FX通貨ペアのおすすめは?主な通貨ペアの特徴を解説

FX初心者向けの通貨ペア アイキャッチ画像

ここではFXを始める初心者がどの通貨ペアを選んだらいいのか?について解説していきます。

FXは個人的に投資に関心を持った初心者向けの金融商品というイメージがあるんですが、実際かなりのハイリスクハイリターンな仕組みを持っている金融商品です。

本来ならかなり勉強をしてからチャレンジしたほうがいいものですが、実際トレードする中で覚えていくってタイプの人も多いのでは?

私もマニュアルを読むのが大嫌いなので、とりあえずFX口座にお金入れてトレードしてみた結果・・・それなりに儲かってしまって調子にのりました(笑)

でもすぐ溶けたんですけどね(汗)

まぁFXはそんなに甘くないです。

で、FX初心者からすると難しい仕組みで成り立っているもの、みたいに思っている人もいるかもしれませんが、結局のところ値段が上がるか下がるかの二択だけ。

確立として考えれば勝率50%になるはずですね。

ただ感情をコントロールできず、自分のルールもない状態でトレードしたら勝率5割を切ることになるでしょう。

でもさまざまな通貨ペアを理解することで勝率を高めていくことも出来ます。

この点が単なる運試しであるギャンブルとFXが違うと言い切れる部分でもあります。

前置きが長くなり過ぎましたが、FXトレードで多くのトレーダーに選ばれている通貨ペアの中で初心者におすすめのものを紹介します。

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FXの通貨ペアの基礎知識

FX通貨ペアの基礎知識

FXの通貨ペアとは?

FXでは2国間の法定通貨(日本円や米ドルなど)の売買による価格差を利用して稼ぐ投資方法。

このとき売買する2国のお金のことを通貨ペアと言います。

そのため日本円だけ売買する、米ドルだけ売買するといったものではありません。

かならず「米ドルを100円で買う(=日本円を100円で売る)」「米ドルを100円で売る(=日本円を100円で買う)」といった感じになります。

そんな通貨ペアには基軸通貨と決済通貨と言う種類に分けられます。

USDJPY(米ドル/日本円)なら前の米ドルが基軸通貨、後ろの日本円が決済通貨です。

通貨ペアの種類

世界中にその国が発行している法定通貨がありますが、FXトレードできるのは口座開設した業者で扱っているものだけとなります。

たとえば「中国元」などはトレードできない業者が多いです。

そんな通貨ペアにはメジャー・マイナーの2種類に分けられます。

メジャー通貨

  • 米ドル(USD)
  • ユーロ(EUR)
  • 日本円(JPY)
  • 英国ポンド(GBP)
  • スイスフラン(CHF)
  • 豪ドル(AUD)
  • カナダドル(CAD)

取引量が多いため割と価格変動も安定性が高め。

また取引量が多いことからスプレッドと言う手数料的なコストが安くなる傾向があります。

FXトレードで稼ぐには自分なりの手法確立が必須なので再現性のある動きを見つける上でもメジャー通貨がおすすめです。

マイナー通貨

  • トルコリラ(TRY)
  • 南アフリカランド(ZAR)
  • ブラジルレアル(BRL)
  • メキシコペソ(MXN)
  • 人民元(CNH)
  • 香港ドル(HKD)
  • シンガポールドル(SGD)

