AXIORY(アキシオリー)では、スイスフラン(CHF)を含むUSDCHF・EURCHF・CHFJPYなどの通貨ペアを取引できます。
ただし、2026年10月21日時点では、スイスフラン関連通貨ペアのレバレッジが一時的に20倍に制限されています。
AXIORYのFX取引では最大2,000倍のレバレッジを提供していますが、スイスフラン関連通貨ペアには適用されないため、通常よりも多くの必要証拠金を用意しなければなりません。
また、スイスフランは市場の不安が高まると買われやすい通貨として知られており、スイス国立銀行の金融政策などによって為替レートが大きく変動する場合があります。
この記事では、AXIORYで取引できるスイスフランの通貨ペアやスプレッド、スワップポイント、レバレッジ20倍での必要証拠金を詳しく解説します。
さらに、MT4・MT5・cTraderでの取引方法や、スイスフランを取引する際の注意点についても紹介します。
AXIORYのスイスフランは取引できるがレバレッジは20倍
AXIORY(アキシオリー)では、スイスフラン(CHF)を含む通貨ペアを取引できます。
ただし、2026年10月21日時点では、スイスフランを含むすべての通貨ペアに対して、レバレッジ20倍の制限が適用されています。
AXIORYのFX取引では最大2,000倍のレバレッジを提供していますが、CHFJPYやUSDCHFなどのスイスフラン関連通貨ペアには適用されません。
現在の取引条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スイスフランの取引 | 可能 |
| 対象通貨ペア | CHFを含むすべての通貨ペア |
| 新規買い注文 | 可能 |
| 新規売り注文 | 可能 |
| 適用レバレッジ | 20倍 |
| 制限開始日 | 2021年8月27日 |
| 制限解除日 | 未公表 |
| 制限の目的 | 急激な価格変動リスクへの対応 |
スイスフランを含む通貨ペアは取引可能
AXIORYでは、スイスフラン円(CHFJPY)や米ドルスイスフラン(USDCHF)、ユーロスイスフラン(EURCHF)などを取引できます。
スイスフラン関連通貨ペアでは、買い注文と売り注文の両方を利用できます。
主な通貨ペアは次のとおりです。
| 通貨ペア | シンボル | 買い注文の意味 |
|---|---|---|
| スイスフラン/日本円 | CHFJPY | スイスフラン買い・円売り |
| 米ドル/スイスフラン | USDCHF | 米ドル買い・スイスフラン売り |
| ユーロ/スイスフラン | EURCHF | ユーロ買い・スイスフラン売り |
| 英ポンド/スイスフラン | GBPCHF | 英ポンド買い・スイスフラン売り |
| 豪ドル/スイスフラン | AUDCHF | 豪ドル買い・スイスフラン売り |
| カナダドル/スイスフラン | CADCHF | カナダドル買い・スイスフラン売り |
| NZドル/スイスフラン | NZDCHF | NZドル買い・スイスフラン売り |
例えば、CHFJPYを買う場合は、スイスフランを買って日本円を売る取引になります。
一方、USDCHFを買う場合は米ドル買い・スイスフラン売りとなるため、スイスフラン高を狙いたい場合は売り注文が候補になります。
このように、通貨ペアによってスイスフランが基軸通貨になる場合と決済通貨になる場合があります。
AXIORYではスイスフランを含む通貨ペアを取引できますが、買い注文が必ずスイスフラン買いになるわけではありません。
スイスフランのレバレッジは一時的に20倍に固定
AXIORYのスイスフラン関連通貨ペアには、通常のFX取引とは異なるレバレッジ制限が適用されています。
この制限は、2021年8月20日にAXIORYが発表し、同年8月27日から適用されたものです。
AXIORYは当時、スイスフランの急激な価格変動が発生する可能性を考慮し、顧客資金と取引環境を保護するためにレバレッジを20倍へ引き下げると発表しました。
レバレッジ制限は2021年8月27日に開始
AXIORYが発表した制限内容は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2021年8月20日 |
| 適用開始 | 2021年8月27日20時(日本時間) |
| 対象銘柄 | すべてのスイスフラン関連通貨ペア |
| 変更後レバレッジ | 20倍 |
| 制限理由 | スイスフランのボラティリティ上昇への備え |
| 対象口座 | リアル口座 |
なお、発表当時の案内では、デモ口座については設定されたレバレッジが適用されると説明されています。
そのため、デモ口座で20倍を超えるレバレッジが表示された場合でも、リアル口座で同じ条件が適用されるわけではありません。
レバレッジ20倍では必要証拠金が増える
例えば、スイスフラン円(CHFJPY)を1ロット(10万CHF)取引する場合を考えてみましょう。
1CHF=180円と仮定すると、取引金額は1,800万円です。
| 適用レバレッジ | 必要証拠金 |
|---|---|
| 20倍 | 900,000円 |
| 100倍 | 180,000円 |
| 400倍 | 45,000円 |
| 1,000倍 | 18,000円 |
※1CHF=180円、1ロット=10万CHFと仮定した計算例です。20倍以外の倍率は比較用であり、現在のAXIORYのスイスフランに適用できるものではありません。
この例では、20倍で1ロットを取引するために90万円の必要証拠金が発生します。
同じ取引数量でも、レバレッジ400倍と比較すると必要証拠金は20倍になります。
ただし、レバレッジが低くても、同じ取引数量であれば為替レートの変化によって発生する損益額は基本的に変わりません。
AXIORYのスイスフランは、口座に高いレバレッジを設定していても20倍の制限が優先されるため、通常のFX通貨ペアより必要証拠金が大きくなる点に注意しましょう。
レバレッジ制限の解除時期は未定
AXIORYのスイスフランに対するレバレッジ20倍の制限は、2021年8月27日から継続しています。
2026年10月21日時点でも、AXIORYの公式FX取引ページにはスイスフランのレバレッジが20倍に固定されていると明記されています。
現時点で、制限を解除する具体的な日程は公表されていません。
制限解除後は取引条件が変わる可能性がある
今後、スイスフランのレバレッジ制限が解除された場合は、必要証拠金が変わる可能性があります。
