XMのロット数を徹底解説!1ロットあたりの必要証拠金や最大数、計算方法まとめ

XMのロット計算 アイキャッチ画像

XMでは3種類のFX口座を開設でき、それぞれで最小・最大ロット数も微妙に違っています。

そこでFXトレード時の注文単位であるロット(Lot)とはどんなものなのか?

またXM口座タイプ別の最大ロット数や計算方法についてまとめました。

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【タイプ別】XM口座の最小/最大ロット数

口座種類最小最大
(最大ポジション数)
マイクロ0.01 lot
(MT5は0.1)
100 lot
(200ポジション)
スタンダード0.01 lot50 lot
(200ポジション)
極(KIWAMI)0.01 lot50 lot
(200ポジション)
XMTrading Zero0.01 lot50 lot
(200ポジション)

ロットに関する基本情報

FXトレードにおけるロットとはどんなものか、またロット計算で必要な以下の用語の意味について最初に解説しておきます。

・XMの口座種類
・pips(ピプス)
・最小ロット
・最大ロット
・最大ポジション数
・必要証拠金

XMの口座種類

XMの口座種類は次の4種類↓

  • マイクロ
  • スタンダード(デモ対応)
  • 極(KIWAMI)
  • XMTradingゼロ(デモ対応)

マイクロ・極以外はデモ版でのお試しトレードも可能です。

ここではそれぞれの種類別ロット数について詳しく見ていきます。

pips(ピプス)とは

FXの取引単位のことで、percentage in pointの略称でピップ、ピップス、ピプスなどと呼びます。

pipsは為替の値動きの単位です。

FXには数十種類もの通貨ペアがあり、ドルやユーロ、円、ポンドなどそれぞれの通貨を基準にしているとわかりにくくなります。

そこで共通単位としてpipsが用いられているわけです。

USDJPY(ドル円)の場合なら、0.01円の値動き=1pipsとなります。

1円の値動きなら100pipsです。

最小ロットとは?

XMマイクロ口座は取引ツールごとに少し異なりますが(MT5だけ0.1 Lot~)、どのタイプも最小単位は0.01 Lotから注文できます。

ただしFX業者の口座種類によって通貨単位と言うものが決まっています。

XMのマイクロ口座は1ロット=1000通貨単位なので1000倍の取引量です。

通貨ペアの「USDJPY(ドル円)」で考えたとき、前にある通貨の単位が適用されるため1通貨単位=1ドル、1000通貨単位=1000ドルとなります。

というわけで1ドルの注文が1000ドル分として扱われることになります。

USDJPYで0.01 Lot注文し、為替が1円分動いたときの利益は10ドルです。

XMのスタンダード・極(KIWAMI)・ゼロ口座はこれが1ロット=10万通貨単位なので、1ドルが10万ドルの規模になるわけですね。

この場合USDJPYにて0.01 Lotの注文で1円動いたときの稼ぎは1000ドル(10万円以上)です。

当然ながら金額が大きいければ大きいほどわずかな為替変動で稼げることになります。

ちなみに0.01より小さいロット数は指定できないわけですが、1000通貨単位のマイクロ口座を使えばスタンダード/極/ゼロ口座の100分の1なので実質的に0.01未満の小さなロット単位で取引できると言えるでしょう。

最大ロットとは?

1つの売りor買い注文(ポジション)に対する注文可能な上限となります。

XMでは口座種類ごとに最大ロット数が決まっていて、マイクロなら100 Lot、スタンダード/極/ゼロは50 Lotが上限に決まっています。

他の海外FX業者はもっと上限が低いところも多いです。

かなり大きな金額でトレードできるのはXMならではのメリットと言えるでしょう。

最大ポジション数とは?

XM口座の種類ごとに同時に保有できる売りor買いの注文数(ポジション数)の上限が決まっています。

XMではどのタイプも最大200ポジションまでです。

たとえばスタンダード/極/ゼロなら1つの注文で50ロットが上限です。

が、2つ注文すれば実質100 Lot分、マックスの200個注文すれば10000 Lot分となります。

実質的に上限ロット数以上を注文できるわけですね。

必要証拠金とは?

