AXIORY(アキシオリー)では、取引プラットフォームとしてMT4・MT5・cTraderを提供しています。
なかでもcTraderは、直感的に操作しやすい画面や板情報、複数ポジションの一括決済など、短期売買に役立つ機能を備えているのが特徴です。スキャルピングやデイトレードを中心に取引する人なら、MT4よりcTraderのほうが使いやすいと感じる可能性があります。
一方で、利用できる口座タイプが限られることや、MT4用のEA・インジケーターをそのまま使用できない点には注意が必要です。
この記事では、AXIORYのcTraderの特徴やメリット・デメリット、MT4・MT5との違い、ダウンロードからログイン、注文までの使い方をわかりやすく解説します。
AXIORYのcTraderとは
cTraderとは、Spotware Systems社が開発したFX・CFD取引用のプラットフォームです。
AXIORYでは、MT4やMT5と並ぶ取引プラットフォームとして採用されています。シンプルで見やすい画面と優れた注文機能を備えており、特にスキャルピングやデイトレードとの相性がよいのが特徴です。
AXIORYのcTraderで利用できる主な機能は、以下のとおりです。
- 60種類以上の内蔵インジケーター
- 板情報の表示
- 複数ポジションの一括決済
- ワンクリック注文
- リバース注文
- ダブルアップ注文
- 分割決済
- cTrader Automateによる自動売買
- cTrader IDによる複数口座の一括管理
- お気に入り銘柄や時間足の登録
また、Windows版・Mac版・Web版・iOS版・Android版が用意されているため、パソコンとスマートフォンの両方から取引できます。
MT4ほど利用者や対応EAは多くありませんが、標準機能の充実度や操作性を重視する人には使いやすいプラットフォームです。
AXIORYでcTraderを使うメリット
AXIORYでcTraderを使う主なメリットは、以下のとおりです。
- 画面が見やすく直感的に操作できる
- 板情報を確認できる
- 注文や決済を素早く行える
- 複数ポジションを一括決済できる
- 分割決済に対応している
- 60種類以上のインジケーターを利用できる
- cTrader IDで複数口座を管理できる
- cTrader Automateで自動売買ができる
MT4より標準機能が充実しており、特にスキャルピングやデイトレードをする人に使いやすい取引プラットフォームです。
画面が見やすく直感的に操作できる
cTraderは、初めて利用する人でも操作しやすいシンプルな画面設計が特徴です。
銘柄の選択、チャート分析、注文、保有ポジションの確認といった取引に必要な操作を、ひとつの画面で行えます。注文ボタンや取引数量の入力欄もわかりやすく配置されているため、操作に慣れるまで時間がかかりにくいでしょう。
チャートは、1画面だけでなく複数表示にも対応しています。ドル円とユーロドルなど、複数銘柄の値動きを比較しながら取引することも可能です。
また、よく使う銘柄や時間足をお気に入りに登録できます。毎回一覧から探す必要がなくなり、取引したいチャートへ素早く移動できます。
板情報を確認できる
cTraderでは、価格ごとの注文量を示す板情報を確認できます。
板情報を見ることで、現在の価格だけでなく、どの価格帯にどの程度の流動性があるのかを把握できます。注文数量が大きいトレーダーにとっては、約定価格やスリッページを考える際の参考になる機能です。
ただし、cTraderに表示される板情報は、市場全体の注文状況ではありません。AXIORYが接続している流動性プロバイダーから提示された情報であり、世界中のFX注文がすべて表示されるわけではない点には注意してください。
注文や決済を素早く行える
cTraderはワンクリック注文に対応しており、取引数量を設定して売買ボタンを押すだけで発注できます。
注文画面を何度も開く必要がないため、数秒の遅れが取引結果に影響しやすいスキャルピングに便利です。
保有中のポジションでは、損切りや利益確定の価格も設定できます。価格だけでなく、pips数や損益額を確認しながら設定できるため、リスク管理もしやすくなっています。
ワンクリック注文では確認画面が省略されるため、取引数量の入力ミスには注意が必要です。利用を始める前に、デモ口座で操作方法を確認しておきましょう。
複数ポジションを一括決済できる
cTraderでは、複数の保有ポジションをまとめて決済できます。
相場が急変したときにポジションを一つずつ決済する必要がなく、決済操作にかかる時間を短縮できます。複数のポジションを保有するスキャルピングや、分割してエントリーするトレードで役立つ機能です。
買いポジションのみ、売りポジションのみ、利益が出ているポジションのみなど、条件を分けて決済することもできます。
ただし、決済注文を同時に出しても、すべてのポジションが同じ価格で約定するとは限りません。相場の急変時や流動性の低い時間帯では、ポジションごとに約定価格がずれる可能性があります。
リバース注文とダブルアップ注文を利用できる