例えば、CHFJPYの必要証拠金が現在の20倍を基準に計算されている場合、適用レバレッジが引き上げられれば、同じ取引数量でも必要証拠金は少なくなります。
ただし、制限解除後に何倍のレバレッジが適用されるのかは、現時点では決まっていません。
また、口座タイプや有効証拠金によるレバレッジ制限が別途適用される可能性もあります。
取引前に確認する項目
スイスフランを取引する場合は、次の項目を確認してください。
-
AXIORYのFX取引ページにあるレバレッジ制限の案内
-
MT4・MT5・cTraderの銘柄仕様
-
対象通貨ペアの必要証拠金
-
口座の証拠金維持率とロスカット水準
特に、CHFJPY・USDCHF・EURCHFなどのポジションを複数保有する場合は、それぞれの必要証拠金を合計して管理する必要があります。
AXIORYのスイスフランは現在もレバレッジ20倍に固定されており、解除時期は未定です。取引前には20倍を基準に必要証拠金を計算し、余裕のある資金管理を行いましょう。
AXIORYで取引できるスイスフランの通貨ペア
AXIORY(アキシオリー)では、スイスフラン(CHF)を含む7種類の通貨ペアを取り扱っています。
スイスフラン円(CHFJPY)や米ドルスイスフラン(USDCHF)、ユーロスイスフラン(EURCHF)などを取引でき、スイスフラン高・スイスフラン安のどちらの方向にも対応できます。
ただし、スイスフランを含むすべての通貨ペアは、リアル口座でレバレッジが20倍に制限されています。
AXIORYのスイスフラン関連通貨ペアは次のとおりです。
| 通貨ペア | シンボル | 基軸通貨 | 決済通貨 |
|---|---|---|---|
| 米ドル/スイスフラン | USDCHF | 米ドル | スイスフラン |
| ユーロ/スイスフラン | EURCHF | ユーロ | スイスフラン |
| スイスフラン/日本円 | CHFJPY | スイスフラン | 日本円 |
| 英ポンド/スイスフラン | GBPCHF | 英ポンド | スイスフラン |
| 豪ドル/スイスフラン | AUDCHF | 豪ドル | スイスフラン |
| カナダドル/スイスフラン | CADCHF | カナダドル | スイスフラン |
| NZドル/スイスフラン | NZDCHF | NZドル | スイスフラン |
USDCHF|米ドル・スイスフラン
USDCHFは、米ドル(USD)とスイスフラン(CHF)を組み合わせた通貨ペアです。
米ドルが基軸通貨、スイスフランが決済通貨となっており、1米ドルが何スイスフランに相当するかを示しています。
USDCHFの基本的な特徴は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シンボル | USDCHF |
| 基軸通貨 | 米ドル |
| 決済通貨 | スイスフラン |
| 買い注文 | 米ドル買い・スイスフラン売り |
| 売り注文 | 米ドル売り・スイスフラン買い |
| レバレッジ | 最大20倍 |
例えば、USDCHFが0.8000から0.8100に上昇した場合は、米ドル高・スイスフラン安が進んだことを意味します。
反対に、0.8000から0.7900に下落した場合は、米ドル安・スイスフラン高です。
USDCHFは米国とスイスの金融政策が重要
USDCHFの値動きには、米国の連邦準備制度理事会(FRB)とスイス国立銀行(SNB)の金融政策が大きく関係します。
例えば、米国の金利が上昇し、スイスとの金利差が拡大するとの見方が強まると、米ドル買いの要因になる場合があります。
一方、世界的に金融市場への不安が高まると、スイスフランが買われてUSDCHFが下落することもあります。
USDCHFでスイスフラン高を狙う場合は売り注文、スイスフラン安を狙う場合は買い注文が基本です。
EURCHF|ユーロ・スイスフラン
EURCHFは、ユーロ(EUR)とスイスフラン(CHF)を組み合わせた通貨ペアです。
ユーロが基軸通貨、スイスフランが決済通貨となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シンボル | EURCHF |
| 基軸通貨 | ユーロ |
| 決済通貨 | スイスフラン |
| 買い注文 | ユーロ買い・スイスフラン売り |
| 売り注文 | ユーロ売り・スイスフラン買い |
| レバレッジ | 最大20倍 |
例えば、EURCHFが0.9500から0.9600に上昇した場合は、ユーロ高・スイスフラン安を示します。
反対に、0.9500から0.9400に下落した場合は、ユーロ安・スイスフラン高です。
EURCHFは欧州とスイスの経済動向に注目
スイスはユーロ圏と経済的なつながりが強いため、EURCHFは欧州の経済状況や金融政策の影響を受けます。
特に、次の材料が重要です。
-
欧州中央銀行(ECB)の政策金利
-
スイス国立銀行(SNB)の政策金利
-
ユーロ圏のインフレ率や景気動向
-
スイスフランへの資金流入
-
世界的な金融市場の不安定化
また、EURCHFは2015年1月のスイスフランショックで大きな価格変動が発生した通貨ペアとしても知られています。
当時、スイス国立銀行がユーロに対するスイスフランの上限政策を突然撤廃したことで、EURCHFが急落しました。
この出来事は、スイスフラン関連通貨ペアで急激な相場変動が発生する可能性を示しています。
EURCHFは欧州とスイスの金融政策を比較しながら、急激なスイスフラン高にも注意して取引することが重要です。
CHFJPY|スイスフラン・日本円
CHFJPYは、スイスフラン(CHF)と日本円(JPY)を組み合わせた通貨ペアです。
スイスフランが基軸通貨、日本円が決済通貨となっており、1スイスフランが何円に相当するかを示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シンボル | CHFJPY |
| 基軸通貨 | スイスフラン |
| 決済通貨 | 日本円 |
| 買い注文 | スイスフラン買い・円売り |
| 売り注文 | スイスフラン売り・円買い |
| レバレッジ | 最大20倍 |
CHFJPYは日本円建てで損益を把握しやすく、スイスフランの値動きを円との関係で分析したい場合に利用できます。
例えば、CHFJPYが180円から181円に上昇した場合は、スイスフラン高・円安です。
反対に、180円から179円に下落した場合は、スイスフラン安・円高となります。
CHFJPYは1円の変動でいくら損益が発生する?
