海外のFX業者であるXMトレーディングは国内業者より規制は緩めではあります。
最大レバレッジが高い、マイナンバー登録が任意であるなどですね。
ですが、やってはいけない禁止事項はあります。
そこでXMの禁止事項をまとめました。
FX初心者だと知らずにやってしまうパターンもあり得るためしっかり確認しておくことをおすすめします。
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XMで取引するときの禁止事項
- XM内の別口座での両建て
- 他のFX業者との両建て
- 知り合いとタッグを組んで両建て
- アービトラージ(裁定取引)
- 窓開け時の取引
- 重要指標発表を利用した高いレバレッジでの取引
- ボーナスの不正取得
- XMPの不正取得
- AIを利用した取引
- 他人が運用する行為
- 運営側のエラーを利用した取引
- 自己アフィリエイト
FX初心者の方はおそらくXMの利用規約なんて読んでないはず。
(もちろん私も最初は読みませんでした汗)
この中のほとんどは思いつかないと思いますが、ボーナスの不正取得は結構やりがちなので気を付けましょう。
知らない用語もあると思うので、1つ1つ解説しながら紹介していきます。
【禁止事項1】XM内の別口座での両建て
XMでは2つ以上の違う口座をつかった両建てはNGと禁止事項に書かれています。
XMでは1アカウントで最大8つまで口座を作れます。
そして、XMには「ゼロカット」というありがたい仕組みが提供されています。
ゼロカットとは、トレードに失敗して残高がマイナスになってもゼロにしてくれる仕組みで、借金を負わなくてもよくなります。
となると頭のいい悪い人が悪用するんです(汗)
たとえば値動きが激しいタイミングを利用して、1つの口座で買いポジションを高いロットで持ち、別の口座で売りポジションを同じロットで持ちます。
するとどちらかは資金がなくなりゼロカットが適用されて損失はそこで抑えられます。
でももう片方は利益が増えていくため、適度なところで利益確定すればプラスになるわけですね。
私の知人も昔これをやっていたようですがいまはFXから離れています。
みんながやるためどのFX業者も禁止事項にしてしまったんですね。
悪いことをすればこのようにどんどん制限が厳しくなっていきます。
【禁止事項2】他のFX業者との両建て
XM内の口座間でする両建てと同じですが、片方は別業者でトレードするパターンも禁止事項に含まれています。
これをやってもXM側に判別する術はないように感じますが、ゼロカットを利用した極端なトレードが何度もあれば当然疑われます。
そんなトレードは普通ではありませんからね。
そして取引ツールの売買状況はFX業界内部では確認できるという話もあります。
となると明らかに同じようなタイミングで両建て注文している取引を探すことで怪しい人がわかるわけですね。
両建ては資金が溶けそうなときに一か八かで残高に見合わない高ロットエントリーによって起死回生を狙うことはありえますが、年に何回もあるものではないでしょう。
また、そもそもそんなトレードをしているとFXでは稼げないのでおすすめしません。
【禁止事項3】知り合いとタッグを組んで両建て
これも上の禁止事項と同じですね。
XM側にはわかりませんが、極端なトレードを繰り返せば厳しい対処をされても仕方ないでしょう。
またMT4やMT5でトレードしていると、不正取引がわかるという話も聞いたことがあります。
詳しくはわかりませんが、FX業者側だけが知っている特殊な機能がありそうですね。
というわけでゼロカットを悪用しないことが大事です。
【禁止事項4】アービトラージ(裁定取引)
アービトラージにはいくつかの意味がありますが、この場合は業者間の価格差を利用した取引のことです。
たとえばXMで通貨ペア米ドル円「USDJPY」の現在価格が100円だとしても、これが世界共通ではありません。
ほかのFX業者では100.1円だったりします。
要はこの価格差を利用して稼ぐわけですね。
100.1円で買ってすぐ100円で売れば0.1円の利益になります。
小さな差ですが、大きな金額で取引すれば利益を確保できるわけです。