リバース注文とは、保有中のポジションを決済すると同時に、同じ数量の反対ポジションを新しく建てる機能です。
たとえば、1ロットの買いポジションを保有している状態でリバース注文を実行すると、買いポジションを決済して1ロットの売りポジションを建てられます。相場の方向が変わったと判断したときに、少ない操作で売買を切り替えられます。
ダブルアップ注文は、保有しているポジションと同じ方向へ、同じ数量のポジションを追加する機能です。0.5ロットの買いポジションで実行した場合は、新たに0.5ロットの買い注文が出され、合計数量は1ロットになります。
どちらも素早く注文できる一方、意図せずポジション数量を増やすおそれがあります。注文を実行する前に、売買方向と取引数量を確認してください。
ポジションを分割決済できる
cTraderでは、保有しているポジションの一部だけを決済できます。
たとえば、1ロットの買いポジションのうち0.5ロットを決済し、残りの0.5ロットを保有し続けるといった使い方ができます。
利益を一部確定しながら残りのポジションで値上がりを狙えるため、相場の状況に合わせた柔軟な決済が可能です。一度にすべて決済するか迷ったときにも利用できます。
分割決済後は保有数量が変わるため、残ったポジションの損切り価格と想定損失額をあらためて確認しましょう。
60種類以上のインジケーターを利用できる
AXIORYのcTraderには、60種類以上のインジケーターが標準搭載されています。
移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど、一般的なテクニカル分析に必要なインジケーターを追加費用なしで利用できます。
チャートの時間足や表示形式も豊富で、複数のインジケーターを組み合わせた分析が可能です。パソコンへ外部ツールを追加しなくても、基本的なチャート分析を始められます。
標準搭載されていない機能が必要な場合は、cTrader用のカスタムインジケーターを追加することも可能です。ただし、MT4用のインジケーターはそのまま使用できません。
cTrader IDで複数口座を管理できる
cTrader IDは、複数のcTrader口座をひとつのIDで管理するための共通アカウントです。
cTrader IDへログインすると、関連付けられたリアル口座やデモ口座が表示されます。口座ごとにログイン情報を入力し直す手間を減らせるのがメリットです。
パソコン版・Web版・スマートフォン版でも同じcTrader IDを利用できるため、デバイスを変更しても口座へアクセスできます。
AXIORYポータルのログイン情報とcTrader IDは別のものです。cTraderへログインできない場合は、入力しているメールアドレスやパスワードがcTrader IDのものか確認しましょう。
cTrader Automateで自動売買ができる
cTraderには、自動売買機能の「cTrader Automate」が搭載されています。
cTraderで動作する自動売買プログラムは、cBotと呼ばれます。一定の取引ルールを設定しておけば、条件を満たしたときに自動で注文や決済を実行できます。
cBotやカスタムインジケーターの開発には、主にC#が使用されます。プログラミングの知識があれば、自分の取引手法に合わせた自動売買プログラムを作成できます。
ただし、MT4のEAをcTraderでそのまま動かすことはできません。MT4用EAを中心に自動売買をする人はMT4、cBotを使用したい人はcTraderを選びましょう。
AXIORYでcTraderを使うデメリット・注意点
AXIORYのcTraderには便利な機能が多い一方、次のようなデメリットがあります。
- MT4より利用者や情報が少ない
- MT4・MT5用のEAやインジケーターを使用できない
- テラ口座とアルファ口座では利用できない
- 操作に慣れるまで時間がかかる場合がある
- cTrader IDとAXIORYポータルのログイン情報が異なる
それぞれ確認しておきましょう。
MT4より利用者や日本語情報が少ない
cTraderは世界中で利用されていますが、MT4と比べると日本人ユーザーは多くありません。
インターネット上で確認できる使い方やトラブルの解決方法、カスタムツールなども、MT4ほど豊富ではありません。詳しい情報を調べる際に、英語の公式ガイドや海外サイトを確認する必要が生じる場合があります。
ただし、基本的な注文やチャート分析は日本語表示で行えます。通常の裁量トレードであれば、英語が苦手な人でも利用可能です。
MT4・MT5用のEAやインジケーターを使用できない
MT4・MT5とcTraderでは、プログラムの仕組みや開発言語が異なります。
MT4・MT5用に作られたEAやカスタムインジケーターを、cTraderへ直接インストールすることはできません。cTraderでは、対応するcBotやカスタムインジケーターが必要です。
すでにMT4用のEAや有料インジケーターを利用している人がcTraderへ移行すると、同じ取引環境を再現できない可能性があります。
利用したいツールが決まっている場合は、cTraderへ対応しているかを確認してから口座を開設しましょう。