CHFJPYを取引する場合は、取引数量によって価格変動による損益が異なります。
例えば、CHFJPYが1円変動した場合の損益は次のとおりです。
| 取引数量 | 1円変動した場合の損益 |
|---|---|
| 1,000 CHF | 1,000円 |
| 10,000 CHF | 10,000円 |
| 50,000 CHF | 50,000円 |
| 100,000 CHF | 100,000円 |
※スプレッド・取引手数料・スワップを含まない計算例です。
例えば、CHFJPYを10万通貨買い、価格が180円から181円に上昇すると、売買益は100,000円です。
一方、179円に下落すると100,000円の含み損が発生します。
また、スイスフランのレバレッジは20倍に制限されているため、同じ10万通貨でも通常の高レバレッジ通貨ペアより必要証拠金が大きくなります。
CHFJPYは日本円で損益を計算しやすい通貨ペアですが、取引数量と必要証拠金の両方を確認して取引しましょう。
GBPCHF|英ポンド・スイスフラン
GBPCHFは、英ポンド(GBP)とスイスフラン(CHF)を組み合わせた通貨ペアです。
英ポンドが基軸通貨、スイスフランが決済通貨となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シンボル | GBPCHF |
| 基軸通貨 | 英ポンド |
| 決済通貨 | スイスフラン |
| 買い注文 | 英ポンド買い・スイスフラン売り |
| 売り注文 | 英ポンド売り・スイスフラン買い |
| レバレッジ | 最大20倍 |
GBPCHFは、英国とスイスの金融政策や景気動向を反映して変動します。
例えば、GBPCHFが1.0500から1.0600に上昇した場合は、英ポンド高・スイスフラン安です。
反対に、1.0500から1.0400に下落した場合は、英ポンド安・スイスフラン高を示します。
GBPCHFは英ポンドとスイスフランの特性が異なる
英ポンドは英国の経済指標や金融政策の影響を受け、スイスフランは市場の不安が高まった際に買われることがあります。
そのため、GBPCHFでは2つの通貨に異なる要因が働き、値動きが大きくなる場合があります。
特に確認したい材料は次のとおりです。
-
イングランド銀行(BOE)の政策金利
-
スイス国立銀行(SNB)の政策金利
-
英国の雇用統計やインフレ率
-
欧州の政治・経済情勢
-
世界的なリスク回避の動き
例えば、英国の経済指標が市場予想を下回り、同時にスイスフランへの資金流入が強まると、GBPCHFが下落する要因になります。
一方、英国の経済見通しが改善し、スイスフランが売られる場合は、GBPCHFの上昇につながる可能性があります。
GBPCHFは英ポンドとスイスフランの両方の値動きを確認し、経済指標の発表時にはスプレッドや価格変動にも注意しましょう。
AUDCHF・CADCHF・NZDCHF|その他のスイスフラン通貨ペア
AXIORYでは、豪ドル・カナダドル・ニュージーランドドルとスイスフランを組み合わせた通貨ペアも取引できます。
それぞれの通貨ペアの特徴は次のとおりです。
| 通貨ペア | シンボル | 主な値動きの要因 |
|---|---|---|
| 豪ドル/スイスフラン | AUDCHF | 豪州の金融政策・中国経済・市場のリスク選好 |
| カナダドル/スイスフラン | CADCHF | カナダの金融政策・原油価格・市場のリスク選好 |
| NZドル/スイスフラン | NZDCHF | NZの金融政策・経済指標・市場のリスク選好 |
いずれもスイスフランが決済通貨のため、買い注文はスイスフラン売り、売り注文はスイスフラン買いになります。
AUDCHF|豪ドル・スイスフラン
AUDCHFは、豪ドルとスイスフランを組み合わせた通貨ペアです。
豪ドルはオーストラリアの金利政策や中国経済、資源価格などの影響を受ける場合があります。
例えば、世界的に投資家がリスクを取りやすい環境では豪ドルが買われ、AUDCHFが上昇することがあります。
反対に、金融市場の不安が高まり、豪ドルが売られてスイスフランが買われる場合は、AUDCHFの下落要因になります。
CADCHF|カナダドル・スイスフラン
CADCHFは、カナダドルとスイスフランを組み合わせた通貨ペアです。
カナダドルは、カナダ銀行(BOC)の金融政策や原油価格、カナダの経済状況などの影響を受けます。
例えば、原油価格の上昇がカナダ経済にプラスと受け止められ、カナダドルが買われる場合は、CADCHFの上昇要因になります。
ただし、原油価格とカナダドルの値動きが常に一致するわけではありません。
NZDCHF|NZドル・スイスフラン
NZDCHFは、ニュージーランドドルとスイスフランを組み合わせた通貨ペアです。
NZドルはニュージーランド準備銀行(RBNZ)の金融政策や経済指標、世界的なリスク選好などの影響を受けます。
例えば、NZドルが買われ、スイスフランが売られる場合はNZDCHFの上昇要因になります。
一方、市場の不安が高まり、NZドル売り・スイスフラン買いが進むと、NZDCHFが下落する可能性があります。
3通貨ペアの取引条件を比較する際の注意点
AUDCHF・CADCHF・NZDCHFを比較する場合は、値動きだけでなく取引コストも確認してください。
特に、次の項目が重要です。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| スプレッド | 買値と売値の差 |
| 取引手数料 | 口座タイプごとの取引コスト |
| スワップ | 買い・売りそれぞれの受払い |
| レバレッジ | いずれも20倍に制限 |
| 必要証拠金 | 基軸通貨の価格と取引数量から計算 |
また、これらの通貨ペアは、USDCHFやEURCHFと比較して流動性が低い時間帯があるため、スプレッドの拡大やスリッページにも注意が必要です。
