AXIORY(アキシオリー)のUS500は、米国を代表する株価指数「S&P500」の値動きを対象にした株価指数CFDです。
AppleやMicrosoft、Amazonなど、米国市場の主要500社で構成される指数へ、1銘柄の取引でまとめて投資できます。現物株を購入する必要はなく、価格上昇を狙う買いだけでなく、下落を予想した売りからも取引可能です。
AXIORYのUS500は最大100倍のレバレッジに対応し、0.01ロットから取引できます。ただし、FX口座に設定したレバレッジが1,000倍や2,000倍でも、US500には固定レバレッジ100倍が適用されます。
また、取引時間、スプレッド、スワップポイント、配当調整など、FX通貨ペアとは異なるルールがあります。
この記事では、AXIORYのUS500の取引条件や必要証拠金、取引時間、注文方法をはじめ、US30・US100との違いや取引時の注意点まで詳しく解説します。
AXIORYのUS500とは
AXIORYのUS500は、米国の代表的な株価指数であるS&P500種指数を対象にした株価指数CFDです。
S&P500を構成する個別株を購入するのではなく、指数価格の上昇・下落による差額を取引します。
S&P500種指数へ連動する株価指数CFD
S&P500種指数は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQなどに上場する米国の主要500社で構成される株価指数です。
構成銘柄には、情報技術、金融、ヘルスケア、一般消費財、資本財など、幅広い業種の企業が含まれています。そのため、特定の業種に偏りやすい指数と比べて、米国株式市場全体の動きを捉えやすいのが特徴です。
AXIORYでは、S&P500種指数の値動きを「US500」というシンボル名で取引できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | S&P500種指数CFD |
| AXIORYのシンボル名 | US500 |
| 構成銘柄 | 米国市場の主要500社 |
| 取引通貨 | 米ドル |
| 取引方法 | CFD |
| 売買方向 | 買い・売り |
US500の価格は、米国企業の業績だけでなく、米国の政策金利、雇用統計、物価指標、景気見通しなどの影響を受けます。
現物株や投資信託との違い
US500はCFDのため、S&P500の構成銘柄や指数連動型の投資信託を実際に保有する取引ではありません。
現物株や投資信託との主な違いは、以下のとおりです。
| 比較項目 | AXIORYのUS500 | 現物株・投資信託 |
|---|---|---|
| 取引方法 | 価格差を取引するCFD | 金融商品を購入して保有 |
| レバレッジ | 最大100倍 | 原則なし |
| 売りからの取引 | 可能 | 商品によって異なる |
| 所有権 | なし | あり |
| 配当 | 配当調整で処理 | 配当金や分配金 |
| 主な目的 | 短期~中期の価格差取引 | 中長期の資産形成 |
AXIORYのUS500を買っても、S&P500構成企業の株主にはなりません。株主総会での議決権や、企業から直接配当を受け取る権利もありません。
ただし、配当落ちをまたいでポジションを保有すると、買いポジションでは配当調整額が加算され、売りポジションでは差し引かれる場合があります。
US500は買い・売りの両方から取引できる
US500は、価格が上昇すると予想するときは買い、下落すると予想するときは売りで取引できます。
- 上昇を予想する:買いポジション
- 下落を予想する:売りポジション
たとえば、US500を5,500で買い、5,550で決済すれば、50ポイント分の利益が発生します。反対に、5,500から5,450へ下落すると予想して売りポジションを持ち、予想どおり下落した場合も利益を狙えます。
ただし、予想と反対に価格が動けば損失が発生します。最大100倍のレバレッジにより少ない証拠金で取引できますが、実際の取引金額に対する損益はそのまま発生するため、損切りを設定しておきましょう。
US500は米国市場へ分散投資しやすい
US500は約500社で構成される指数へ連動するため、個別企業1社だけを取引するよりも企業固有のリスクを分散しやすい商品です。
たとえば、構成企業の1社で業績悪化や不祥事が発生しても、その企業が指数全体に占める割合が小さければ、US500への影響は限定される場合があります。
ただし、米国の景気後退や金融引き締めなど、市場全体に影響する出来事が発生すると、多くの構成銘柄が同時に下落してUS500も大きく値下がりする可能性があります。
約500社で構成されていても、損失が発生しにくい商品という意味ではありません。
AXIORYのUS500の取引条件
AXIORYのUS500は、最大100倍のレバレッジを利用して0.01ロットから取引できます。
主な取引条件は、以下のとおりです。
| 項目 | US500の取引条件 |
|---|---|
| 対象指数 | S&P500種指数 |
| シンボル名 | US500 |
| 取引通貨 | 米ドル |
| 最低必要証拠金 | 取引金額の1% |
| レバレッジ | 最大100倍 |
| 最小ロット | 0.01ロット |
| 最大ロット | 1,500ロット |
| コントラクトサイズ | 1 |
| ティックサイズ | 0.01 |
| ティックバリュー | 0.01 |
AXIORYの株価指数CFDは、ナノ口座やテラ口座でも取引手数料がかかりません。主な取引コストは、スプレッドとポジションを持ち越した場合のスワップポイントです。
シンボル名はUS500
AXIORYでは、S&P500種指数CFDを「US500」というシンボル名で表示しています。
MT4・MT5・cTraderの銘柄検索で「S&P500」と入力しても見つからない場合は、「US500」で検索してください。
US500と似た名称の米国株価指数CFDには、以下の銘柄があります。
| シンボル名 | 対象となる株価指数 |
|---|---|
| US30 | NYダウ平均指数 |
| US100 | NASDAQ100指数 |
| US500 | S&P500種指数 |
US500は米国の主要500社、US30は主要30社、US100はNASDAQ市場の主要な非金融企業を中心に構成されています。
最大レバレッジは100倍
US500のレバレッジは最大100倍です。最低必要証拠金は、取引金額の1%に設定されています。
AXIORYの取引口座で最大1,000倍や2,000倍を選択していても、US500へ同じレバレッジは適用されません。
たとえば、マックス口座のレバレッジを2,000倍に設定していても、US500の取引では最大100倍です。
なお、cTraderでは取引口座に設定したレバレッジがUS500の固定レバレッジより低い場合、低いほうの口座レバレッジが適用されます。
最小ロットは0.01ロット