テラ口座とアルファ口座では利用できない
AXIORYでcTraderを選択できるのは、以下の4口座です。
- マックス口座
- スタンダード口座
- ナノ口座
- ゼロ口座
テラ口座はMT5専用であり、cTraderを選択できません。現物株式とETFを取引するアルファ口座も、MT5専用です。
また、既存のMT4・MT5口座をcTrader口座へ変更することはできません。cTraderを使いたい場合は、対応するプラットフォームにcTraderを指定して追加口座を開設します。
MT4に慣れている人は操作に戸惑う場合がある
cTraderは直感的に操作できますが、画面構成や注文方法はMT4と異なります。
長期間MT4を利用している人は、銘柄の選択、チャートの設定、注文数量の入力、損切り・利益確定の方法などに戸惑う可能性があります。
特にワンクリック注文やリバース注文、ダブルアップ注文は、操作ミスによって意図しないポジションを持つおそれがあります。
最初からリアル口座で大きな取引をせず、デモ口座または最小取引数量の0.01ロットで操作に慣れてから本格的に利用しましょう。
ログイン情報を間違えやすい
AXIORYポータルとcTraderでは、ログインする目的と使用する情報が異なります。
| ログイン先 | 主な用途 |
|---|---|
| AXIORYポータル | 口座開設、入出金、資金移動、口座設定 |
| cTrader | チャート分析、注文、決済、取引履歴の確認 |
cTraderでは、基本的にcTrader IDに登録したメールアドレスとパスワードを使用します。AXIORYポータルのログイン情報を入力しても、cTraderへログインできない場合があります。
ログインできないときは、登録したメールアドレスに届いているcTrader関連の案内を確認し、必要であればcTrader IDのパスワードを再設定してください。
AXIORYのcTraderとMT4・MT5の違い
AXIORYでは、cTraderのほかにMT4とMT5を利用できます。
どの取引プラットフォームを選んでもAXIORYの基本的な取引環境は変わりませんが、対応口座や機能、自動売買プログラムなどが異なります。
| 比較項目 | cTrader | MT4 | MT5 |
|---|---|---|---|
| 操作性 | 直感的で見やすい | シンプル | 多機能 |
| 対応口座 | マックス・スタンダード・ナノ・ゼロ | マックス・スタンダード・ナノ・ゼロ | テラ・ゼロ・アルファ |
| 板情報 | あり | なし | あり |
| 複数ポジションの一括決済 | 標準搭載 | 標準では非対応 | 標準では非対応 |
| 自動売買 | cBot | EA | EA |
| 主な開発言語 | C# | MQL4 | MQL5 |
| 外部ツールの多さ | MT4より少ない | 非常に多い | MT4より少ない |
| 現物株式・ETF | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| スマートフォン | 対応 | 対応 | 対応 |
| Web版 | 対応 | 対応 | 対応 |
cTraderはスキャルピングに向いている
cTraderは、スキャルピングやデイトレードをする人に向いています。
ワンクリック注文や一括決済、リバース注文、ダブルアップ注文など、短時間で注文を繰り返す際に役立つ機能が標準搭載されています。板情報を見ながら注文数量やタイミングを判断できる点も特徴です。
標準機能だけで効率よく裁量トレードをしたい人は、cTraderを検討しましょう。
MT4はEAやカスタムツールを重視する人向け
MT4は、世界的に利用者が多く、EAやカスタムインジケーターが豊富です。
無料・有料を問わず多くのツールが公開されており、自分の取引方法に合った環境を構築しやすいメリットがあります。インターネット上の日本語情報も多く、操作方法やトラブルへの対処法を探しやすいでしょう。
すでに使いたいMT4用EAやインジケーターがある人は、cTraderではなくMT4が適しています。
MT5は豊富な銘柄を取引したい人向け
MT5は、MT4の後継として開発された取引プラットフォームです。
AXIORYでは、テラ口座とゼロ口座に加え、現物株式・ETF専用のアルファ口座で利用できます。日本株CFDや現物株式など、cTraderやMT4では対応していない商品を取引したい人に向いています。
動作速度やチャート分析機能も優れていますが、MT4用のEAやインジケーターをそのまま使用することはできません。
cTrader・MT4・MT5の選び方
利用するプラットフォームで迷った場合は、次の基準で選びましょう。
- スキャルピングや裁量取引を重視する:cTrader
- MT4用EAやカスタムインジケーターを使う:MT4
- 日本株CFDや現物株式・ETFを取引する:MT5
- 最大2,000倍のマックス口座を利用する:cTraderまたはMT4
- 狭いスプレッドのナノ口座を利用する:cTraderまたはMT4
- C#で自動売買プログラムを開発する:cTrader