取引量が少な目で急な価格変動が起こりやすい傾向があります。

運が良ければドカッと稼げますがそれではただのギャンブルなので非推奨です。

なおFXではスワップという通貨に対する金利が付いていくんですが、マイナー通貨はこのスワップ狙いのトレードも狙えます。

この中では南アフリカランド(ZAR)がおすすめです。

人民元はいまや世界2位の経済大国「中国」の法定通貨なのでメジャーでも良さそうですね。

でも中国当局の動きしだいでガラっと状況が変わってしまう特殊な事情もあり不安定であることも影響するのかマイナーのままです。

FX初心者には取引量が安定していて急激な価格変動が少ないメジャー通貨がおすすめです。

なおメジャー・マイナーのほかにストレートとクロス通貨という分け方もあります。

ストレート通貨

これはは米ドル(USD)と法定通貨のペアのことです。

ドルストレートとも呼ばれます。

・USDJPY
・EURUSD
・CHFUSD
・CADUSD
・AUDUSD
・GBPUSD など

このように米ドルが絡んでいればドルストレートです。

クロス通貨

米ドルが絡んでいないものをクロス通貨といいます。

・GBPJPY
・CHFJPY
・EURGBP
・AUDNZD など

何がクロスなのか?ですが、ストレートとの違いは米ドルが間に入っている(クロスしている)ため。

たとえば、英ポンド円(GBPJPY)なら、英ポンドと日本円を直接売買しているわけではありません。

一旦日本円で米ドルを買い、米ドルで英ポンドを買う流れです。

世界で一番強く中心的な存在の法定通貨「米ドル」が間に入っているわけですね。

なおクロス円と言った言い方をすることも。

この場合は日本円(JPY)が含まれている通貨ペアのことになります。

FX通貨ペアを選ぶ時のポイント

FX通貨ペアの選び方

FXトレード時の選び方は次のポイントに注目して選ぶことをおすすめします↓

  • 取引量が多い通貨ペア
  • スプレッドが狭い(手数料安い)通貨ペア
  • 適度なボラティリティ(変動率)があること

1つ1つ解説していきます。

取引量が多い通貨ペア

上で紹介したメジャー通貨は世界中で取引されています。

それぞれの国の経済規模が大きく貿易も活発で動くお金の量が違ってきます。

とくに取引量が多いのは米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、日本円(JPY)の順です。

米ドルは地球経済の中心的存在なので取引量トップ。

ユーロもヨーロッパの多くの国で使われている米ドルに次いで取引量が多いです。

そしてわれらが日本円が続いています。

初心者の方はまずこれらが含まれている通貨ペアを中心にトレードしていくことをおすすめします。

スプレッドが狭い(手数料安い)通貨ペア

通貨ペアによってスプレッド(売りと買いの価格差=FX業者への手数料)が発生します。

スプレッドは上で紹介した取引量が多いほど狭くなる(手数料が安くなる)傾向があるため、選ぶときの1つの選考基準として見ておきたい部分です。

なおスプレッドはFX業者によっても結構違ってきます。

私が普段使っているXMトレーディングはややスプレッド広めの海外FX業者です。

信頼性や使いやすさなどそれ以外の部分で魅力が強いため使っていますが、スプレッドだけにこだわるなら別のFX業者がいいですね。

なお取引量が多いメジャー通貨のスプレッドは1~2pips程度が多いです。

pipsはFXトレードの単位ですが詳細はこちらの記事で解説しているのでご一読ください。

適度なボラティリティ(変動率)があること

上で紹介した取引量が少な目のマイナー通貨は値動きが鈍め。

数日~数か月など長い期間でFXトレードするなら問題ありませんが、超短期売買のスキャルピング、短期売買のデイトレードメインの場合は値動きがなければ稼げません。

また注文してから相場が逆行、しばらく待てばまた戻るだろうと考えポジションをキープした状態でいるとき、じりじりと待たされることになるでしょう。

かなり精神的にストレスがたまりますし、戻らなかったら目も当てられません。

スワップポイントで稼ぐ毎を目的にボラリティ少なめのマイナー通貨をあえて選ぶ、などでないならメジャー通貨を選んでおくことをおすすめします。

 

ここまでで初心者向けの通貨ペアがある程度選べると思います。

次は具体的な通貨ペアとその特徴も紹介していきます。

FX初心者ならこの通貨ペア!おすすめは?

FX初心者向け通貨ペア

FX初心者におすすめの通貨ペアは次のとおりです↓

  • ドル円(USDJPY)
  • ユーロ円(EURJPY)
  • 豪ドル円(AUDJPY)
  • ユーロドル(EURUSD)

日本人ならイチ推しの「ドル円」

もっとも日本人に身近な選択肢は何と言っても「ドル円」です。

これは日本の通貨である日本円とアメリカドルの交換レートで取引するもので、円高に向かうか円安に向かうかを予想するというシンプルな仕組みです。

なぜこの通貨ペアが身近であるかはいうまでもありませんが、日本の経済に非常に密接にかかわっている身近な経済指標でもあるからですね。

経済のニュースでは触れられない日はないほど重要なもので、「円高」「円安」のフレーズはどこかできいているはず。

非常に多くの取引量があることから安定性が高い点は大きな魅力です。

情報と取引量の多さから、比較的安全に運用できる通貨ペアと言えます。

FX自動売買ツールでもドル円の通貨ペアを扱うものは放置しやすいのでおすすめです。

日本人向けで取引量も多い「ユーロ円」

次に注目されるのがユーロ円の通貨ペアです。

EUの通貨であるユーロも貿易の決済で利用されることが多いもので高い流動性を持っています。

日本人にとっての重要性はアメリカドルには劣るものの、非常に注目を集める通貨でもあります。

特徴としてはアメリカドルに比べて値動きが若干大きいという点ですね。

大きな値動きをする可能性があるため、ドル円より大きく儲けるチャンスもありますが損失のリスクも大きくなります。

この意味ではやや上級者向けの通貨といえます。

スワップも狙える「豪ドル円」

これ以外にもFXではさまざまな国の通貨ペアでトレード可能で、以前は豪ドル円も人気がありました。

豪ドル円は保有していることにより金利差による収入であるスワップポイントが得られるからです。

スワップポイントは保有している限り毎日積み上げられていく利益なので、ここに魅力に感じて豪ドル円を保有している人も大勢いました。

このようにどんな運用をしたいと考えているのか?によっても選択肢に違いが生まれるものですね。

取引量が多い「ユーロドル」

一方で日本円を使わない通貨ペアもあります。

その中で最も有名なのはユーロドルという通貨ペアですね。

これはアメリカドルとEUのユーロ間の取引で、日本円を仲介する場合とは違った動き方をしています。

ただし、この通貨ペアは海外のさまざまな出来事によって大きく変動するため、ハイリスクハイリターンな組み合わせであるといえます。

そのため積極的に利益を狙っていくこともできますが、大きな損失を被るリスクも高くなります。

ユーロドルを扱うFX自動売買ツールも利用していますが、一度溶けてから積極的に利用しなくなりました(汗)