AXIORYのUS500は、0.01ロットから取引できます。
コントラクトサイズは1のため、1ロットではUS500の価格が1ポイント動くと1米ドル、0.01ロットでは0.01米ドルの損益が発生します。
| 取引数量 | 1ポイント動いた場合の損益 |
|---|---|
| 0.01ロット | 0.01米ドル |
| 0.1ロット | 0.1米ドル |
| 1ロット | 1米ドル |
| 10ロット | 10米ドル |
| 100ロット | 100米ドル |
たとえば、US500を1ロット買い、価格が50ポイント上昇すれば50米ドルの利益です。反対に50ポイント下落すれば、50米ドルの損失になります。
円建て口座では、発生した米ドルの損益がその時点の換算レートによって日本円へ換算されます。
最大ロットは1,500ロット
US500の最大取引数量は、1ポジションあたり1,500ロットです。
ただし、最大1,500ロットまで注文できることと、実際に大きな数量で安全に取引できることは別です。
1,500ロットでは、US500が1ポイント動くだけで1,500米ドルの損益が発生します。わずかな価格変動でも損失が急拡大するため、運用資金に合わせてロット数を設定してください。
大口注文では、市場の流動性や相場状況によってスリッページが発生する可能性もあります。
コントラクトサイズは1
US500のコントラクトサイズは1です。
FXでは一般的に1ロット=10万通貨ですが、US500はFX通貨ペアではありません。FXと同じ感覚でロット数を計算すると、必要証拠金や損益を間違える可能性があります。
US500の取引金額は、次の式で計算できます。
US500の価格×コントラクトサイズ1×ロット数
たとえば、US500の価格が5,500のときに1ロット取引する場合、取引金額は5,500米ドルです。
ティックサイズとティックバリューは0.01
US500のティックサイズとティックバリューは、どちらも0.01です。
ティックサイズは価格が変動する最小単位、ティックバリューは最小単位の値動きによって発生する1ロットあたりの損益を示します。
1ロットでは、価格が0.01動くと0.01米ドル、1.00動くと1米ドルの損益が発生します。
取引画面では小数点以下の値動きも表示されるため、整数のポイントだけで損益を判断しないようにしましょう。
AXIORYでUS500を取引できる口座タイプ
AXIORYのUS500は、スタンダード口座・ナノ口座・テラ口座・マックス口座で取引できます。
利用できる取引プラットフォームは口座タイプによって異なります。
| 口座タイプ | 対応プラットフォーム | 口座自体の最大レバレッジ | US500のレバレッジ | 取引手数料 |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード口座 | MT4・cTrader | 1,000倍 | 最大100倍 | 無料 |
| ナノ口座 | MT4・cTrader | 1,000倍 | 最大100倍 | 無料 |
| テラ口座 | MT5 | 1,000倍 | 最大100倍 | 無料 |
| マックス口座 | MT4・cTrader | 2,000倍 | 最大100倍 | 無料 |
| ゼロ口座 | MT4・MT5・cTrader | 1,000倍 | 取引不可 | ― |
| アルファ口座 | MT5 | 1倍 | 取引不可 | ― |
US500を取引するために新しく口座を開設する場合は、利用したいプラットフォームやFX通貨ペアの取引条件も含めて選びましょう。
スタンダード口座
スタンダード口座は、MT4とcTraderに対応する取引手数料無料の口座です。
US500を含む株価指数CFDでは、どの対応口座でも取引手数料がかからないため、シンプルな取引環境を求める初心者に向いています。
FX通貨ペアの取引でも外付け手数料が発生せず、取引コストは基本的にスプレッドへ含まれます。US500とFXを同じ口座でわかりやすく管理したい場合に選びやすい口座です。
ナノ口座
ナノ口座は、MT4とcTraderに対応する低スプレッド口座です。
FX通貨ペアでは1ロットあたり往復6米ドルの取引手数料がかかりますが、US500を含む株価指数CFDの取引手数料は無料です。
US500だけを取引する場合、スタンダード口座とナノ口座の主な違いは実際のスプレッドです。取引時に両口座の提示価格を確認し、コストを比較しましょう。
US500と低スプレッドのFX通貨ペアを同じMT4・cTrader口座で取引したい人に向いています。
テラ口座
テラ口座は、MT5専用の低スプレッド口座です。
株価指数CFDのUS500は取引手数料無料で利用できます。MT5でチャート分析をしたい人や、MT5用EAでUS500を自動売買したい人に適しています。
テラ口座はMT4やcTraderでは利用できません。MT4用EAを使用する場合は、スタンダード口座・ナノ口座・マックス口座から選びましょう。
マックス口座
マックス口座は、MT4とcTraderに対応し、口座自体では最大2,000倍のレバレッジを選択できます。
ただし、US500には最大100倍の固定レバレッジが適用されます。マックス口座だからUS500を2,000倍で取引できるわけではありません。
US500と最大2,000倍のFX通貨ペアを同じ口座で取引したい人には選択肢になりますが、複数商品の合計リスクと証拠金維持率を管理する必要があります。
ゼロ口座ではUS500を取引できない
ゼロ口座は、対応する一部FX通貨ペアなどを対象とした口座であり、US500には対応していません。
ゼロスプレッドの時間帯があることを理由にゼロ口座を選んでも、US500は銘柄一覧へ表示されません。
US500を低コストで取引したい場合は、スタンダード・ナノ・テラ・マックス口座の実際のスプレッドを比較しましょう。
アルファ口座ではUS500を取引できない
アルファ口座は、現物株式とETFを取引するためのMT5専用口座です。
S&P500へ連動するETFを購入できる場合はありますが、株価指数CFDのUS500は取引できません。
レバレッジを使ってUS500の価格差を取引する場合は、テラ口座などUS500に対応する口座タイプを選択してください。
AXIORYのUS500の取引時間
AXIORYのUS500は、平日の早朝から翌朝まで取引できます。ただし、1日の途中に約1時間の取引休止時間があります。
MetaTraderにおける通常の取引時間は、以下のとおりです。
| 時期 | 取引時間(日本時間) | 取引休止時間 |
|---|---|---|
| 米国夏時間 | 月曜日~金曜日 午前7時~翌午前6時 | 午前6時~午前7時 |
| 米国冬時間 | 月曜日~金曜日 午前8時~翌午前7時 | 午前7時~午前8時 |
cTraderの取引時間は、銘柄情報から確認してください。祝日や臨時変更がなければ、通常は平日のほぼ24時間取引できます。
夏時間は午前7時から翌午前6時