初心者だから必ずMT4を選ぶ必要はありません。自動売買や外部ツールを使わず、裁量取引を中心に始めるなら、画面が見やすいcTraderも有力な選択肢です。
AXIORYでcTraderを始める方法
AXIORYのcTraderを利用する流れは、以下のとおりです。
- AXIORYで口座を開設する
- cTrader対応口座を選択する
- cTrader IDを設定する
- cTraderをダウンロードする
- cTraderへログインする
すでにAXIORYを利用している人は、AXIORYポータルからcTrader対応の追加口座を開設できます。
AXIORYで口座を開設する
最初にAXIORYの口座開設フォームへアクセスし、氏名やメールアドレス、居住国などの必要事項を入力します。
AXIORYには、入金額や利用できる機能が異なる「ライトステージ」と「フルステージ」があります。すべての入出金方法を利用して取引したい場合は、本人確認書類と現住所確認書類を提出してフルステージまで登録しましょう。
AXIORYの口座をすでに持っている場合、新しくユーザー登録をやり直す必要はありません。AXIORYポータルへログインして、追加口座を開設します。
cTrader対応口座を開設する
取引口座の開設画面では、プラットフォームに「cTrader」を指定します。
cTraderを利用できる口座タイプは、以下の4つです。
- マックス口座
- スタンダード口座
- ナノ口座
- ゼロ口座
続いて、リアル口座またはデモ口座、レバレッジ、口座通貨などを設定します。
口座通貨は、日本円・米ドル・ユーロから選択できます。日本円で入出金や損益管理をする人は、日本円口座を選ぶと為替換算がわかりやすくなります。
MT4やMT5を選択して開設した取引口座は、あとからcTraderへ変更できません。選択を間違えた場合は、cTraderを指定して追加口座を開設してください。
cTrader IDを設定する
cTrader IDは、cTraderの取引口座をまとめて管理するための共通アカウントです。
cTrader対応口座を開設すると、登録メールアドレス宛てにcTrader IDに関する案内が届きます。メールの内容に従い、パスワードなどの初期設定を完了させましょう。
cTrader IDを設定すると、同じIDを使ってパソコン版・Web版・スマートフォン版へログインできます。関連付けられた複数のリアル口座とデモ口座も、ログイン後の画面から切り替えられます。
AXIORYポータルとcTrader IDは用途が異なるため、それぞれのログイン情報を混同しないように管理してください。
cTraderをダウンロードする
cTraderは、AXIORY公式サイトのcTraderページからダウンロードできます。
利用できる主なバージョンは、以下のとおりです。
| バージョン | 対応端末 |
|---|---|
| Windows版 | Windowsパソコン |
| Mac版 | Mac |
| Web版 | Windows・Mac・Linuxなどのブラウザ |
| iOS版 | iPhone・iPad |
| Android版 | Androidスマートフォン・タブレット |
Windows版またはMac版を利用する場合は、AXIORY公式サイトからインストーラーをダウンロードし、画面の指示に従ってインストールします。
パソコンへソフトをインストールしたくない場合は、Web版cTraderを利用できます。スマートフォンでは、端末に対応するアプリをインストールしましょう。
cTraderへログインする
インストールしたcTraderを起動し、cTrader IDのメールアドレスとパスワードを入力します。
ログイン後に複数の口座が表示された場合は、画面上部または口座一覧から取引するAXIORY口座を選択してください。リアル口座とデモ口座を間違えないように、口座番号や残高も確認しましょう。
cTrader IDへ正しくログインしても取引口座が表示されない場合は、異なるメールアドレスでcTrader IDを作成していないか、口座が正しく関連付けられているかを確認してください。
AXIORYのcTraderの基本的な使い方
cTraderへログインしたら、取引口座と銘柄を選択して注文します。
基本的な取引の流れは、以下のとおりです。
- 取引口座を選択する
- 取引する銘柄を選択する
- チャートを設定する
- 取引数量を入力する
- 注文方法を選択する
- 損切り・利益確定を設定する
- 注文を確定する
最初はデモ口座を使用し、画面の見方や注文方法を確認しておきましょう。
取引口座と銘柄を選択する
複数の口座を保有している場合は、口座一覧から取引に使用する口座を選択します。
続いて、銘柄一覧または検索欄から取引したい銘柄を探します。ドル円なら「USDJPY」、ゴールドなら「XAUUSD」と入力すると見つけやすくなります。
よく取引する銘柄は、お気に入りへ登録しておきましょう。銘柄一覧から毎回探す手間を減らせます。
チャートを設定する
取引する銘柄を選択すると、価格チャートが表示されます。