業者間でどうやって売り買いするのか?はわかりませんが、昔からある手法ですね。
これも禁止事項にNGとハッキリ記載されています。
ツールを開発してトレードする仕組みになることもあり、一般人にはとてもできないためあまり関係ないとかじるかもしれません。
でもアービトラージをネタにしているネットワークビジネスも見かけます。
「絶対稼げる」などと知り合いが勧誘してきたら断ってくださいね。
日本では金融庁への登録なしに対面で勧誘する行為は違法ですし、ビジネスもたいていうまくいきません。
【禁止事項5】窓開け時の取引
週明けの月曜AM6時頃や、連休明けなどの為替相場は、チャート上でこんな感じになっていることがあります↓
ロウソク足が極端に離れてしまっていますね。
こういう状況を狙って繰り返し取引することはNGと禁止事項にあります。
また窓開けを狙いゼロカットを悪用して休みに入る直前に両建てエントリーし相場の急変動で稼ぐのも禁止事項の1つです。
またこのような状況では矢印のように急落分の差を埋め元の水準に戻ろうとすることが多いため稼ぎやすくなっています。
もちろん数回程度で金額も大きくないなら見逃されますが、狙い定めて頻繁にやっていると禁止事項の抵触するので絶対にやめましょう。
【禁止事項6】重要指標発表を利用した高いレバレッジでの取引
これも普通に取引している分には何も言われません。
大きな金額で繰り返し取引しゼロカットを悪用すると禁止事項に触れます。
頻繁にやりすぎもおすすめできませんが、ゼロカットされない水準なら問題ないでしょう。
【禁止事項7】ボーナスの不正取得
XMでは入金前にもらえる取引ボーナスや、初回入金時の最大500ドルまでの100%還元ボーナスがあります。
たとえば資金が1000ドル(約10万円)あるなら、自分名義で1つ、他人名義でもう1つ開設すればボーナスを倍もらえるわけです。
ですが、このような事例はよくあるらしく厳しくチェックされています。
とくにIPアドレス(ネット接続している端末特有の識別番号)でバレた事例もあります。
とはいえ家族名義の口座開設は問題なかったりします。
私は同じパソコンで家族名義のXM口座を開設していますが何も言われていません。
ただし開設時期は全然違います。
禁止事項に触れるのは、この場合似たようなタイミングで開設したときでしょうね。
また同じ端末で家族以外の名義で開設するとおかしいのでは?となるでしょう。
【禁止事項8】XMPの不正取得
XMではロイヤリティポイントという独自のポイント還元制度が導入されています。
ポイントはボーナスや現金に交換できるもの。
こちらもボーナスの不正取得と同じです。
また他人名義を使って不正取得することも禁止されています。
【禁止事項9】AIなど外部システムを利用した取引
FX自動売買ツール(EA)の利用はOKでもAIなど外部システムを利用するのはNGです。
ツールに詳しくない人間からみると具体的にどう違うのかすらわかりません(汗)
またどうやったらEAではないとバレるのか見当もつきませんが、禁止事項にある以上NGです。
そもそもやれる人はほとんどいないと思いますが、万が一できる人なら絶対にやらないようにしてくださいね。
【禁止事項10】他人が運用する行為
自分の口座で他人に取引させること、またその逆の行為は禁止です。
家族の分なんかを自分の端末でアカウント登録&口座開設してあげたりする人もいると思いますが、取引の代行・運用はNGってことですね。
これを認めてしまうとNG行為になっている違う口座での両建てもしやすくなりますし、悪用する人もでてきます。
友達など知人に運用を頼まないこと、逆に依頼されても断りましょう。
【禁止事項11】運営側のエラーを利用した取引
XM側のシステムエラーを悪用する行為は禁止されています。
サーバーエラーやレートのエラーなどが発生することがあるようです。
私はそういった局面に出会ったことがないためくわしくはわかりませんが、次のような事例は考えられます。
仮にその時点で1ドル100円のUSDJPYの為替レートがエラーによって101円表記になっていたら、売り(ショート)でポジションを持てば元の戻ったときにあっさり稼げてしまいます。