米国夏時間におけるUS500の取引時間は、日本時間の月曜日から金曜日、午前7時から翌午前6時までです。
米国夏時間は、一般的に3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで適用されます。日本には夏時間がないため、この期間はUS500の取引時間が冬より1時間早くなります。
たとえば、月曜日分の取引は月曜日の午前7時に始まり、火曜日の午前6時に一度終了します。
冬時間は午前8時から翌午前7時
米国冬時間におけるUS500の取引時間は、日本時間の月曜日から金曜日、午前8時から翌午前7時までです。
冬時間は、一般的に11月の第1日曜日から翌年3月の第2日曜日まで適用されます。夏時間の終了後は、取引開始と終了がそれぞれ1時間遅くなります。
EAでUS500を自動売買する場合は、夏時間と冬時間の切り替え時に取引時間の設定も確認しましょう。
毎日の取引休止時間に注意する
US500は平日のほぼ24時間取引できますが、毎日約1時間の取引休止時間があります。
取引休止中は、主に以下の操作ができません。
- 新規注文
- 保有ポジションの手動決済
- 指値・逆指値注文の約定
- 損切り・利益確定注文の執行
取引休止中にS&P500先物や関連市場が大きく動くと、再開時に価格が離れて始まる可能性があります。損切り価格を超えて取引が再開した場合、設定価格より不利な価格で決済されることもあります。
ポジションを持ち越すときは、取引休止中の価格変動も考慮しましょう。
米国株式市場の取引時間は値動きが活発になりやすい
US500はほぼ24時間取引できますが、時間帯によって取引量や値動きが異なります。
特に米国株式市場が開いている時間帯は、多くの市場参加者が取引するため値動きが活発になりやすくなります。
米国株式市場の通常取引開始時間は、日本時間で以下のとおりです。
- 米国夏時間:午後10時30分
- 米国冬時間:午後11時30分
取引開始直後は値動きが大きくなり、スプレッドやスリッページも拡大する可能性があります。初心者は小さなロットから始めましょう。
米国の祝日は取引時間が変更される
独立記念日、感謝祭、クリスマス、年末年始などの米国祝日は、US500が休場または短縮取引になる場合があります。
通常の取引時間内でも注文できない場合や、普段より早く市場が閉まる場合があるため注意が必要です。
祝日前後には、次の点を確認しましょう。
- US500の閉場時間
- 翌営業日の再開時間
- 保有ポジション
- 指値・逆指値注文
- EAの稼働時間
- 必要証拠金と証拠金維持率
祝日による変更時間は毎回異なります。AXIORYが事前に公開する取引時間変更のお知らせで、US500の時間を確認してください。
AXIORYのUS500のスプレッド・手数料
AXIORYのUS500で発生する主な取引コストは、スプレッドとスワップポイントです。
株価指数CFDは、ナノ口座やテラ口座を含めて取引手数料が無料です。ただし、ポジションを持ち越すとスワップポイントが発生し、配当落ち日をまたぐ場合は配当調整も行われます。
US500のスプレッドは変動制
AXIORYのUS500は変動スプレッドを採用しているため、買値と売値の差は常に一定ではありません。
スプレッドは、主に以下の状況で広がりやすくなります。
- 取引休止時間の前後
- 米国株式市場の開始直後
- 米国雇用統計やCPIの発表時
- FOMCの政策金利発表時
- 市場の流動性が低い時間帯
- 急激な価格変動が発生したとき
- 米国の祝日前後
公式サイトなどに掲載される最小・平均スプレッドと、実際の取引時に提示される数値は異なる場合があります。
注文前にMT4・MT5・cTraderで現在の売値と買値を確認し、スプレッドが広がっているときは取引数量を抑えましょう。
株価指数CFDの取引手数料は無料
AXIORYでは、US500を含む株価指数CFDの取引手数料が無料です。
通常は取引手数料が発生するナノ口座・テラ口座でも、US500に外付けの取引手数料はかかりません。
| 口座タイプ | US500の取引手数料 |
|---|---|
| スタンダード口座 | 無料 |
| ナノ口座 | 無料 |
| テラ口座 | 無料 |
| マックス口座 | 無料 |
取引手数料が無料でも、スプレッドは発生します。「手数料無料=取引コストが0円」ではありません。
短時間に売買を繰り返すスキャルピングでは、1回ごとのスプレッドが積み重なるため、実際の取引コストを確認してください。
US500ではスワップポイントが発生する
US500のポジションを日をまたいで保有すると、買い・売りの方向に応じてスワップポイントが発生します。
スワップポイントは固定ではなく、金利情勢やAXIORYの設定によって変動します。買いと売りの両方がマイナスになる場合もあります。
現在のスワップポイントは、MT4・MT5・cTraderの銘柄情報から確認できます。
MT4では、気配値表示のUS500を右クリックし、「仕様」を選択すると確認できます。MT5でも銘柄の「仕様」、cTraderではシンボル情報に表示されます。
長期間保有する場合は、価格差だけでなく累積するスワップコストも計算しましょう。
曜日によって複数日分のスワップが付く
株価指数CFDでは、休日分をまとめて反映するため、特定の曜日に複数日分のスワップポイントが発生する場合があります。
通常の1日分より大きな金額が差し引かれる可能性があるため、長期保有する場合はスワップの付与スケジュールも確認してください。
祝日や取引時間の変更によって、反映日が通常と異なる場合もあります。
マイナススワップを避けたい場合は、スワップが計上される時刻より前にポジションを決済する方法があります。ただし、短期的な値動きやスプレッドも考慮して判断しましょう。
配当落ち日をまたぐと配当調整が発生する
US500の構成企業が配当を支払うと、株価指数は配当分だけ下落する影響を受けます。
そのためAXIORYでは、配当日の市場クローズから配当落ち日の市場オープンまでUS500を保有すると、配当調整を行います。
| 保有方向 | 配当調整 |
|---|---|
| 買いポジション | 口座へ加算 |
| 売りポジション | 口座から差し引き |
買いポジションで配当調整額を受け取っても、同程度の指数下落が価格へ反映されるため、配当だけを利益として得られる仕組みではありません。
売りポジションでは配当調整額が差し引かれるため、配当落ち日をまたぐ場合は口座残高に余裕を持たせましょう。
両建てでは買いと売りを合算して配当調整される
US500の買い・売りポジションを同時に保有している場合、配当調整は各ポジションを合算・相殺して処理されます。
たとえば、次のポジションを保有しているとします。
- 買い:2ロット
- 売り:0.5ロット
差し引きすると買い1.5ロットとなるため、買い1.5ロット分の配当調整が1件として口座へ記帳されます。