AXIORYでスイスフラン関連通貨ペアを選ぶ場合は、通貨ごとの特徴に加えて、レバレッジ20倍の必要証拠金と実際の取引コストを比較しましょう。
AXIORYのスイスフランのスプレッドと取引手数料
AXIORY(アキシオリー)では、スイスフラン(CHF)を含む通貨ペアを変動スプレッドで提供しています。
スプレッドは通貨ペアや口座タイプによって異なり、ナノ口座・テラ口座ではスプレッドとは別に取引手数料が発生します。
また、AXIORYのゼロ口座では、USDCHF・EURCHF・CHFJPYなど7種類のスイスフラン関連通貨ペアのうち、6種類がゼロスプレッドの対象銘柄に含まれています。
スイスフランの取引コストを比較する場合は、表示スプレッドだけでなく、取引手数料も含めた合計コストを確認することが重要です。
| 口座タイプ | スプレッド | 取引手数料 |
|---|---|---|
| スタンダード口座 | 変動制 | 無料 |
| ナノ口座 | 変動制・比較的狭い | 1ロット往復6米ドル |
| テラ口座 | 変動制・比較的狭い | 1ロット往復6米ドル |
| ゼロ口座 | 対象銘柄でゼロスプレッドを提供 | 銘柄別の変動手数料 |
スイスフラン関連通貨ペアのスプレッド
AXIORYでは、USDCHF・EURCHF・CHFJPYなどのスイスフラン関連通貨ペアを変動スプレッドで提供しています。
変動スプレッドとは、市場の状況に応じて売値(BID)と買値(ASK)の差が変化する仕組みです。
スイスフラン関連通貨ペアは7種類あり、それぞれ流動性や取引量が異なるため、同じスプレッドになるわけではありません。
スイスフラン関連7通貨ペアのスプレッド比較
各通貨ペアのスプレッドを比較する際は、次の点を確認してください。
| 通貨ペア | スプレッドの特徴 |
|---|---|
| USDCHF | 主要通貨ペアの一つで、比較的流動性が高い |
| EURCHF | 欧州市場の取引動向に影響される |
| CHFJPY | スイスフランと日本円の価格変動に影響される |
| GBPCHF | 英国の経済指標発表時などに拡大する場合がある |
| AUDCHF | 豪ドル・スイスフラン双方の流動性に影響される |
| CADCHF | 取引時間帯によってスプレッドが変化する |
| NZDCHF | 流動性が低下するとスプレッドが広がる場合がある |
AXIORYの公式FX取引ページでは、スタンダード口座とナノ・テラ口座の売値・買値・スプレッドを確認できます。
ただし、公式サイトに表示されるスプレッドは変動するため、実際に注文する際はMT4・MT5・cTraderの価格を確認してください。
CHFJPYのスプレッドを円換算する方法
スイスフラン円(CHFJPY)は決済通貨が日本円のため、スプレッドによる取引コストを計算しやすい通貨ペアです。
例えば、CHFJPYのスプレッドが2.0pipsの場合、1pips=0.01円なので、価格差は0.02円となります。
| 取引数量 | スプレッド2.0pipsのコスト |
|---|---|
| 1,000 CHF | 20円 |
| 10,000 CHF | 200円 |
| 50,000 CHF | 1,000円 |
| 100,000 CHF | 2,000円 |
※スプレッドを2.0pipsと仮定した計算例であり、AXIORYの現在の実測値ではありません。取引手数料は含みません。
例えば、CHFJPYを1ロット(10万通貨)取引する場合、スプレッドが2.0pipsなら取引開始時の価格差は2,000円相当です。
スイスフラン関連通貨ペアのスプレッドを比較するときは、pips数に加えて取引数量に応じた金額も確認しましょう。
スタンダード・ナノ・テラ口座の取引コスト
AXIORYのスタンダード口座・ナノ口座・テラ口座では、スプレッドと取引手数料の仕組みが異なります。
スタンダード口座は原則として別途のFX取引手数料がかかりませんが、ナノ口座とテラ口座では1ロットあたり往復6米ドルの手数料が発生します。
スタンダード口座は取引手数料が無料
スタンダード口座では、スプレッドが主な取引コストになります。
例えば、CHFJPYを1ロット取引し、スプレッドが2.0pipsだった場合、価格差によるコストは2,000円相当です。
別途FX取引手数料が発生しないため、取引コストを比較的簡単に把握できます。
ただし、スタンダード口座はナノ口座・テラ口座よりもスプレッドが広く設定される傾向があります。
ナノ口座・テラ口座は往復6米ドルの手数料が発生
ナノ口座とテラ口座では、1ロット(10万通貨)あたり片道3米ドル、往復6米ドルの取引手数料が発生します。
| 取引数量 | 片道手数料 | 往復手数料 |
|---|---|---|
| 0.01ロット | 0.03 USD | 0.06 USD |
| 0.1ロット | 0.30 USD | 0.60 USD |
| 0.5ロット | 1.50 USD | 3.00 USD |
| 1ロット | 3.00 USD | 6.00 USD |
| 10ロット | 30.00 USD | 60.00 USD |
AXIORYでは、注文時に往復分の取引手数料が差し引かれます。
日本円建て口座では、米ドル建ての手数料が所定の為替レートで円換算されます。
例えば、1米ドル=150円の場合、往復6米ドルの手数料は900円相当です。
口座タイプ別の合計コストを比較する
CHFJPYを1ロット取引する場合のコストを、仮定のスプレッドで比較すると次のようになります。
| 比較項目 | スタンダード | ナノ・テラ |
|---|---|---|
| スプレッド(仮定) | 2.0pips | 0.8pips |
| スプレッドのコスト | 2,000円 | 800円 |
| 往復手数料 | 無料 | 900円 |
| 合計コスト | 2,000円 | 1,700円 |