1つのポジションを注文するために必要な資金のことです。

レバレッジという仕組みしだいで変わってきます。

たとえばスタンダード口座でUSDJPYを1ロット=10万通貨単位(10万ドル)で注文したとします。

USDJPYが1ドル=120円だったなら、わずか12000円分の証拠金があれば10万ドルもの取引ができてしまいます。

具体的な金額は次の項目でレバレッジ倍率ごとに一覧表で掲載しているので参考にしてください。

もちろんギリギリでは全く余裕がないためすぐ負けてしまうことになります。

実際は数十~数百倍の資金を用意しておくことになるでしょう。

XM口座の種類別ロット上限最大保有数

XMマイクロ口座の最大ロット数と上限保有数

XMマイクロ口座のロット数上限

XMマイクロ口座で保有可能な最大ロット数

最大2万 Lot分まで保有可能です。

1回あたり最大100 Lotまでポジションを注文できます。

またお客様一人当たりの最大保有ポジション数200。

となると100 Lot×200ポジション=20000 Lotが本当に最大で持てるロット数(上限)ですね。

これはXMの中で一番多いロット数となります。

となるとマイクロ口座が一番たくさん注文できる分稼ぎ易そうに感じるかもしれませんね。

でもマイクロという名前がついているように、取引する単位(規模)が小さくなっています。

ほか2つのタイプが1ロット=10万通貨という単位なのに対し、マイクロ口座は1000通貨単位。

100分の1の単位で注文することになるため、最大ロット数が大きくてもあまり意味はありません。

当サイトではスキャルピング以外はFX初心者からベテランまでスタンダードをおすすめしています。

【レバレッジ別】XMマイクロ口座でUSDJPYで1ロット注文時の必要証拠金

レバレッジ必要証拠金
(1ドル=120円)
1倍12万円
5倍24000円
10倍12000円
25倍4800円
50倍2400円
100倍1200円
200倍600円
500倍240円
888倍約135円
1000倍120円

マイクロと言う名前どおり取引金額は小さ目ですが、1ドル=120円のUSDJPYを例にすると1000ドル分の注文をするときの必要証拠金はわずか120円。

レバレッジ1000倍でトレードすれば小学生のお小遣いでも日本円で10万円以上の金額で取引できます。

日本国内のFX業者では最大レバレッジは25倍までなので、1ロットトレードするためには4800円の必要証拠金を用意しなければいけません。

XMの高いレバレッジ設定がどれだけ有利ががわかります。

XMマイクロ口座の特徴まとめ

・動かせる金額が小さいのでリスクが低い
・取引金額が小さいので稼ぎにくい
・最大レバレッジは1000倍まで
・1ロット=1000通貨単位

XMスタンダード口座で保有可能な最大ロット数

最大1万Lotまで保有可能です。

1回の注文で最大50 Lotまで、さらに200ポジションまで保有できるためトータル10000 Lotですね。

マイクロ版の半分ですが、スタンダード口座は通貨単位が10万倍に設定されているため、取引できる規模・金額が大きく異なります。

10万通貨単位ってどれくらいの大きさ?

スタンダード/XMゼロ口座は1ロットあたり10万通貨単位で注文します。

ここで1ドル100円の場合で計算してみましょう。

1ドルを100円で買い、101円に動いたときに売れば1円の利益です。
(手数料などは計算しないものとする)

これが10万通貨単位なら、10万ドルを買い、1円動いたときに10万1000ドルで売ることになります。

単純に1円の動きで1000ドル=10万円の利益になるわけですね。

これがマイクロ版だと1000通貨単位なので100分の1の利益=1000円にしかなりません。

稼ぎやすさが大きく違うことがわかるかと思います。

【レバレッジ別】XMスタンダード口座でUSDJPYを1ロット注文時の必要証拠金

レバレッジ必要証拠金
(1ドル=120円)
1倍1200万円
5倍240万円
10倍120万円
50倍24万円
100倍12万円
200倍6万円
500倍24000円
888倍約13500円
1000倍12000円