買いと売りを同じ数量で保有していても、スプレッドやスワップなどのコストは発生します。配当調整だけを目的とした両建てでは、利益を確保できるとは限りません。
AXIORYのUS500の必要証拠金と損益計算
AXIORYのUS500は最大100倍のレバレッジで取引でき、最低必要証拠金は取引金額の1%です。
必要証拠金は、US500の価格、ロット数、口座通貨への換算レートによって変わります。
US500の必要証拠金を計算する方法
US500の必要証拠金は、以下の計算式で求められます。
必要証拠金=US500の価格×コントラクトサイズ×ロット数÷レバレッジ
US500のコントラクトサイズは1、最大レバレッジは100倍です。そのため、計算式は次のように簡略化できます。
必要証拠金=US500の価格×ロット数÷100
計算結果は米ドルです。円建て口座では、さらにドル円レートを掛けて日本円へ換算します。
円建て口座の必要証拠金=US500の価格×ロット数÷100×ドル円レート
0.01ロット・1ロットの必要証拠金
US500の価格を6,000、ドル円を150円として計算すると、必要証拠金は以下のとおりです。
| ロット数 | 取引金額 | 必要証拠金(USD) | 必要証拠金(JPY) |
|---|---|---|---|
| 0.01ロット | 60米ドル | 0.6米ドル | 約90円 |
| 0.1ロット | 600米ドル | 6米ドル | 約900円 |
| 1ロット | 6,000米ドル | 60米ドル | 約9,000円 |
| 10ロット | 60,000米ドル | 600米ドル | 約9万円 |
| 100ロット | 600,000米ドル | 6,000米ドル | 約90万円 |
たとえば、US500が6,000のときに1ロット取引する場合、取引金額は6,000米ドルです。レバレッジ100倍なら必要証拠金は60米ドルとなり、ドル円が150円なら約9,000円です。
実際の必要証拠金は注文時のUS500価格と換算レートで計算されるため、表の金額と異なる場合があります。
口座レバレッジが100倍未満なら必要証拠金が増える
取引口座のレバレッジを100倍未満に設定している場合は、その低いレバレッジを基準に必要証拠金が計算されることがあります。
特にcTraderでは、取引口座の設定レバレッジがUS500の固定レバレッジ100倍より低い場合、口座側のレバレッジが適用されます。
US500の価格が6,000、1ロットを取引するときの比較は、以下のとおりです。
| 適用レバレッジ | 必要証拠金 |
|---|---|
| 100倍 | 60米ドル |
| 50倍 | 120米ドル |
| 25倍 | 240米ドル |
| 10倍 | 600米ドル |
必要証拠金が予想より多い場合は、取引口座のレバレッジ設定を確認しましょう。
US500の損益を計算する方法
US500の買いポジションの損益は、以下の計算式で求められます。
損益=(決済価格-注文価格)×コントラクトサイズ×ロット数
売りポジションでは、注文価格から決済価格を引いて計算します。
売りの損益=(注文価格-決済価格)×コントラクトサイズ×ロット数
US500のコントラクトサイズは1のため、1ロットでは1ポイントの値動きにつき1米ドルの損益が発生します。
US500の損益計算例
US500を6,000で1ロット買い、6,050で決済した場合は、以下のとおりです。
(6,050-6,000)×1×1ロット=50米ドル
ドル円が150円なら、利益は約7,500円です。
反対に、6,000から5,950へ下落した場合は50米ドル、円換算で約7,500円の損失になります。
ロット数別の損益は、以下のとおりです。
| ロット数 | 10ポイントの値動き | 50ポイントの値動き | 100ポイントの値動き |
|---|---|---|---|
| 0.01ロット | 0.1米ドル | 0.5米ドル | 1米ドル |
| 0.1ロット | 1米ドル | 5米ドル | 10米ドル |
| 1ロット | 10米ドル | 50米ドル | 100米ドル |
| 10ロット | 100米ドル | 500米ドル | 1,000米ドル |
| 100ロット | 1,000米ドル | 5,000米ドル | 10,000米ドル |
スプレッド、スワップポイント、配当調整はこの表に含まれていません。実際の口座損益は、これらを反映した金額になります。
円建て口座ではドル円レートの影響を受ける
US500は米ドル建ての商品です。円建て口座では、米ドルで発生した損益が日本円へ換算されます。
同じ50米ドルの利益でも、ドル円レートによって日本円の受取額が変わります。
| ドル円レート | 50米ドルの円換算額 |
|---|---|
| 130円 | 6,500円 |
| 140円 | 7,000円 |
| 150円 | 7,500円 |
| 160円 | 8,000円 |
必要証拠金もドル円レートによって変動します。円安になるほど日本円換算の必要証拠金と損益額は大きくなり、円高になるほど小さくなります。
US500の価格だけでなく、口座通貨への換算レートも確認しましょう。
AXIORYでUS500を取引するメリット
AXIORYでUS500を取引する主なメリットは、以下のとおりです。
- 米国の主要500社へまとめて投資できる
- 最大100倍のレバレッジを利用できる
- 0.01ロットから少額で始められる
- 下落相場でも売りから利益を狙える
- 平日のほぼ24時間取引できる
- 株価指数CFDの取引手数料が無料
- MT4・MT5・cTraderを利用できる
個別株より投資先を分散しやすく、少額から米国株式市場全体の値動きを取引できるのがUS500の特徴です。
米国の主要500社へまとめて投資できる
US500は、米国市場を代表する約500社で構成されるS&P500種指数の値動きを取引します。
1社の個別株だけを取引するより、企業固有の不祥事や業績悪化による影響を分散しやすいのがメリットです。
S&P500には、情報技術、金融、ヘルスケア、一般消費財、資本財など、幅広い業種の企業が含まれています。複数の個別株を自分で選ばなくても、US500の1銘柄で米国市場全体の値動きを狙えます。
ただし、時価総額の大きい企業ほど指数への影響も大きくなります。約500社へ完全に均等分散されているわけではありません。
最大100倍のレバレッジを利用できる
AXIORYのUS500は、最大100倍のレバレッジに対応しています。
レバレッジを使うことで、取引金額の1%に相当する証拠金からポジションを持てます。
たとえば、US500の価格が6,000のときに1ロット取引する場合、取引金額は6,000米ドルですが、レバレッジ100倍なら必要証拠金は60米ドルです。
少ない資金で取引できる一方、利益や損失は取引金額を基準に発生します。証拠金が少ないことを理由にロット数を増やしすぎないようにしましょう。
0.01ロットから少額で取引できる
US500の最小取引数量は0.01ロットです。