アメリカ大統領がツイートする、など何かトレーダーが反応する大きな出来事が起こって一方向に動き出すと、大きな戻りなく突き進むこともあります。

ハマればリターンも大きいんですが、平穏にトレードするならおすすめしません。

このような外国通貨同士のペアは情報の影響力の観点からも少し慣れてから取り扱うくらいがおすすめです。

FX初心者が選びたい通貨ペア

FX初心者のおすすめ通貨ペア

FXには選択肢が沢山あり、多く選択が出来るサービスを提供している会社ではかなりの通貨ペアが用意されていることもあります。

レアな通貨での取引が出来る場合もありますが、一般的には主要国通貨のほうが変動が多いことに加えて安定性が高く安心して利用出来るというメリットも。

いろいろと試したくなる気持ちもわかるのですが、まずは最も身近に感じられるドル円でチャレンジしてみるのが良いですね。

相場に慣れ、より大きな稼ぎを求めるならユーロドルなどに挑戦していくのも良いでしょう。

まずは主要国の通貨ペアからはじめよう!

すべての通貨に共通して言えるのは、主要国通貨の方が安定性が高いということです。

取引量が多く需要と供給のバランスが特別なことがない限りはゆっくりと進みます。

このような安定性と流動性の高さは非常に大きなメリットであり、手数料にあたる「スプレッド」も小さく設定されているのが便利さをより高めていると言えます。

極端なことを言ってしまえば、慣れるまではドル円一本でもまったく問題ありません。

このほかのペアは基本的にドル円よりも手数料が高くなっていると考えるのが妥当ですし、特別な目的がなければそれほどメリットもないでしょう。

もしもトレードに慣れてきて若干の刺激が欲しいと考えるようになったなら、イギリスの通貨「ポンド」のペアである「ポンド円」を運用してみるのもおすすめです。

この通貨は先進国のものではありますが、さまざまな問題の影響を受けて乱高下する特徴があります。

この大きな値動きに魅力を感じる場合にはおすすめです。

が、動きが激しいので当然ながら上級者向けです。

慣れてくると安全性と危険性についても理解が進んでいくので、上手に運用できるように自分なりの工夫してチャレンジしていってください。

繰り返しになりますが初心者が取り組むべきは最も基本的なドル円です。

この取引で仕組みをしっかりと掴むのが最初の一歩になるでしょう。

稼ぎやすいFXの通貨ペアは?

ボラリティ(値動き)が激しい通貨ペアが最適です。

なかでもイギリスポンド(GBP)を含んだ通貨ペアは別名殺人通貨とも呼ばれるボラリティがあります。

これまで数多くのFXトレーダーたちの資金を喪失させ、中には追証によっては破産させてきた通貨ペアです。

破産した人の一部は人生をあきらめてしまう残念な選択を選んでしまうこともありそんな物騒な呼び名になっています。

とはいえトレードの勝率が5割を超えているなら稼げることには違いありません。

いくらボラリティが高いと言っても軍資金を多めにして小さなロットでトレードしていればリスクを抑えられます。

FXでは資金に見合った注文ロット数でトレードしていくことが何より大事です。

初心者の方ほど稼ぎたい気持ちが強すぎて高ロットでエントリーしがちなので自分の感情をコントロールする術を身につけることが最初のハードルですね。

初心者向けの基本知識

稼ぐためには通貨ペア選びも大事ですが、基本的なFX用語の知識や取引ツール選びも重要です。

FX用語はその都度ネット検索して調べればいいだけなのでここでは詳しく触れません。

ですが、取引ツールはトレード環境に大きな営業を与えるもの。

自分のトレード方法と相性のいいもの、快適に使えるものを選びましょう。

といってもほとんどはメタトレーダーという無料提供されている取引ツールを使う人がほとんどでしょう。

メタトレーダーにはMT4とMT5の2バージョンあり、MT5の方が新しく処理速度も速いです。

ですのでFX初心者の方はMT5をおすすめします。

ただしEA(FX自動売買ツール)を使う人はMT4向けのものが多いのでそちらを選ぶしかありません。

というわけで、自分で注文する裁量トレードをするならMT5、ツールを使うならMT4がおすすめです。

なお当サイトではほかに基本知識に関する記事を多数紹介しています。

XMトレーディングに偏ってますが基本的な部分は共通なのでぜひご一読ください。

まとめ

FX初心者におすすめの通貨ペアについてまとめました。

なにはともあれ「ドル円」からはじめましょう。

そして最初から実際にお金を使ってトレードすることをおすすめします。
(少額スタートで)

ですが、自分のお金をいきなり使うのは怖い・ただ体験してみたいだけならデモトレードで始めてみましょう。