※仮定のスプレッド、1ロット=10万CHF、1米ドル=150円で計算した例です。AXIORYの実測値ではありません。
この例では、ナノ・テラ口座のほうが合計コストは300円低くなります。
ただし、実際のスプレッドは常に変動するため、ナノ口座・テラ口座のほうが必ず安くなるわけではありません。
AXIORYのスイスフランを取引する場合は、スタンダード口座のスプレッドと、ナノ・テラ口座の「スプレッド+往復手数料」を比較して判断しましょう。
ゼロ口座のスイスフラン関連銘柄
AXIORYのゼロ口座では、対象となる25種類のFX通貨ペアでゼロスプレッドを提供しています。
スイスフラン関連では、次の6種類が対象です。
| 通貨ペア | ゼロスプレッド対象 |
|---|---|
| USDCHF | 対象 |
| EURCHF | 対象 |
| CHFJPY | 対象 |
| GBPCHF | 対象 |
| AUDCHF | 対象 |
| CADCHF | 対象 |
| NZDCHF | 対象外 |
ゼロ口座のスプレッドは常に0pipsではない
ゼロ口座は対象銘柄でゼロスプレッドを提供していますが、常に0pipsで取引できるわけではありません。
市場の状況によってスプレッドが発生する場合があります。
また、ゼロスプレッドの対象銘柄には、別途取引手数料が設定されています。
ゼロ口座の手数料は通貨ペアごとに異なる
ナノ口座・テラ口座のFX取引手数料は原則として1ロット往復6米ドルですが、ゼロ口座では対象銘柄ごとに手数料が異なります。
| 項目 | ナノ・テラ口座 | ゼロ口座 |
|---|---|---|
| スプレッド | 変動制 | 対象銘柄でゼロスプレッドを提供 |
| 手数料 | 原則往復6米ドル/ロット | 銘柄別に設定 |
| 手数料の変動 | 基本的に固定体系 | 市場状況により調整される場合がある |
| CHFのレバレッジ | 20倍 | 20倍 |
例えば、USDCHFとCHFJPYでは、ゼロ口座で適用される手数料が異なる可能性があります。
そのため、ゼロスプレッドだけで取引コストが無料になるわけではありません。
NZDCHFはゼロスプレッドの対象外
NZDCHFは、AXIORYのゼロ口座におけるゼロスプレッド対象25銘柄に含まれていません。
AXIORYでは、ゼロ口座の対象外銘柄について、ナノ口座と同様のスプレッドと手数料を適用することを案内しています。
シンボルの末尾に「z」が付いていても、ゼロスプレッドが適用されるとは限らない点に注意してください。
AXIORYのゼロ口座でスイスフランを取引する場合は、対象6銘柄かどうかを確認し、銘柄別の手数料まで含めて取引コストを比較しましょう。
スプレッドが広がりやすい時間帯
AXIORYのスイスフラン関連通貨ペアは、変動スプレッドを採用しているため、取引する時間帯や市場の状況によってスプレッドが変化します。
特に、市場の流動性が低下する時間帯や重要経済指標の発表前後は、通常よりスプレッドが広がる場合があります。
| 時間帯・市場環境 | スプレッドへの影響 |
|---|---|
| ロールオーバー前後 | 流動性が低下して拡大する場合がある |
| 週明けの市場開始直後 | 価格配信が不安定になる場合がある |
| スイスの重要経済指標発表時 | 急変動とともに拡大する場合がある |
| スイス国立銀行の政策発表時 | 大幅に拡大する可能性がある |
| 米国の雇用統計・FOMC | USDCHFなどに影響する |
| 欧州市場の活発な時間帯 | 流動性が高まりやすいが急変動にも注意 |
ロールオーバー前後はスプレッドが広がりやすい
FX市場では、ニューヨーク市場の取引終了前後に流動性が低下することがあります。
日本時間では、一般的に夏時間の午前6時前後、冬時間の午前7時前後が目安です。
この時間帯は、通常より買値と売値の差が広がる場合があります。
特に、AUDCHF・CADCHF・NZDCHFなどでは、流動性の低下による影響に注意が必要です。
スイス国立銀行の政策発表時は急変動に注意
スイスフランの値動きに大きく関係するのが、スイス国立銀行(SNB)の金融政策です。
政策金利の変更や金融市場に関する発表によって、スイスフランが急激に買われたり売られたりする場合があります。
例えば、CHFJPYではスイスフラン高によって価格が上昇し、USDCHFやEURCHFではスイスフラン高によって価格が下落することがあります。
ただし、実際の値動きは市場予想やほかの通貨の状況によって異なります。
MT4・MT5・cTraderで実際のスプレッドを確認する
AXIORYの現在のスプレッドを確認する場合は、取引プラットフォームに表示されるBIDとASKを確認してください。
MT4・MT5で確認する方法
-
気配値表示を開く
-
USDCHF・EURCHF・CHFJPYなどを探す
-
必要に応じて右クリックしてスプレッド表示を有効にする
-
BIDとASKの価格差を確認する
cTraderで確認する方法
-
ウォッチリストから対象のスイスフラン通貨ペアを選択する
-
銘柄情報または注文画面を開く
-
BIDとASK、スプレッドを確認する
-
取引手数料を含めた合計コストを計算する
なお、スプレッドを記録する場合は、通常の欧州市場だけでなく、早朝や経済指標発表時など複数の時間帯で比較すると、変動の特徴を把握しやすくなります。
AXIORYのスイスフランでは、通常時の最小スプレッドだけで口座を選ばず、早朝のスプレッド拡大や取引手数料も含めて比較することが重要です。
AXIORYのスイスフランのレバレッジと必要証拠金
AXIORY(アキシオリー)では、スイスフラン(CHF)を含むすべての通貨ペアについて、リアル口座のレバレッジを20倍に制限しています。
通常のFX通貨ペアでは最大2,000倍のレバレッジを利用できますが、USDCHF・EURCHF・CHFJPYなどのスイスフラン関連通貨ペアには適用されません。
レバレッジ20倍では、取引金額の5%に相当する必要証拠金が発生するため、取引数量によってはまとまった資金が必要です。