0.01ロットでは、US500が1ポイント動いたときの損益は0.01米ドルです。100ポイント動いても損益は1米ドルのため、初めて株価指数CFDを取引する人でも小さなリスクから試せます。
デモ口座で操作を確認したあと、リアル口座では0.01ロットから始め、値動きや損益に慣れてから数量を調整しましょう。
下落相場でも売りから利益を狙える
US500はCFDのため、現物を保有していなくても売りポジションを建てられます。
米国株式市場が下落すると予想する場合は、US500を売り、価格が下がったところで決済することで利益を狙えます。
現物株や投資信託を保有している人が、短期的な下落へのヘッジとして売りポジションを利用することも可能です。
ただし、価格が上昇すると売りポジションでは損失が発生します。上昇時の損失額に上限はないため、損切りを設定してください。
平日のほぼ24時間取引できる
AXIORYのUS500は、平日の早朝から翌朝まで取引できます。
米国株式市場の通常取引時間だけでなく、日本の日中や米国市場の開場前にも注文できるため、生活時間に合わせて取引しやすいのがメリットです。
企業決算や経済指標によって米国株価指数先物が動いた場合も、取引休止時間を除いて売買できます。
ただし、時間帯によって流動性やスプレッドが異なります。取引量の少ない時間帯では、急な値動きやスプレッド拡大に注意しましょう。
株価指数CFDの取引手数料が無料
AXIORYでは、US500を含む株価指数CFDの取引手数料が無料です。
ナノ口座やテラ口座ではFX通貨ペアに往復手数料がかかりますが、US500には外付け手数料が発生しません。
取引時に発生する主なコストは、買値と売値の差であるスプレッドです。ポジションを持ち越す場合は、スワップポイントや配当調整も損益へ影響します。
手数料無料というだけでなく、実際のスプレッドを確認して取引しましょう。
MT4・MT5・cTraderから取引できる
AXIORYのUS500は、口座タイプに応じてMT4・MT5・cTraderから取引できます。
| プラットフォーム | US500に対応する主な口座 |
|---|---|
| MT4 | スタンダード・ナノ・マックス |
| MT5 | テラ |
| cTrader | スタンダード・ナノ・マックス |
MT4・MT5ではEAによる自動売買、cTraderでは板情報や一括決済などの機能を利用できます。
普段使っている取引ツールや自動売買プログラムに合わせて、プラットフォームと口座タイプを選べる点もメリットです。
AXIORYでUS500を取引するデメリット・注意点
AXIORYのUS500には、次のデメリットや注意点があります。
- レバレッジによって損失も大きくなる
- 取引休止中は注文を執行できない
- 相場急変時にスプレッドが広がる
- 長期保有ではスワップが累積する
- 売りポジションでは配当調整額が差し引かれる
- S&P500の構成株を実際に保有するわけではない
少額の証拠金で取引できますが、US500の値動きに対する損益は取引ロット数を基準に発生します。
レバレッジによって損失も大きくなる
US500は最大100倍のレバレッジを利用できるため、少ない証拠金で大きな取引ができます。
一方、レバレッジは利益だけでなく損失も拡大させます。
たとえば、US500を100ロット取引すると、価格が1ポイント動くごとに100米ドルの損益が発生します。50ポイント逆行すれば、損失は5,000米ドルです。
必要証拠金の少なさだけを見てロット数を決めず、損切りまでの値幅から想定損失額を計算しましょう。
AXIORYではゼロカットが適用されますが、口座へ入金した資金を失う可能性はあります。
取引休止中は注文を執行できない
US500には、平日に約1時間の取引休止時間があります。
休止中は新規注文や手動決済だけでなく、価格が損切り・利益確定の水準へ到達しても注文を執行できません。
休止中に関連市場が大きく動くと、取引再開時に価格が飛んで始まる可能性があります。その場合、損切り注文が指定価格より不利な価格で約定することがあります。
短期取引のポジションを翌日に持ち越す場合は、休止時間までに決済するか、再開時の価格変動に耐えられるロット数へ抑えましょう。
相場急変時にスプレッドが広がる
AXIORYのUS500は変動スプレッドのため、買値と売値の差は一定ではありません。
米国雇用統計、CPI、FOMCなどの重要イベント時には価格が急変し、通常よりスプレッドが広がる可能性があります。
スプレッドが広がると、注文直後の含み損が大きくなるほか、損切りや利益確定の結果にも影響します。
特に短い値幅を狙うスキャルピングでは、想定利益よりスプレッドが大きくならないかを注文前に確認してください。
長期保有ではスワップの負担が増える
US500を日をまたいで保有すると、スワップポイントが発生します。
買い・売りのどちらでもマイナススワップになる場合があり、保有期間が長いほどコストが積み重なります。特定の曜日には、休日分を含む複数日分のスワップがまとめて発生することもあります。
数カ月から数年の長期保有を目的とする場合は、スワップコストのない現物株やS&P500連動ETFなどと比較しましょう。
US500は、レバレッジを使った短期~中期の価格差取引に向いています。
売りポジションでは配当調整額が差し引かれる
US500の配当落ち日をまたいで売りポジションを保有すると、配当調整額が口座から差し引かれます。
構成企業の配当が多い時期は、調整額も大きくなる可能性があります。
売りポジションで価格下落を予想していても、配当調整による支払いが利益を減らす場合があるため、持ち越す前に配当予定を確認しましょう。
買いポジションでは配当調整額が加算されますが、配当分が指数価格へ反映されるため、調整額だけを確実な利益として受け取れるわけではありません。
S&P500の構成株を実際に保有するわけではない
US500は株価指数CFDであり、S&P500を構成する個別株やETFを購入する取引ではありません。
そのため、次の権利は得られません。
- 構成企業の株主としての所有権
- 株主総会での議決権
- 企業から直接受け取る配当金
- 現物資産としての長期保有
配当については、保有方向に応じた配当調整として口座へ反映されます。
米国企業へ長期投資して資産を保有したい人は現物株やETF、価格の上昇・下落をレバレッジ取引したい人はUS500が向いています。
米国市場全体が下落すると分散効果が弱くなる
US500は約500社で構成されるため、個別企業のリスクは分散しやすい商品です。
しかし、景気後退、金融危機、急激な利上げなどによって米国市場全体が下落すると、多くの構成銘柄が同時に値下がりします。
また、時価総額の大きい企業の値動きは指数へ与える影響も大きくなります。
500社へ分散されているから安全と判断せず、相場全体のリスクを考慮して損切りを設定しましょう。
AXIORYでUS500を取引する方法
AXIORYでUS500を取引する流れは、以下のとおりです。