cTraderでは、ローソク足やバーチャート、ラインチャートなどの表示形式を選べます。時間足も短期足から長期足まで用意されているため、取引スタイルに合わせて設定しましょう。
インジケーターを追加する場合は、チャート画面のインジケーターメニューから使用するものを選択します。移動平均線やRSI、MACDなどをチャートへ表示し、期間や色を変更できます。
複数銘柄を同時に確認したい場合は、チャートを分割表示します。
成行注文を出す
成行注文は、現在提示されている価格ですぐに売買する注文方法です。
注文画面を開き、取引数量を入力して「買い」または「売り」を選択します。
- 価格が上がると予想する:買い注文
- 価格が下がると予想する:売り注文
注文時には、必要に応じて損切りと利益確定も設定できます。内容を確認して注文を実行すると、約定したポジションが画面下部のポジション一覧に表示されます。
成行注文は、画面に表示された価格と実際の約定価格が異なる場合があります。相場の急変時や流動性が低い時間帯では、スリッページに注意してください。
指値・逆指値注文を出す
cTraderでは、指定した価格へ到達したときに注文する予約注文も利用できます。
| 注文方法 | 使用する場面 |
|---|---|
| 買い指値 | 現在より安い価格で買いたい |
| 売り指値 | 現在より高い価格で売りたい |
| 買い逆指値 | 現在より高い価格で買いたい |
| 売り逆指値 | 現在より安い価格で売りたい |
注文画面で注文方法、注文価格、取引数量を入力します。必要に応じて、損切り価格、利益確定価格、注文の有効期限も設定しましょう。
予約注文は、指定した価格へ到達しても必ず同じ価格で約定するとは限りません。大きな価格変動が発生した場合は、指定価格より不利な価格で約定する可能性があります。
損切りと利益確定を設定する
損切りは一定の損失でポジションを自動決済する設定、利益確定は一定の利益に達したときに自動決済する設定です。
cTraderでは、注文時だけでなく、ポジションを保有したあとでも損切り・利益確定を追加または変更できます。
チャート上のラインを動かして設定する方法と、ポジションの変更画面から価格やpips数を入力する方法があります。設定後は、売買方向や価格を間違えていないか確認してください。
損切りを設定せずに取引すると、相場が予想と反対方向へ大きく動いた際に損失が拡大します。注文と同時に損切りを設定する習慣をつけましょう。
保有ポジションを決済する
保有中のポジションは、画面下部のポジション一覧から確認できます。
ポジションの右側にある決済ボタンを押すと、保有数量のすべてを決済できます。一部だけ利益または損失を確定したい場合は、決済数量を指定して分割決済します。
複数のポジションをまとめて閉じたい場合は、一括決済機能を利用できます。
決済注文を出した時点の表示価格と、実際の約定価格が異なる場合があります。重要な経済指標の発表直後などは値動きが激しくなるため、決済時のスリッページにも注意が必要です。
AXIORYのcTraderをスマホで使う方法
AXIORYのcTraderは、iPhone・iPad・Android端末でも利用できます。
スマホ版では、チャートの確認、テクニカル分析、注文、決済、口座履歴の確認など、外出先での取引に必要な基本機能を利用できます。
スマホでcTraderを使う流れは、以下のとおりです。
- cTraderアプリをインストールする
- cTrader IDでログインする
- AXIORYの取引口座を選択する
- 取引する銘柄を選択する
- 注文数量や損切りを設定して注文する
cTraderアプリをインストールする
iPhone・iPadではApp Store、Android端末ではGoogle PlayからcTraderアプリをインストールします。
アプリストアで「cTrader」と検索し、提供元などを確認してからダウンロードしましょう。AXIORY公式サイトのcTraderページから、対応するアプリへ移動することもできます。
非公式サイトで配布されているアプリやインストールファイルは利用せず、公式アプリストアまたはAXIORY公式サイトから入手してください。
cTrader IDでログインする
アプリを起動し、登録済みのcTrader IDでログインします。
パソコン版と同じメールアドレスとパスワードを使用できるため、スマートフォン用に新しいIDを作成する必要はありません。
ログイン後は、cTrader IDに関連付けられた取引口座が表示されます。複数の口座がある場合は、AXIORYのロゴ、口座番号、リアル口座またはデモ口座の表示を確認して、使用する口座を選択してください。
スマホアプリから注文する
銘柄の検索画面から取引したい銘柄を選び、チャートまたは注文画面を開きます。
注文画面では、主に以下の項目を設定します。
- 売買方向
- 注文方法
- 取引数量
- 注文価格
- 損切り
- 利益確定
- 予約注文の有効期限
入力内容を確認し、買いまたは売りの注文ボタンを押すと注文が実行されます。
スマートフォンでは誤って画面へ触れる可能性があるため、ワンクリック注文を利用する際は取引数量を必ず確認しましょう。