スイスフランの必要証拠金を確認する際のポイントは次のとおりです。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 適用レバレッジ | 20倍 |
| 対象 | CHFを含むすべての通貨ペア |
| 対象口座 | リアル口座 |
| 必要証拠金の割合 | 取引金額の5% |
| 1ロット | 100,000基軸通貨 |
| 必要証拠金 | 取引数量と基軸通貨の円換算レートによって変動 |
スイスフランの最大レバレッジは20倍
AXIORYのスイスフラン関連通貨ペアには、2021年8月27日からレバレッジ20倍の制限が適用されています。
この制限は、スイスフランの急激な価格変動によるリスクを抑えるために導入されたものです。
AXIORYでは口座タイプごとに最大レバレッジが異なりますが、スイスフランについては銘柄固有の制限が優先されます。
口座のレバレッジ設定より20倍の制限が優先される
例えば、口座のレバレッジを1,000倍に設定していても、CHFJPYやUSDCHFを取引する際は20倍で必要証拠金が計算されます。
| 口座の設定レバレッジ | スイスフランの適用レバレッジ |
|---|---|
| 20倍 | 20倍 |
| 50倍 | 20倍 |
| 100倍 | 20倍 |
| 400倍 | 20倍 |
| 1,000倍 | 20倍 |
| 2,000倍 | 20倍 |
※口座側のレバレッジ設定が20倍以上の場合の比較です。20倍未満の設定や、別途厳しい条件が適用される場合は、その制限が優先されます。
このように、口座で高いレバレッジを設定していても、スイスフランの必要証拠金が少なくなるわけではありません。
デモ口座はリアル口座と条件が異なる
AXIORYが2021年8月に発表したレバレッジ制限では、対象をリアル口座とし、デモ口座には設定されたレバレッジを適用すると案内しています。
そのため、デモ口座でスイスフランを高いレバレッジで取引できたとしても、リアル口座で同じ必要証拠金になるとは限りません。
AXIORYのスイスフランをリアル口座で取引する場合は、デモ口座の結果をそのまま参考にせず、20倍を基準に必要証拠金を計算しましょう。
CHFJPYを取引する場合の必要証拠金
スイスフラン円(CHFJPY)は、スイスフランを基軸通貨、日本円を決済通貨とする通貨ペアです。
日本円建て口座の場合、CHFJPYの必要証拠金は次の計算式で求められます。
必要証拠金=取引数量(CHF)×CHFJPYのレート÷20
例えば、CHFJPYが180円の場合、1ロット(10万CHF)の取引金額は1,800万円です。
レバレッジ20倍では、必要証拠金は90万円になります。
CHFJPYのロット別必要証拠金
CHFJPY=180円と仮定した場合の必要証拠金は次のとおりです。
| ロット数 | 取引数量 | 必要証拠金 |
|---|---|---|
| 0.01ロット | 1,000 CHF | 9,000円 |
| 0.05ロット | 5,000 CHF | 45,000円 |
| 0.1ロット | 10,000 CHF | 90,000円 |
| 0.5ロット | 50,000 CHF | 450,000円 |
| 1ロット | 100,000 CHF | 900,000円 |
| 2ロット | 200,000 CHF | 1,800,000円 |
※CHFJPY=180円、レバレッジ20倍の仮定で計算しています。実際の価格や口座条件によって必要証拠金は変動します。
この例では、0.01ロットなら9,000円、0.1ロットなら90,000円の必要証拠金が発生します。
ただし、必要証拠金と取引口座に用意すべき資金は同じではありません。
例えば、0.1ロットの必要証拠金が90,000円でも、口座残高が90,000円しかなければ、わずかな含み損や取引コストによって証拠金維持率が大きく低下します。
CHFJPYの価格変動による損益も確認する
CHFJPYでは、取引数量によって1円の価格変動で発生する損益が変わります。
| ロット数 | CHFJPYが1円変動した場合の損益 |
|---|---|
| 0.01ロット | ±1,000円 |
| 0.1ロット | ±10,000円 |
| 0.5ロット | ±50,000円 |
| 1ロット | ±100,000円 |
※スプレッド・取引手数料・スワップを除いた計算例です。
例えば、CHFJPYを0.1ロット買い、価格が180円から178円に下落した場合、為替差損は20,000円になります。
CHFJPYを取引する場合は、20倍の必要証拠金だけでなく、想定する値幅でいくら損失が発生するかを計算しておきましょう。
USDCHF・EURCHFの必要証拠金
USDCHFやEURCHFは、スイスフランが決済通貨となる通貨ペアです。
必要証拠金の計算では、スイスフランの価格だけでなく、基軸通貨である米ドルやユーロの価値が関係します。
日本円建て口座での基本的な計算式は次のとおりです。
-
USDCHF:取引数量(USD)×USDJPYのレート÷20
-
EURCHF:取引数量(EUR)×EURJPYのレート÷20
USDCHFの必要証拠金
USDCHFは米ドルが基軸通貨のため、ドル円のレートを使って必要証拠金を円換算できます。
例えば、USDJPY=150円、レバレッジ20倍の場合の必要証拠金は次のとおりです。
| ロット数 | 取引数量 | 必要証拠金 |
|---|---|---|
| 0.01ロット | 1,000 USD | 7,500円 |
| 0.05ロット | 5,000 USD | 37,500円 |
| 0.1ロット | 10,000 USD | 75,000円 |
| 0.5ロット | 50,000 USD | 375,000円 |
| 1ロット | 100,000 USD | 750,000円 |