- US500対応口座を開設する
- MT4・MT5・cTraderへログインする
- 銘柄一覧へUS500を表示する
- US500のチャートを開く
- ロット数と注文方法を設定する
- 損切り・利益確定を設定する
- 買いまたは売りで注文する
初めて取引する場合は、デモ口座または0.01ロットで操作と損益の動きを確認しましょう。
US500対応の取引口座を開設する
AXIORYポータルへログインし、US500に対応する口座タイプを開設します。
選択できる組み合わせは、以下のとおりです。
| 口座タイプ | 取引プラットフォーム |
|---|---|
| スタンダード口座 | MT4・cTrader |
| ナノ口座 | MT4・cTrader |
| テラ口座 | MT5 |
| マックス口座 | MT4・cTrader |
ゼロ口座とアルファ口座ではUS500を取引できません。
開設済み口座のプラットフォームや口座タイプをあとから変更することはできないため、選択を間違えた場合は追加口座を開設してください。
MT4・MT5・cTraderへログインする
口座開設後、選択した取引プラットフォームをインストールしてログインします。
MT4・MT5では、AXIORYから発行された次の情報を使用します。
- ログインID
- 取引パスワード
- サーバー名
cTraderでは、cTrader IDに登録したメールアドレスとパスワードでログインし、取引するAXIORY口座を選択します。
AXIORYポータルのログインパスワードと、MT4・MT5の取引パスワードを混同しないようにしましょう。
銘柄一覧へUS500を表示する
ログイン後、銘柄一覧から「US500」を探します。
MT4では、気配値表示の上で右クリックし、「すべて表示」を選ぶと利用可能な銘柄が表示されます。銘柄一覧から株価指数CFDのグループを開き、US500だけを追加することも可能です。
MT5では「表示」から銘柄一覧を開き、US500を検索して表示します。cTraderでは銘柄検索欄へ「US500」と入力してください。
US500が見つからない場合は、以下を確認しましょう。
- 対応する口座タイプを利用している
- 正しい取引サーバーへログインしている
- リアル口座とデモ口座を間違えていない
- 銘柄が非表示になっていない
- 取引プラットフォームが最新版である
ゼロ口座やアルファ口座では、検索してもUS500は表示されません。
US500のチャートを開く
銘柄一覧のUS500を選び、チャートを表示します。
チャートでは、時間足やローソク足の表示、インジケーターなどを取引スタイルに合わせて設定できます。
短期取引では1分足・5分足・15分足、中期的な方向を確認する場合は1時間足・4時間足・日足などが使われます。
短い時間足だけでは大きなトレンドを見落としやすいため、複数の時間足を確認してから注文しましょう。
取引ロット数を設定する
注文画面を開き、取引するロット数を入力します。
US500の取引数量は0.01~1,500ロットです。
ロット数を決めるときは、必要証拠金ではなく、損切りまで価格が動いた場合の損失額を基準にしましょう。
たとえば、1ロットで50ポイント離れた位置へ損切りを設定する場合、想定損失は50米ドルです。
想定損失=損切りまでのポイント数×コントラクトサイズ1×ロット数
円建て口座では、計算した米ドル額をドル円レートで日本円へ換算します。
成行・指値・逆指値注文を選ぶ
US500では、現在価格ですぐに取引する成行注文と、指定価格への到達後に発注する予約注文を利用できます。
| 注文方法 | 使用する場面 |
|---|---|
| 成行買い | 現在価格から上昇すると予想する |
| 成行売り | 現在価格から下落すると予想する |
| 買い指値 | 現在より安い価格からの上昇を狙う |
| 売り指値 | 現在より高い価格からの下落を狙う |
| 買い逆指値 | 現在より高い価格を上抜けた後の上昇を狙う |
| 売り逆指値 | 現在より安い価格を下抜けた後の下落を狙う |
予約注文では、注文価格と有効期限も設定します。
相場が急変した場合は、指定した価格と実際の約定価格にずれが生じる可能性があります。
損切りと利益確定を設定する
注文時に、損切りと利益確定の価格を設定します。
損切りは、予想と反対方向へ価格が動いたときに損失を限定する注文です。利益確定は、目標価格へ到達したときに利益を確定します。
買いと売りでは、設定する位置が逆になります。
| 売買方向 | 損切り | 利益確定 |
|---|---|---|
| 買い | 注文価格より下 | 注文価格より上 |
| 売り | 注文価格より上 | 注文価格より下 |
US500は経済指標や米国市場の開始時に急変する場合があります。注文後に考えるのではなく、エントリーと同時に損切りを設定しましょう。
買いまたは売りで注文する
注文内容を確認し、上昇を予想する場合は買い、下落を予想する場合は売りを選択します。
注文前に確認する項目は、以下のとおりです。
- 銘柄がUS500になっている
- 売買方向が正しい
- ロット数が適切である
- スプレッドが広がっていない
- 損切り・利益確定が正しい
- 必要証拠金に余裕がある
- 重要な経済指標の直前ではない
注文後は、ポジション一覧で約定価格、含み損益、損切り価格などを確認できます。
US500は平日のほぼ24時間動くため、常に画面を見続けるのではなく、損切りと利益確定を使ってリスクを管理しましょう。
AXIORYのUS500・US30・US100を比較
AXIORYでは、米国市場を代表する株価指数CFDとしてUS500・US30・US100を取引できます。いずれも最大レバレッジは100倍ですが、構成銘柄や値動きの特徴が異なります。
| 比較項目 | US500 | US30 | US100 |
|---|---|---|---|
| 連動する指数 | S&P500 | ダウ平均株価 | NASDAQ100 |
| 主な構成 | 米国の大型株約500社 | 米国の代表的企業30社 | NASDAQ上場の主要な非金融企業100社 |
| 算出方法 | 時価総額加重型 | 株価平均型 | 時価総額を基礎とする方式 |
| 値動きの特徴 | 幅広い業種を反映 | 一部の値がさ株の影響を受けやすい | ハイテク・成長株の影響が大きい |
| 最大レバレッジ | 100倍 | 100倍 | 100倍 |
| 必要証拠金率 | 1% | 1% | 1% |
| 最小取引量 | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
| 最大取引量 | 1,500ロット | 400ロット | 600ロット |
| 契約サイズ | 1 | 1 | 1 |
| 取引通貨 | USD | USD | USD |
US500は米国株式市場全体の動きを捉えやすい