スマホからポジションを決済する
保有中のポジションは、ポジション一覧から確認できます。
決済するポジションを選び、決済ボタンを押すと注文が実行されます。一部の数量だけを決済する場合は、決済数量を指定します。
損切りや利益確定を変更するときも、対象のポジションを選択して変更画面から設定できます。
通信が不安定な状態では注文結果の表示が遅れる場合があります。注文ボタンを連続して押さず、ポジション一覧や注文履歴から約定状況を確認してください。
パソコン版とスマホ版を使い分ける
スマホ版cTraderは外出先での相場確認や注文、ポジション管理に便利です。ただし、小さな画面で複数のチャートやインジケーターを同時に確認するのは難しくなります。
それぞれの主な用途は、以下のとおりです。
| 利用環境 | 向いている使い方 |
|---|---|
| パソコン版 | 詳細なチャート分析、複数銘柄の監視、自動売買 |
| Web版 | ソフトをインストールできないパソコンでの取引 |
| スマホ版 | 外出先での相場確認、注文、ポジション管理 |
チャート分析はパソコンで行い、外出中のポジション確認や緊急時の決済にはスマホを利用すると便利です。
AXIORYのcTraderで自動売買する方法
AXIORYのcTraderでは、「cTrader Automate」を利用して自動売買できます。
cTraderで使用する自動売買プログラムは「cBot」と呼ばれます。MT4・MT5のEAと同じように、あらかじめ設定した条件に従って自動で注文や決済を行います。
自動売買を始める基本的な流れは、以下のとおりです。
- cBotを用意する
- cTraderへcBotを追加する
- 取引銘柄や時間足を選択する
- パラメーターを設定する
- バックテストを行う
- デモ口座で稼働させる
- リアル口座で自動売買を開始する
cBotを用意する
cBotを用意する方法は、主に以下の3つです。
- 自分で開発する
- 無料・有料で公開されているcBotを入手する
- 開発者へ作成を依頼する
cTraderの自動売買プログラムやカスタムインジケーターは、主にC#を使って開発します。
MT4用EAはMQL4、MT5用EAはMQL5で作られているため、cTraderへそのまま追加することはできません。同じ取引ロジックを使う場合でも、cTrader用に作り直す必要があります。
外部からcBotを入手する際は、提供元や利用条件を確認してください。利益を保証するような説明や、実績の根拠が示されていない自動売買ツールには注意が必要です。
cTraderへcBotを追加する
cTraderを起動し、cTrader Automateの画面を開きます。
入手したcBotを追加すると、利用できるプログラムの一覧に表示されます。続いて、cBotを稼働させる銘柄、時間足、取引口座を選択します。
同じcBotでも、対象銘柄や時間足によって取引結果が大きく変わる場合があります。開発者が指定している条件がある場合は、推奨設定を確認しましょう。
追加後にエラーが表示される場合は、cTraderのバージョンやcBotの対応状況、必要な権限などを確認してください。
パラメーターを設定する
cBotを起動する前に、取引条件を設定します。
設定できる項目はcBotによって異なりますが、主に以下のようなものがあります。
- 取引数量
- エントリー条件
- 損切り幅
- 利益確定幅
- 最大保有ポジション数
- 取引する曜日や時間
- 許容スプレッド
- トレーリングストップ
取引数量や最大ポジション数を大きくすると、利益だけでなく損失も拡大します。
初期設定のまま稼働させず、運用資金と許容できる損失額に合わせて調整してください。
バックテストを行う
バックテストとは、過去の価格データを使ってcBotの成績を検証する機能です。
バックテストを行うことで、次のような項目を確認できます。
- 純利益
- 取引回数
- 勝率
- 最大ドローダウン
- プロフィットファクター
- 資金の増減
- 各取引の履歴
利益額だけで判断せず、最大ドローダウンや取引回数も確認しましょう。取引回数が少なすぎる場合や、一部の期間だけで利益が出ている場合は、結果の信頼性が低い可能性があります。
過去の相場で利益が出ていても、将来の利益が保証されるわけではありません。
デモ口座で動作を確認する
バックテストで良好な結果が出ても、すぐにリアル口座で稼働させるのは避けましょう。
最初にデモ口座でcBotを動かし、以下の点を確認します。
- 想定した条件で注文するか
- 損切り・利益確定が正しく設定されるか
- 取引数量に間違いがないか
- エラーや停止が発生しないか
- 実際のスプレッドで成績が悪化しないか
バックテストと実際の取引では、スプレッドやスリッページ、約定環境などが異なります。一定期間デモ口座で稼働させてから、リアル口座へ移行してください。
リアル口座では少額から始める
デモ口座で正常に動作することを確認したら、リアル口座で自動売買を開始します。