※USDJPY=150円と仮定した計算例です。
USDCHFの価格が0.8000であっても、必要証拠金を日本円で計算する際には、基軸通貨の米ドルを円換算した取引金額を基準にします。
EURCHFの必要証拠金
EURCHFはユーロが基軸通貨のため、ユーロ円のレートを使って計算します。
例えば、EURJPY=175円、レバレッジ20倍の場合は次のとおりです。
| ロット数 | 取引数量 | 必要証拠金 |
|---|---|---|
| 0.01ロット | 1,000 EUR | 8,750円 |
| 0.05ロット | 5,000 EUR | 43,750円 |
| 0.1ロット | 10,000 EUR | 87,500円 |
| 0.5ロット | 50,000 EUR | 437,500円 |
| 1ロット | 100,000 EUR | 875,000円 |
※EURJPY=175円と仮定した計算例です。
CHFJPY・USDCHF・EURCHFの必要証拠金を比較
3通貨ペアをそれぞれ1ロット取引する場合の必要証拠金をまとめると、次のとおりです。
| 通貨ペア | 計算に使用する仮定レート | 1ロットの必要証拠金 |
|---|---|---|
| CHFJPY | CHFJPY=180円 | 900,000円 |
| USDCHF | USDJPY=150円 | 750,000円 |
| EURCHF | EURJPY=175円 | 875,000円 |
※すべてレバレッジ20倍で計算した例です。
同じ1ロットでも、基軸通貨と為替レートが異なれば必要証拠金も変わります。
なお、実際の証拠金計算には取引プラットフォームや口座設定の仕様が反映されるため、注文画面で最終的な必要証拠金を確認してください。
USDCHF・EURCHFでは、スイスフランの価格だけで必要証拠金を計算せず、基軸通貨の円換算レートを確認しましょう。
レバレッジ20倍で取引する際の注意点
AXIORYのスイスフランは、レバレッジ20倍に制限されているため、少額の証拠金で大きなポジションを保有することはできません。
ただし、レバレッジが低いからといって、損失が発生しにくくなるわけではありません。
同じ取引数量であれば、レバレッジ20倍でも400倍でも、為替レートの変化による損益額は基本的に同じです。
注意したいポイントは次の4つです。
必要証拠金だけで資金を使い切らない
例えば、CHFJPYを0.1ロット取引するために90,000円の証拠金が必要な場合、口座に90,000円だけを入金しても十分な余裕があるとはいえません。
新規ポジションを建てた直後からスプレッドなどによる含み損が発生するためです。
必要証拠金とは別に、価格変動に耐えるための余剰証拠金を確保する必要があります。
損切り幅から取引数量を決める
取引数量を決める場合は、必要証拠金だけでなく、損切りまでの価格差から想定損失を計算しましょう。
例えば、CHFJPYを180円で買い、178円で損切りする場合の損失額は次のとおりです。
| ロット数 | 損切り幅 | 想定損失 |
|---|---|---|
| 0.01ロット | 2円 | 2,000円 |
| 0.05ロット | 2円 | 10,000円 |
| 0.1ロット | 2円 | 20,000円 |
| 0.5ロット | 2円 | 100,000円 |
| 1ロット | 2円 | 200,000円 |
※スプレッド・取引手数料・スワップ・スリッページを含まない計算例です。損切り価格での約定を保証するものではありません。
このように、必要証拠金が足りていても、取引数量が大きすぎると損失額も大きくなります。
複数ポジションの必要証拠金を合算する
CHFJPYとUSDCHFを同時に取引する場合は、両方のポジションに対して必要証拠金が発生します。
例えば、次のポジションを保有する場合を考えてみましょう。
| 保有ポジション | 必要証拠金 |
|---|---|
| CHFJPY:0.1ロット | 90,000円 |
| USDCHF:0.1ロット | 75,000円 |
| 合計 | 165,000円 |
※前述の仮定レートを使用した計算例です。実際には両建て時の証拠金計算など、プラットフォーム固有の条件が適用される場合があります。
さらに、2つのポジションが同時に含み損を抱える可能性もあります。
スイスフラン関連通貨ペアを複数保有する場合は、証拠金だけでなく通貨間の値動きの関係にも注意してください。
スイスフランの急変動とロスカットに注意する
スイスフランは金融市場の不安が高まった場合に買われることがあり、短時間で大きな値動きが発生する可能性があります。
2015年1月のスイスフランショックでは、スイス国立銀行の政策変更をきっかけに、スイスフラン関連通貨ペアが急変動しました。
レバレッジ20倍の制限があっても、このような急変動による損失を完全に防ぐことはできません。
また、証拠金維持率が口座タイプごとのロスカット水準に達すると、強制決済の対象になります。
AXIORYのスイスフランを取引する場合は、20倍のレバレッジを前提に必要証拠金を計算し、損切り幅・取引数量・証拠金維持率を組み合わせてリスクを管理しましょう。
AXIORYのスイスフランのスワップポイント
AXIORY(アキシオリー)では、スイスフラン(CHF)を含む通貨ペアを翌営業日以降も保有すると、スワップポイントが発生します。
スワップポイントは、通貨間の金利差や市場環境をもとに調整される金額で、買いポジションと売りポジションでは受取額・支払額が異なります。
スイスフラン関連通貨ペアでは、売買方向によってプラススワップを受け取れる場合がありますが、金額は日々変動し、必ずプラスになるわけではありません。
AXIORYのスワップを確認する際のポイントは次のとおりです。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| スワップロング | 買いポジションに適用されるスワップ |