US500は、米国を代表する大型企業約500社で構成されるS&P500に連動します。情報技術だけでなく、金融・ヘルスケア・一般消費財・資本財など幅広い業種が含まれているため、米国の大型株市場全体の動きを捉えやすい銘柄です。
時価総額の大きい企業ほど指数への影響も大きくなりますが、US30やUS100より構成銘柄が多いため、特定企業や特定業種による影響が比較的分散されています。ただし、構成銘柄には大型ハイテク企業も多く、相場環境によってはIT関連株の動向に左右されます。
US30は代表的な優良企業30社に連動する
US30は、ダウ平均株価に連動する株価指数CFDです。米国を代表する大手企業30社で構成されており、長い歴史を持つ成熟企業や世界的なブランド企業が多く含まれます。
US30は構成銘柄数が少なく、株価の高い銘柄ほど指数に大きな影響を与える株価平均型です。そのため、影響力の大きい構成企業の決算発表やニュースによって、指数が大きく動くことがあります。
US100はハイテク株や成長株の影響を受けやすい
US100は、NASDAQ市場に上場する主要な非金融企業で構成されるNASDAQ100に連動します。情報技術や通信サービスなどの比重が大きく、ハイテク企業や成長企業の値動きを捉えたい場合に適しています。
上昇相場では大きな値幅を期待できる一方、金利上昇やリスク回避の局面では売られやすく、US500より値動きが大きくなる傾向があります。短期間で利益を狙いやすい反面、損失も拡大しやすいため、ロット数と損切り幅の管理が重要です。
初心者にはUS500が比較的選びやすい
初めて米国株価指数CFDを取引する場合は、構成銘柄と業種が幅広いUS500が比較的選びやすいでしょう。特定の企業や業種だけに依存しにくく、米国経済全体を意識した分析がしやすいためです。
ただし、US500が必ずUS30やUS100より安全というわけではありません。雇用統計やFOMC、インフレ指標の発表時には急変することがあり、レバレッジをかけすぎれば短時間で大きな損失が発生します。
銘柄選びの目安は次のとおりです。
- 米国の大型株市場全体を取引したい:US500
- 米国を代表する優良企業に絞りたい:US30
- ハイテク株や成長株の値動きを狙いたい:US100
- 値動きの分散を重視したい:US500
- より大きな値幅を狙いたい:US100
どの銘柄を選ぶ場合も、値動きの大きさだけで判断せず、スプレッドや必要証拠金、経済指標の発表予定まで確認して取引することが重要です。
AXIORYのUS500に影響を与える経済指標
US500は米国の大型株約500社で構成されるため、米国の景気や金利見通しに関する経済指標によって大きく変動します。特に雇用統計・消費者物価指数・FOMCは値動きへの影響が大きいため、発表日時を確認しておくことが重要です。
米国雇用統計
米国雇用統計は、原則として毎月第1金曜日に発表される重要指標です。主に次の項目が注目されます。
- 非農業部門雇用者数
- 失業率
- 平均時給
- 前月分の改定値
雇用が市場予想を上回ると景気の強さが意識され、US500には上昇材料となります。一方、雇用が強すぎると利下げ観測が後退し、株価が下落することもあります。
そのため「雇用統計が良ければ必ずUS500が上昇する」とは限りません。結果そのものだけでなく、市場予想との差や金融政策への影響まで確認する必要があります。
消費者物価指数(CPI)
消費者物価指数は、米国の物価動向を示す代表的な指標です。総合指数だけでなく、食品とエネルギーを除いたコアCPIも重視されます。
CPIが市場予想を上回ると、インフレ抑制のために高金利が長期化するとの見方が強まり、US500が下落しやすくなります。反対に物価上昇の鈍化が確認されると、利下げ期待から上昇する可能性があります。
ただし、景気後退への懸念が強い場面では、CPIの低下が景気悪化のサインとして受け止められる場合もあります。
FOMCと政策金利
FOMCは、米国の金融政策を決定する会合です。政策政策金利の発表に加えて、声明文・経済見通し・政策金利見通し・FRB議長の記者会見が注目されます。
一般的には、利下げや金融緩和に前向きな内容はUS500の上昇材料です。利上げや高金利の維持を示す内容は、企業の資金調達コストや株式の割高感に影響するため、下落材料となりやすい傾向があります。
FOMC当日は、政策金利発表直後とFRB議長の発言時に相場の方向が変わることもあります。最初の値動きだけを見て飛び乗ると、急反転に巻き込まれる可能性があります。
GDP
国内総生産(GDP)は、米国経済全体の成長率を示す指標です。GDPが市場予想を上回れば、企業業績への期待からUS500が上昇する可能性があります。
一方、強いGDPによってインフレや高金利の長期化が警戒されると、好結果でもUS500が下落する場合があります。GDPも数値の良し悪しだけでなく、FRBの金融政策にどう影響するかが重要です。
小売売上高
小売売上高は、米国の個人消費の動向を示します。米国経済では個人消費の占める割合が大きいため、消費の強さを判断する重要な材料です。
市場予想を上回れば、企業業績や景気への期待が高まりやすくなります。ただし、消費の過熱がインフレ懸念につながると、US500にとってマイナス材料になることもあります。
ISM景況指数
ISM製造業景況指数とISM非製造業景況指数は、企業の景況感を示す指標です。一般的に50を上回れば景気拡大、50を下回れば景気縮小を示します。
米国経済はサービス業の割合が大きいため、ISM非製造業景況指数も重視されます。総合指数だけでなく、新規受注・雇用・支払価格などの内訳によってUS500が動く場合があります。
構成企業の決算発表
US500は経済指標だけでなく、時価総額の大きい構成企業の決算にも影響されます。大型ハイテク企業などの決算発表後は、1社の値動きがUS500全体に波及することがあります。
確認しておきたい内容は次のとおりです。
- 売上高と1株当たり利益
- 市場予想との差
- 次期以降の業績見通し
- AI・クラウドなど成長事業の状況
- 経営陣による今後の見解
特に主要企業の決算が集中する時期は、通常よりUS500の値動きが大きくなる可能性があります。
重要指標発表時はポジション管理を徹底する
重要指標の発表前後は、スプレッドの拡大やスリッページが発生しやすくなります。注文価格と実際の約定価格に差が生じ、設定した価格で損切りできない可能性もあります。
指標発表をまたいでUS500を保有する場合は、次の対策が有効です。
- 事前に経済指標カレンダーを確認する
- 通常よりロット数を抑える
- 証拠金維持率に余裕を持たせる
- 許容できる損失額から損切り位置を決める
- 発表直前の成行注文を避ける
経済指標発表時の急変を狙う方法もありますが、方向の予測が当たってもスプレッドやスリッページによって想定外の損失が発生します。初心者は発表直前の新規取引を避け、値動きが落ち着いてから取引する方法も検討しましょう。
AXIORYのUS500に関するよくある質問
AXIORYのUS500とは何ですか?
