人委任状)
なお、myHF口座にログインし、アップロードできる書類は代表者の身分証明と住所証明のみになっておりますため、今回提出をお願いしております書類は添付ファイルとして返信メールにて提出くださるようお願い申し上げます。
注意
法人証明書類は6か月以内に発行されているか、公証されているものを提出くださるようお願い申し上げます。
法人証明書類は英訳されているものが好ましいですが、もしご用意いただけない場合は、原文のままでも結構です。その場合は、翻訳会社に転送して手続きを進めますため、承認手続きに2週間ほど頂きますことご留意ください。
日本語サポートは平日営業日日本時間の15時半から24時まで(夏時間は14時半から23時まで)となっておりますので、ご質問、ご不明な点がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
これだけ見るとめっちゃ提出書類あるやん!となってゲンナリすること間違いなし(笑)
でも日本法人の場合、提出することになる必要書類は次の6種類です↓
- 履歴事項全部証明書
- 株主名簿
- 定款
- 登録株主および取締役全員の身分および住所証明書
- a) Resolution of the Board of Directors (取締会決議書)
- b) Power of Attorney to the Representative (代理人委任状)
履歴事項全部証明書は法務局でもらってきましょう。
株主名簿は自分で作成したものでOK。
定款は普通にあるはず。
株主や取締役の住所証明書は、私の場合は我が家の家族分だけでよかったため住民票で済みました。
5と6の英語の書類はメールに添付されているのでダウンロードして印刷し記入します。
代理人委任状は自分が代表取締役なら不要です。
ちなみに書き方は次のとおりです↓
記入が必要な書類の書き方
HotForex(HFM)サポートにメールで問い合わせたら「英語で」こう書いて下さいとのことでした↓
a) Resolution of the Board of Directors. (取締会決議書-1枚)
Company name:会社名
Registration Number:会社法人番号
Company address:会社登録住所
Country:決議の行われた国名
Date: 決議の行われた年月日
Hour: 決議の行われた時間
Representative name:代表者名義ー*以下代表者とは、法人を代表してHotForexにて口座開設や取引を行う者を指します。
ID number:代表者*の身分証明書番号
Country: 代表者*の身分証明書発行国
Address:代表者*住所紙面下方には3名様までのお名前と肩書、署名の記載欄がございます。もし3名以上の取締役がおられる場合は、当紙面をコピーして、ご利用ください。Sign:サイン/署名( Signの記載が紙面にございませんが、お名前の記入欄の上の線上に署名(パスポートやカード裏面になさる署名)をご記入ください。
Name :名前
Capacity:肩書
Sign: サイン/署名 ( Signの記載が紙面にございませんが、お名前の記入欄の上の線上に署名(パスポートやカード裏面になさる署名)をご記入ください。
Name :名前
Capacity:肩書
Sign: サイン/署名 ( Signの記載が紙面にございませんが、お名前の記入欄の上の線上に署名(パスポートやカード裏面になさる署名)をご記入ください。
Name :名前
Capacity:肩書
Sign:事務局長(秘書)の サイン/署名 (事務局長(秘書)などがいない場合は不要) ( Signの記載が紙面にございませんが、お名前の記入欄の上の線上に署名(パスポートやカード裏面になさる署名)をご記入ください。
Name :名前
Capacity:肩書
b) Representative Power of Attorney. (代理人委任状ー2枚)1枚目
Date:書類記入の行われる年月日
Company name:会社名
Registration number:会社法人番号
Power of Attorney to: 代表者名義ー*以下代表者とは、法人を代表してHotForexにて口座開設や取引を行う者を指します。
ID number: 代表者*身分証明書番号
Country: 代表者*身分証明書発行国
Address: 代表者*住所
MyHF account ID:MyHF口座ID
2枚目: もし3名以上の取締役がおられる場合は、当紙面をコピーして、ご利用ください。
Signed by the Principal
Authorized Signatory 1
Sign:取締役1の署名 ( Signの記載が紙面にございませんが、お名前の記入欄の上の線上に署名(パスポートやカード裏面になさる署名)をご記入ください。)
Name :名前
Position:肩書
Date:署名の行われる年月日
Authorized Signatory 2
Sign:取締役2の署名 ( Signの記載が紙面にございませんが、お名前の記入欄の上の線上に署名(パスポートやカード裏面になさる署名)をご記入ください。)
Name :名前
Position:肩書
Date:署名の行われる年月日
Signed by the Attorney
Sign:代表者の署名 ( Signの記載が紙面にございませんが、お名前の記入欄の上の線上に署名(パスポートやカード裏面になさる署名)をご記入ください。)
Name :名前
Date:署名の行われる年月日
Presence of Witness: 書類記入、署名などの立会人( 立会人がいない場合は不要)
Sign:立会人の署名 ( Signの記載が紙面にございませんが、お名前の記入欄の上の線上に署名(パスポートやカード裏面になさる署名)をご記入ください。)
Name :名前