もちろんたまたまの可能性も高いので厳しすぎる罰はないと思いますが、この場合の獲得利益分は没収されるでしょう。
【禁止事項12】自己アフィリエイト
トレードに関する禁止事項ではありませんが、XMトレーディングにはIB/パートナー制度というものがあります。
これは俗に言うアフィリエイトのこと。
通常のトレード用アカウント登録ではないXMパートナーに登録すればあなた専用の紹介URLが発行されます。
そしてもしあなたの紹介リンクから登録者がでて取引してくれれば注文量に応じて報酬が支払われるわけです。
ブログやSNSなどをやっている人は登録しておくとトレード以外の収入も得られるかもしれませんね。
で、自分の紹介リンクから自分で登録してトレード口座を開設しても報酬は支払われません。
私も使い始めた初期に登録したことがあるんですが、たしか「ダメですよー」ってメールが来た記憶があります(汗)
パートナー登録すると担当者が1人つくのでその人から連絡が来るはず。
なお禁止行為ではあるんでうすがそこまで厳しい対応はされません。
でもどちらにしても認められないのでやる意味もありません。
健全に利用していきましょう。
パートナー制度の詳しい内容はこちらの記事を参考にしてください↓
XMの禁止事項に違反するとどうなる?
主にこんな対応をされます↓
・稼いだ利益の没収
・ボーナスの没収
・出金拒否
・アカウント凍結
稼いだ利益の没収
禁止事項に違反すると最初に入金した金額以外の稼ぎ分を没収されます。
10万円入金して200万円になっていたなら、差額の190万円はなくなるわけですね。
出金申請時に過去のトレード状況などをチェックされるので、トレードしているうちは「問題ないんだろうな」と勘違いしたまま続けることになるでしょう。
時間がもったいないので最初から禁止事項はしっかりチェックしておきたいですね。
ボーナスの没収
稼いだ現金のほか、ボーナス(クレジット)も没収されます。
こちらはトレードに使える証拠金分が減るだけなのでダメージは少なめですが、どちらにしても利益分がなくなってしまうので厳しい対応です。
出金拒否
出金申請し、過去のトレード状況を審査されてNGなら拒否されます。
その後没収されるわけですね。
アカウント凍結
上で紹介した対応をされたあと、悪質なら最終的にアカウント凍結されてしまいます。
XMでは90日間何もせず放置すると休眠扱いになります。
そして毎月維持手数料が差し引かれていきアカウント内のすべての口座残高が0円になってから90日経過すると凍結処理されます。
でも禁止事項を犯してしまうと猶予期間なく凍結です。
一度凍結されると復帰は不可能です。
放置による残高0円になったあとの凍結対応なら再びXMアカウント登録することで復帰できますが、違反後の凍結は難しいでしょう。
アカウント凍結されたとき入金したお金はどうなる?
自分で入金した金額分だけは出金可能です。
といっても凍結されるとXM会員ページにログインできなくなってしまいます。
XMサポートに直接該当金額の出金を依頼することになるでしょう。
日本国内で禁止されている行為
- 直接XMが対面で勧誘する行為
日本のFX業者など金融業者向けの法律「金融商品取引法」では、日本のライセンスを取得していない業者を対面で紹介・勧誘するのはNGになる可能性があります。
利用規約内の禁止事項ではありませんが、おそらくみなさんは日本で利用しているはず。
XMは外国のライセンスしか取得していないため勧誘行為はやめましょう。
なおトレードすること自体に違法性はありません。
XMの禁止事項に含まれないもの
- スキャルピング
- FX自動売買ツール(EA)
- 経済指標発表時のトレード
- 同一口座での両建てトレード
スキャルピング
スキャルピングとは超短時間に何度もトレードを繰り返す手法のこと。
これをやられるとFX業者のサーバーに負担がかかるため、ほかのトレーダーにまで迷惑が掛かります。
また日本国内の多くのFX業者のようにDD方式(為替市場ではなく自社内で決済)を採用しているところは損失を被る可能性があるんです。
となると禁止事項に含まれていそうな気もしますが、XMではスキャルピング専用の環境も用意されています。