上で紹介したマイクロ口座の100倍の規模(1ロット=10万通貨単位)になるため、単純に100倍の証拠金が必要となります。

1ドル=120円のUSDJPYで1ロット(10万ドル=1000万円以上)注文するためには12000円あればOKです。

もちろん残高にゆとりを持たせることは必要ですが、1000万円以上もの注文をわずか1万円少々で出来てしまうのは海外FXのXMならではと言えます。

XMスタンダード口座の特徴まとめ

・XMで最も利用されている
・少ない資金で一番稼ぎやすい
・最大レバレッジは1000倍まで
・1ロット=10万通貨単位

XM極(KIWAMI)口座で保有可能な最大ロット数

1lotあたりは50lotまで、また極(KIWAMI)口座単体ではありませんがXMの1アカウントの合計で最大1万Lotまで保有できます。

極(KIWAMI)口座では通貨ペア間の金利差であるスワップがフリー(ゼロ)になっているのが最大の特徴。

スプレッドもスタンダードやマイクロ口座より狭い設定です。

そういったメリットがある反面、ボーナスが適用されない、EAやミラートレード非対応といったデメリットも。

FX初心者ならスタンダード版をおすすめします。

【レバレッジ別】XM極(KIWAMI)口座でUSDJPYで1ロット注文時の必要証拠金

レバレッジ必要証拠金
(1ドル=120円)
1倍1200万円
5倍240万円
10倍120万円
50倍24万円
100倍12万円
200倍60000円
500倍24000円
888倍非対応
1000倍非対応

極(KIWAMI)口座はスタンダードと同じ通貨単位です。

そのため1ロット注文時の必要証拠金も同一。

差はありません。

XM極(KIWAMI)口座の特徴まとめ

・スワップフリー
・1つの注文ごとのスプレッド(手数料)は少し安い
・1ロット=10万通貨単位
・ボーナスが付かない
・EAとミラートレード非対応

注文したポジションを長く保有するタイプのトレードと相性がいいです。

詳細はこちらの記事で紹介しています。

XMゼロ口座で保有可能な最大ロット数

最大1万Lotまで保有可能です。

スタンダード版と同じです。

通貨単位も同じためFX初心者の方だとわかりにくと思います。

2つの違いは最大レバレッジと手数料(スプレッド)ですね。

XMゼロ口座はスキャルピングという1日に頻繁にトレードを繰り返す人向けに用意されているタイプ。

そのため手数料がコストに跳ね返ってくるトレード手法のため不利なんですよね。

そこでゼロ口座はXMがトレーダーからもらっている手数料(スプレッド)を安くするかわりに、初心者向けのサービスを排除しています。

入金ボーナスがなかったり、最大レバレッジが低いなど中級者以上のトレーダーならなくても問題ないものが備わっていません。

ですのでFX初心者であればスタンダード版をおすすめします。

【レバレッジ別】XMゼロ口座でUSDJPYで1ロット注文時の必要証拠金

レバレッジ必要証拠金
(1ドル=120円)
1倍1200万円
5倍240万円
10倍120万円
50倍24万円
100倍12万円
200倍60000円
500倍24000円
888倍非対応
1000倍非対応

ゼロ口座はスタンダードと同じ通貨単位なので注文に必要な証拠金額も一緒です。

ただし設定可能な最大レバレッジは500倍までで半分しかありません。

スタンダードで1000倍設定にてトレードしているときに比べると必要証拠金も倍になります。

それでも日本のFX業者のマックス25倍に比べれば十分すぎると言えるでしょう。

XMゼロ口座の特徴まとめ

・注文の処理が早い
・取引金額で手数料がかかる
・1つの注文ごとの手数料は安い
・最大レバレッジは500倍まで
・1ロット=10万通貨単位

スキャルピングという超短期間でのトレードに特化したスペックを備えています。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