最初は0.01ロットなどの小さな取引数量に設定し、実際の約定状況や損益を確認しましょう。複数のcBotを同時に動かす場合は、口座全体の最大損失額も計算する必要があります。
自動売買を開始したあとも、完全に放置してはいけません。cBotの停止、通信障害、相場環境の変化、想定以上の損失が発生していないかを定期的に確認してください。
AXIORYのcTraderにログインできない原因と対処法
AXIORYのcTraderにログインできない場合は、メールアドレスやパスワード、使用しているアプリなどを確認しましょう。
主な原因は、以下のとおりです。
- AXIORYポータルのログイン情報を入力している
- cTrader IDのメールアドレスまたはパスワードが間違っている
- cTrader対応口座を開設していない
- 異なるcTrader IDでログインしている
- インターネット接続が不安定になっている
- cTraderや端末に不具合が発生している
AXIORYポータルの情報を入力している
AXIORYポータルとcTrader IDは、用途が異なります。
AXIORYポータルは、入出金や口座開設、レバレッジ変更などを行う会員ページです。cTrader IDは、cTraderの取引口座へアクセスするために使用します。
cTraderへログインする際は、cTrader IDに登録したメールアドレスとパスワードを入力してください。AXIORYポータルへログインできても、同じ情報でcTraderへログインできるとは限りません。
口座開設時にAXIORYまたはcTraderから届いたメールを確認し、cTrader IDの登録情報を特定しましょう。
メールアドレスまたはパスワードが間違っている
入力したメールアドレスやパスワードに誤りがあると、cTraderへログインできません。
次のような入力ミスがないか確認してください。
- 半角と全角を間違えている
- 大文字と小文字が異なる
- メールアドレスの前後に空白が入っている
- 別のメールアドレスを入力している
- 古いパスワードを入力している
パスワードがわからない場合は、cTraderのログイン画面から再設定します。再設定用のメールが届かないときは、迷惑メールフォルダや受信拒否設定も確認してください。
cTrader対応口座を開設していない
MT4口座やMT5口座しか保有していない場合、その取引口座をcTraderで使用することはできません。
cTraderを利用できるのは、プラットフォームにcTraderを指定して開設した口座だけです。
AXIORYポータルへログインし、保有口座のプラットフォームを確認してください。MT4またはMT5と表示されている場合は、cTrader対応の追加口座を開設します。
既存口座のプラットフォームをあとからcTraderへ変更することはできません。
ログインしても取引口座が表示されない
cTrader IDへログインできてもAXIORYの取引口座が表示されない場合は、異なるcTrader IDを使用している可能性があります。
複数のメールアドレスでcTrader IDを作成していないか確認しましょう。AXIORYでcTrader口座を開設した際に届いたメールアドレスを使用すると、該当口座を見つけやすくなります。
また、リアル口座とデモ口座が別の一覧に表示されていないか、画面上の口座切り替えも確認してください。
正しいcTrader IDでも口座が表示されない場合は、口座番号を添えてAXIORYの日本語サポートへ問い合わせましょう。
インターネット接続が不安定になっている
通信環境が不安定だと、cTraderへログインできない場合や、価格が更新されない場合があります。
ほかのWebサイトが正常に表示されるかを確認し、必要に応じて以下を試してください。
- Wi-Fiを接続し直す
- 有線LANへ切り替える
- ルーターを再起動する
- スマートフォンの通信回線へ切り替える
- VPNを一時的に停止する
注文ボタンを押したあとに通信が切れた場合は、同じ注文を繰り返さず、ポジション一覧や取引履歴を確認してください。注文がすでに約定している可能性があります。
cTraderや端末に不具合が発生している
ログイン情報と通信環境に問題がない場合は、cTraderまたは使用している端末に一時的な不具合が発生している可能性があります。
次の対処法を順番に試しましょう。
- cTraderを終了して再起動する
- パソコンやスマートフォンを再起動する
- cTraderを最新版へ更新する
- Web版cTraderからログインする
- アプリを再インストールする
アプリを再インストールする前に、cTrader IDのメールアドレスとパスワードを確認しておきましょう。
複数の端末やWeb版でもログインできない場合は、AXIORYまたはcTrader側で障害やメンテナンスが発生していないか確認してください。解決しない場合は、表示されたエラーメッセージと口座番号をAXIORYの日本語サポートへ伝えましょう。
AXIORYのcTraderに関するよくある質問
AXIORYのcTraderに関するよくある質問へ回答します。
AXIORYのcTraderは無料で利用できますか?