またNDD方式(為替市場で取引)なのでXM側の処理負担も少なくそこまで大きな影響はありません。
よってスキャルピングは問題なくOKとなっています。
XMでスキャルピングするメリット
・ボーナスがもらえる
・高いレバレッジで運用できる
アカウント登録だけで3000円分、また初回入金時は100%分のボーナスももらえます。
仮に5万円入金したなら現金5万+初回入金ボーナス5万+3000円=103000円で始められるわけですね。
またXMでは最大1000倍のレバレッジで運用できます。
スキャルピングは超短期売買でやる取引方法だけに、ハイレバレッジ設定&高ロットでトレードすることで稼ぎやすくなります。
XMならその環境が整っていると言えるでしょう。
スキャルピングするならXM Zero口座がおすすめ
トレード回数が多いほどスプレッド(手数料)もバカになりません。
そんなときおすすめなのが手数料が安い「XM Zero口座」。
スキャルピング向けの口座を用意しているくらいなので、XMなら安心してトレードできますね。
FX自動売買ツール(EA)
FX自動売買ツールは無料から高額なものまで多種多様に存在しています。
自動売買とあるようにソフトウェア上で勝手にトレードしてくれるもの。
これを最初から禁止事項に記載しているFX業者は個人的に見たことがありません。
ですが、一部の海外業者を使っているとき「ツールの負荷が高いので対処しないと口座凍結しますよ?」とメールが届いたことはあります。
禁止事項にあるないではなく、サーバーへの負担が問題のようです。
あまり機能が充実しすぎているツールは負荷がかかりやすいのかな?という印象ですね。
とりあえずXMにおいては禁止事項ではありませんし、そういった事例を見かけないので安心して使えています。
ミラートレード(コピートレード)
ほかのトレーダーの売買をそのままあなたの口座でも実行してくれる自動売買サービスです。
勝てるトレーダーがいるなら有効な手法ですね。
XMのパソコン版取引ツールをインストールすればトレーダー情報をチェックできるので選んでセットするだけ。
時間がないサラリーマン投資家などは1つの方法としてありです。
経済指標発表時のトレード
急変動が期待できる経済指標発表を利用してトレードしているFXトレーダーは多いのですが、一部のFX業者はこれを禁止事項に書いています。
ですがXMトレーディングはとくに問題ありません。
禁止事項にあるのはあきらかにそのタイミングだけを狙って繰り返しトレードする行為です。
ここ最近の重要指標発表はたとえ良い結果であっても逆方向へ動くこともあるため、個人的にFX初心者にはあまりおすすめしません。
とはいえ予想とはかけ離れた結果になると素直にそちら方向へ動くことが多いため、一応トレードチャンスとして頭に入れておくことをおすすめします。
同一口座での両建てトレード
禁止事項一覧の欄で両建てはNGとありました。
ですが同一口座内での両建ては問題なく可能です。
あくまでもXMのゼロカット制度を悪用する両建てトレード方法がNGとなるため、それができない同じ口座内ならOKというわけです。
同じ通貨ペアで売り買い両方のポジションを持ったところで意味がないと思うかもしれませんが、トレード失敗して大きな含み損を抱え込んでしまった時にロスカットをさせないために使うことはできます。
為替相場はずっと上がりっぱなし、下がりっぱなしになることはありません。
いつかはもどってきます。
それが何カ月先、何年先になるかはわかりませんが…。
とはいえ、戻る可能性があると考えられるなら両建てして値が戻るのを待つのも1つの方法です。
まとめ
XMトレーディングでFXトレードする前に知っておきたい禁止事項を紹介しました。
ほとんどの禁止事項は縁のないものだと思いますが、やろうと思えば簡単にできるものも多いです。
人間は負けたとき、大きく損したときに気が緩んだり気が大きくなって、こういった稼ぎやすい不正行為に手を出してしまわないとも限りません。
でもXMならゼロカットにより入金した分以外を失うことはありませんからね。
勉強代だったと思うことにして、次につなげて欲しいと思います。