FX取引におけるロット数の計算方法

XMのロット数計算方法

XMでは最小0.01~最大100 Lotの単位で注文可能です。

で、0.01 Lotで100pips獲得したときと、1ロットで1pips獲得した場合は同じ利益です。

ですが、通貨ペアによって価値が変わってくるため一定ではありません。

計算方法は購入する通貨ペアによって変わってきます。

たとえばいま持ってる口座の通貨が円なら円換算しなければいけません。

XMではほかにドルとユーロも指定できるため、それぞれに応じたレート換算になります。

またイギリスポンド/スイスフランといった通貨ペアでトレードした場合、フラン単位でロット計算しその後口座の通貨に換算するためさらにややこしくなります。

自分で計算するのは大変なので、公式提供のロット計算ツールを使いましょう。

XMのロット(証拠金)計算ツールを使おう

XMでは公式ページでロットごとに必要となる証拠金計算ツールを提供しています↓

XM計算ツール

上の画像では

  • スタンダード口座(10万通貨)
  • 口座の通貨はJPY(円)
  • 通貨ペアはUSDJPY(米ドル/円)
  • レバレッジ1000倍設定

の条件下で1ロットを1ドル110.78350円のときの必要な証拠金を計算しています。

この場合に必要証拠金は「12475.62円」ですね。

口座の通貨単位に変換してくれるので簡単にわかります。

金額からロット数を計算するには?

XMには金額を入力してロット数を計算するツールはありません。

ですので、上で紹介した証拠金計算ツールをその目的で使う場合、おおよその目安となるロット数を入力してはじき出される金額を1万円に近づけていくしかないですね。

注文ロット数はどうやって決める?

損失許容額に応じて決めるのがおすすめ

あなたがFXトレードのために用意した資金はいくらでしょうか。

たとえば10万円あるとしていくらまでなら失っても精神的ダメージが少ないでしょうか。

このように人によって違ってくる損失許容額を基準にして注文ロット数をコントロールしていくと大きな敗北を失くせるでしょう。

稼いでいるFXトレーダーを見るとトレード資金に対して3~5%くらいに設定している人が多いように感じます。

10万円に大して3000~5000円の損失ですね。

トレード方法によりますが、1ポジション注文するときにこの金額内に収まるようにロット数と獲得pips数を指定します。

【参考例】資金10万、USDJPY1ドル100円、損失許容額5%のときの注文ロット数

損失許容額は5%なので5000円。

あとは損切りポイントをどこに置くか?しだいになります。

たとえばドル円で買い方向の注文をしたとして、そこからマイナス50pips逆行したら損切りする、と決めたとしましょう。

この場合は0.1 Lotで注文することになります。

0.1 Lot×50pips=5000円になるため損失許容額ピッタリですね。

FXはザックリ言えば為替が上がるか下がるのかの2択です。

勝率半分まではいかないとしても確率的にそれに近い勝率は誰でも出せるもの。

損失許容額の範囲内で損切り設定だけは必ず設定しておくルールを徹底して守ればトレードですべての資金を失うことの方が難しくなります。

入金ボーナスも活用できます
XMの入金ボーナスを活用する方法

FX初心者におすすめのロット数は?

口座に入れてある金額しだいですが、初心者は0.01 Lotから始めることをおすすめします。

デモ口座であれば好きなロット数を注文しても問題ありませんが、リアル口座は安全性重視でトレードすることをおすすめします。

せめて1か月・・・は無理でも、1週間はFXチャートの動きを眺めてみてください。

急変動したり動きが停滞しているのはなぜなのか?を常に疑問を持ちながら観察しましょう。

1ロットなど大き目なロット数でのトレードはある程度慣れてからにしないとあっさり資金を溶かしてしまいますからね。

まとめ

XMトレーディングのFX口座で対応する最大ロット数と計算方法を紹介しました。

最大ロット数はXM口座の種類により違いますが、マイクロは最大100 Lot、スタンダード・極(KIWAMI)・ゼロは最大50 Lotです。

そしてポジションを200個持てるため、トータルでは最大10000~20000 Lot分となります。

これだけ余裕があれば資金力がある方でも余裕をもって注文できるでしょう。