AXIORYのcTraderは無料で利用できます。
パソコン版やスマートフォン版のダウンロード、Web版の利用に追加料金はかかりません。ただし、取引時には口座タイプに応じたスプレッドや取引手数料が発生します。
ナノ口座では、FXを1ロット取引するごとに片道3ドル、往復6ドルの取引手数料がかかります。
AXIORYのcTraderは日本語に対応していますか?
cTraderは日本語表示に対応しています。
メニューや注文画面、チャート設定などを日本語で確認できるため、通常の取引で英語が必要になる場面は多くありません。
表示が英語になっている場合は、設定画面から表示言語を日本語へ変更してください。
cTraderでスキャルピングはできますか?
AXIORYでは、cTraderを使ったスキャルピングが可能です。
ワンクリック注文、一括決済、板情報、リバース注文など、短期売買に便利な機能も搭載されています。
ただし、短時間で取引を繰り返すと、スプレッドや取引手数料の負担が大きくなります。スキャルピングでは、スプレッドだけでなく往復手数料を含めた取引コストを比較しましょう。
cTraderでEAを利用できますか?
MT4・MT5用のEAをcTraderで利用することはできません。
cTraderでは、cBotと呼ばれる自動売買プログラムを使用します。MT4・MT5とプログラムの仕組みや開発言語が異なるため、EAをそのまま移行することはできません。
cTraderで自動売買をする場合は、cTrader対応のcBotを用意してください。
cTraderのデモ口座は利用できますか?
AXIORYでは、cTraderのデモ口座を開設できます。
デモ口座では仮想資金を使って取引するため、自己資金を失うことなく注文方法やチャート機能を試せます。
cTraderを初めて使う人は、リアル口座で取引する前にデモ口座で操作を確認しましょう。
cTraderはブラウザでも利用できますか?
AXIORYでは、Web版cTraderを利用できます。
パソコンへソフトをインストールせず、対応ブラウザからcTrader IDでログインして取引できます。WindowsやMacだけでなく、Linuxのパソコンからも利用可能です。
共有パソコンで利用する場合は、メールアドレスやパスワードを保存せず、取引後に必ずログアウトしてください。
cTraderで複数のAXIORY口座を管理できますか?
複数のcTrader口座をひとつのcTrader IDで管理できます。
ログイン後の口座一覧から、取引に使用するリアル口座やデモ口座を切り替えられます。
ただし、MT4口座やMT5口座をcTraderへ表示して取引することはできません。
cTrader口座をMT4・MT5へ変更できますか?
開設済みのcTrader口座を、MT4口座やMT5口座へ変更することはできません。
別の取引プラットフォームを利用したい場合は、AXIORYポータルから追加口座を開設します。
複数のプラットフォームを試したうえで、自分に合ったものを選ぶことも可能です。
cTraderでゴールドを取引できますか?
AXIORYのcTraderでは、ゴールドを取引できます。
銘柄一覧から「XAUUSD」などの対象銘柄を検索してください。ゴールドはFX通貨ペアより値動きが大きくなりやすいため、取引数量と損切り幅を抑えて取引しましょう。
利用できる銘柄は口座タイプによって異なる場合があるため、口座の取引商品一覧も確認してください。
cTraderに表示される時刻は日本時間ですか?
cTraderのチャートや取引履歴に表示される時刻は、設定や利用環境によって日本時間と異なる場合があります。
経済指標の発表時間や日足の切り替わりを確認するときは、表示されているタイムゾーンを確認してください。
サマータイムの開始・終了により、日本との時差が変わる場合もあります。取引前に経済指標カレンダーの時間と照らし合わせておきましょう。
まとめ
AXIORYのcTraderは、見やすい取引画面と充実した注文機能を備えた取引プラットフォームです。
板情報、ワンクリック注文、複数ポジションの一括決済、リバース注文、ダブルアップ注文などを標準搭載しており、特にスキャルピングやデイトレードに向いています。
AXIORYでcTraderを利用できる口座タイプは、以下の4つです。
- マックス口座
- スタンダード口座
- ナノ口座
- ゼロ口座
取引手数料をかけずに始めたい人にはスタンダード口座、狭いスプレッドで取引したい人にはナノ口座、最大2,000倍のレバレッジを利用したい人にはマックス口座が適しています。
一方、MT4・MT5用のEAやインジケーターはcTraderで使用できません。MT4用ツールを重視する人はMT4、日本株CFDや現物株式・ETFを取引する人はMT5を選びましょう。
cTraderを初めて使う場合は、デモ口座で注文や決済方法を確認してから、リアル口座で少額取引を始めるのがおすすめです。