Address:立会人住所
Date:署名の行われる年月日
法人名は株式会社なら「ローマ字社名 Inc.」など。「Inc.」部分はほかにも表記方法がありますが、一番短かったのでこれにしました(笑)
ほか住所などを英語表記で埋めていきましょう。
署名の日付表記は「April 10,2020」など。月だけ英単語ですね。
役職は社長が「CEO」、取締役が「Director」とかになります。
そして署名(サイン)だけは日本語名で記入しました。
ローマ字でも本人が書いた署名ならいいと思いますが、日本語でOKだったので審査通過した方法にしておきましょう。
それにしても海外の書類って印鑑がいらないからいいですねー。
で、全部埋め終わったらスマホカメラで全部写真を撮って、届いたメールに添付し返信するだけ。
ちなみに日本語がある場合、別の部署に回すため最大2週間ほど時間かかるかも?との注意書きもあったんですがそんなにかかりませんでした。
で、5/7に「実質的支配者届出書」の提出もしてね~!と来たので翌日に提出したら、比較的すぐ確認済みになってました。
(提出後1時間後くらいにチェック)
まぁそんなの提出書類リストになかったやん!と思いましたけども(汗)
一人法人ならいらないかもしれませんね。
せっかくなので自分の法人でも申し込んだところ、3日後に書類確認完了しました。
書類に間違いがなければ比較的早く承認されるようです。
たまたま担当者が暇してた可能性もありますが。
ってことで、HotForexで法人口座を開設する人は、ここで紹介した書類をきっちり記入して記入用紙が添付されているメールに返信しましょう。
HotForex(HFM)へ法人クレジットカードで入金してみた
VISAはOKでした。
入金するとこんな完了しましたよページが表示されます↓
ただその後クレジットカードの表裏面と、振込確認画像の提出が必要です。
クレジットカードの明細(HotForexへの入金があるモノ)など入金したとわかる画像が必要です。
これがちょっと面倒ですが最初だけなので我慢しましょう!
ちなみに対応クレジットカードに「JCB」もあるので使えるはず↓
なんですが、個人口座にJCBで入金したらできませんでした(汗)
JCBサポートに問い合わせてもエラーメッセージも届いてないらしい。
海外サービスはたまにこう言うトラブルもあるので、VISAは持っておきたいですね。
またHotForex(HFM)は銀行振込に対応していません。
仮想通貨でも可能ですが、もってない人は「bitWallet」経由で振り込むことに。
ただbitWalletへのクレジットカード入金は最大5000ドルまで。
さらに手数料がめっちゃ高い(汗)
(8%くらいだったはず)
そんなこんなで100万円分入金したかったので、一旦「bitWallet」へ銀行振込。
(振込先はみずほ銀行なので休日でも反映してくれます)
手数料は330円だったはず。
そこからHotForex(HFM)へ入金しました。
bitWalletへは13時頃振込、すぐに反映されたので13時半ころHotForex(HFM)へ入金したら15時45分に反映されました。
そこそこ時間かかりますが早い方でしょう。
手数料8%とか厳しすぎるので、多少面倒でも銀行振込がいいです。
というかHotForex(HFM)へ直接クレジットカード入金が一番手軽で安上がり。
もし法人クレジットカードをこれから作るならVISAカードにしておきましょう。
HotForex(HFM)法人口座を利用するメリット
- 法人税の税率適用となり節税できる
- 経費計上しやすくなる
- 損失を10年間繰り越しできる
- 他の事業所得と損益通算できる
HotForex(HFM)法人口座を利用することでおもに税金の節税に効果的です。
法人税の税率適用となり節税できる
HotForex(HFM)個人口座で獲得した利益は雑所得になります。
そうなるとほかの所得と合算して累進課税方式での税率が適用されるため、最大で55%も税金を徴収されてしまいます。
これがHotForex(HFM)法人口座であれば法人税率15~23.2%です。
利益額によりますがかなりの節税になることがわかりますね。
経費計上しやすくなる
HotForex(HFM)個人口座でFXトレードすると、個人事業主として確定申告することになります。
個人事業主では経費として認められる範囲が狭いため経費計上できないものもでてきます。
これがHotForex(HFM)法人口座なら幅が広がります。
低い税率適用に加えてさらに節税効果を期待できるでしょう。
損失を10年間繰り越しできる
HotForex(HFM)法人口座なら損失を出したとき過去10年分を繰り越せます。
個人事業主より長期間適用されるため有利です。
たとえば5年前のにマイナス1000万円の損失を出したなら、翌年以降100万円づつプラスだったとしても所得をすべてゼロ円で確定申告できるわけです。
FXに限らず事業スタート時は負債を抱えることも多いですし、ほかの事業でマイナスがでることもあるでしょう。
そんなときに有効です。
他の事業所得と損益通算できる
完全にHotForex(HFM)でFXトレードするためだけの法人なら関係ありませんが、法人であればFX以外にもさまざまな事業を展開することもあるでしょう。
それらから発生した損失も合算して計上できます。
全部利益が出るのが理想ですが、足を引っ張る事業もあることでしょう。
そんなとき所得を合算して税金計算できるのは節税に繋がります。
まとめ
HotForex(HFM)で法人口座を開設するときの必要書類や流れを紹介しました。
個人向けのHotForex(HFM)口座開設よりかなり面倒ですが、税金面で大きな差が生まれます。
また法人規模ともなると大きな金額でトレードすることになると思いますし、その点でもHotForex(HFM)はおすすめです。
法人口座開設はこちらから
⇒HotForex(HFM)公式サイト