AXIORYのUS500は、米国の代表的な株価指数であるS&P500の値動きに連動する株価指数CFDです。現物株を購入するのではなく、価格の上昇または下落を予測して取引します。
AXIORYのUS500は何倍のレバレッジで取引できますか?
US500の最大レバレッジは100倍で、必要証拠金率は1%です。口座自体の最大レバレッジが1,000倍や2,000倍に設定されていても、US500には銘柄固有の最大100倍が適用されます。
なお、cTraderで口座レバレッジを100倍未満に設定している場合は、低いほうのレバレッジが適用されます。
AXIORYのUS500に取引手数料はかかりますか?
US500の取引手数料は無料です。FX通貨ペアで取引手数料が発生するナノ口座やテラ口座でも、株価指数CFDの取引手数料はかかりません。
ただし、売値と買値の差であるスプレッドは実質的な取引コストになります。また、ポジションを翌日に持ち越した場合は、条件に応じてスワップポイントが発生します。
AXIORYのUS500は何ロットから取引できますか?
US500は0.01ロットから取引できます。最大取引量は1回の注文につき1,500ロットです。
少額から取引できますが、必要証拠金だけを基準にロット数を決めるのは危険です。損切りまでの値幅と許容損失額を先に決めてから、適切なロット数を計算しましょう。
AXIORYのUS500はMT4・MT5・cTraderのどれで取引できますか?
US500は、対応する口座タイプを利用すればMT4・MT5・cTraderで取引できます。
- MT4:スタンダード口座・ナノ口座・マックス口座
- MT5:テラ口座
- cTrader:スタンダード口座・ナノ口座・マックス口座
ゼロ口座とアルファ口座ではUS500を取引できません。
AXIORYのUS500は土日も取引できますか?
US500は土日に取引できません。基本的に月曜日から金曜日まで取引できますが、米国の祝日などには取引時間の短縮や休場が発生することがあります。
週末は注文を執行できないため、金曜日からポジションを持ち越す場合は、月曜日の窓開けによる損失に注意が必要です。
US500を保有すると配当金を受け取れますか?
US500の買いポジションを権利調整日に保有している場合は、配当調整額が口座へ反映されます。一方、売りポジションでは配当調整額が差し引かれます。
現物株の配当金とは仕組みが異なり、構成企業の配当による指数価格への影響を調整するための処理です。
US500は買いと売りの両方から取引できますか?
US500はCFDなので、買いと売りのどちらからでも取引を始められます。上昇を予想する場合は買い、下落を予想する場合は売り注文を出します。
ただし、予想と反対方向へ相場が動けば、買いでも売りでも損失が発生します。
AXIORYのUS500は自動売買できますか?
MT4またはMT5に対応するEAを利用すれば、US500の自動売買が可能です。ただし、すべてのEAが株価指数CFDに対応しているとは限りません。
使用前に銘柄名・契約サイズ・最小取引量・取引時間などがAXIORYのUS500に適合しているか確認し、デモ口座で動作を検証しましょう。
US500とUS100はどちらがおすすめですか?
米国の幅広い大型株へ分散したい場合はUS500、ハイテク株や成長株の大きな値動きを狙いたい場合はUS100が候補になります。
US100はUS500より値動きが大きくなりやすいため、初心者には構成銘柄と業種が幅広いUS500が比較的選びやすいでしょう。ただし、US500にも急落リスクがあるため、必ず損切りと資金管理が必要です。
まとめ
AXIORYのUS500は、米国の大型企業約500社で構成されるS&P500の値動きに連動した株価指数CFDです。買いだけでなく売りからも取引でき、少ない証拠金で米国株式市場全体の値動きを狙えます。
AXIORYにおけるUS500の主な取引条件は、次のとおりです。
- 最大レバレッジ:100倍
- 必要証拠金率:1%
- 最小取引量:0.01ロット
- 最大取引量:1,500ロット
- 契約サイズ:1
- 取引手数料:無料
- 取引通貨:米ドル
- 対応ツール:MT4・MT5・cTrader
スタンダード口座・ナノ口座・テラ口座・マックス口座で取引できますが、ゼロ口座とアルファ口座はUS500に対応していません。利用したい取引ツールや取引スタイルに合わせて口座タイプを選びましょう。
US500は構成銘柄と業種が幅広く、US30やUS100と比べて米国の大型株市場全体を捉えやすいことが特徴です。ただし、雇用統計・CPI・FOMC・主要企業の決算発表時には、価格が短時間で急変する場合があります。
最大100倍のレバレッジを使えるからといって、上限まで取引する必要はありません。最初は0.01ロットなどの小さな取引量から始め、許容損失額を基準にロット数と損切り位置を設定することが重要です。
AXIORYで米国株価指数を取引したい方は、US500の必要証拠金や取引時間、スプレッドを確認したうえで、自分の資金に合った取引量から始めましょう。