| スワップショート | 売りポジションに適用されるスワップ |
| 発生タイミング | ポジションを翌営業日に持ち越した場合 |
| 3倍付与日 | 原則として水曜日 |
| スワップの変動 | 市場金利や金融情勢によって変動 |
| 確認方法 | 公式サイト・MT4・MT5・cTrader |
スイスフランの買いスワップ・売りスワップ
AXIORYのスイスフラン関連通貨ペアでは、買い注文と売り注文でスワップポイントが異なります。
スイスフランは通貨ペアによって基軸通貨になる場合と決済通貨になる場合があるため、買いスワップが必ずスイスフラン買いのスワップを意味するわけではありません。
各通貨ペアの売買方向は次のとおりです。
| 通貨ペア | 買いポジション | 売りポジション |
|---|---|---|
| CHFJPY | スイスフラン買い・円売り | スイスフラン売り・円買い |
| USDCHF | 米ドル買い・スイスフラン売り | 米ドル売り・スイスフラン買い |
| EURCHF | ユーロ買い・スイスフラン売り | ユーロ売り・スイスフラン買い |
| GBPCHF | 英ポンド買い・スイスフラン売り | 英ポンド売り・スイスフラン買い |
| AUDCHF | 豪ドル買い・スイスフラン売り | 豪ドル売り・スイスフラン買い |
| CADCHF | カナダドル買い・スイスフラン売り | カナダドル売り・スイスフラン買い |
| NZDCHF | NZドル買い・スイスフラン売り | NZドル売り・スイスフラン買い |
スイスフランを買う方向を確認する
例えば、CHFJPYでは買い注文によってスイスフランを保有する方向になります。
一方、USDCHFやEURCHFでは売り注文がスイスフラン買いに相当します。
スイスフランの金利が相手通貨より低い場合、スイスフランを売る方向でプラススワップが発生する可能性があります。
ただし、実際のスワップには市場金利や業者側の調整が反映されるため、政策金利の差だけでは受取額を判断できません。
マイナススワップは保有コストになる
スワップポイントがマイナスの場合は、ポジションを持ち越すたびに費用が発生します。
例えば、1日あたり200円のマイナススワップが発生するポジションを保有した場合、30日分のスワップが計上されると合計6,000円の支払いになります。
| 計上日数 | 1日200円のマイナススワップ |
|---|---|
| 1日分 | -200円 |
| 7日分 | -1,400円 |
| 30日分 | -6,000円 |
※計算方法を説明するための仮定の数値です。実際のスワップは変動し、保有期間の暦日数と計上日数が一致するとは限りません。
スイスフランを長期保有する場合は、現在のスワップがプラスかマイナスかを確認し、為替損益と合わせて取引コストを計算しましょう。
CHFJPY・USDCHF・EURCHFのスワップを比較
AXIORYのCHFJPY・USDCHF・EURCHFは、それぞれ異なる2通貨を組み合わせているため、スワップポイントも異なります。
各通貨ペアのスワップを比較する際は、買い・売りの方向だけでなく、どの通貨を買っているのかを確認することが重要です。
| 通貨ペア | 買いスワップの対象 | 売りスワップの対象 |
|---|---|---|
| CHFJPY | CHF買い・JPY売り | CHF売り・JPY買い |
| USDCHF | USD買い・CHF売り | USD売り・CHF買い |
| EURCHF | EUR買い・CHF売り | EUR売り・CHF買い |
CHFJPYは日本とスイスの金利差に注目する
CHFJPYは、スイスフランと日本円の通貨ペアです。
スイス国立銀行(SNB)と日本銀行の政策金利や短期金融市場の金利が、スワップに関係します。
例えば、スイスフランの金利が日本円より低い状況では、CHFJPYの買いポジションでマイナススワップが発生する可能性があります。
ただし、実際のスワップは金利差そのものではなく、AXIORYが提示する金額を確認する必要があります。
USDCHFは米国とスイスの金利差に注目する
USDCHFは、米ドルとスイスフランの通貨ペアです。
米国の金利がスイスより高い場合、USDCHFの買いポジションでプラススワップが発生する可能性があります。
一方、売りポジションではマイナススワップが発生することがあります。
ただし、スワップがプラスでも、USDCHFが下落すれば為替差損によって利益を失う可能性があります。
EURCHFはユーロ圏とスイスの金利差に注目する
EURCHFは、ユーロとスイスフランの通貨ペアです。
欧州中央銀行(ECB)とスイス国立銀行(SNB)の金融政策が、スワップの変動要因になります。
ただし、EURCHFの買いスワップがUSDCHFより高いか低いかは、その時点の実際の提示値を確認しなければ判断できません。
スワップ比較は受取額を同じ通貨に換算する
AXIORYでは、取引プラットフォームによってスワップの表示単位が異なります。
MT4・MT5や公式サイトではポイント単位、cTraderではpips単位で表示されるため、数値をそのまま比較しないようにしましょう。
| 比較項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 買い・売り | スワップの受取・支払方向 |
| 表示単位 | ポイント・pipsの違い |
| 取引数量 | 何ロットで計算するか |
| 口座通貨 | 日本円・米ドルなど |
| 円換算額 | 実際の受取・支払金額 |
CHFJPY・USDCHF・EURCHFのスワップを比較する場合は、同じ取引数量で発生する金額を日本円に換算すると、コストの違いを把握しやすくなります。
スイスフランのスワップが発生するタイミング
AXIORYのFX取引では、ポジションを翌営業日に持ち越す際にスワップポイントが発生します。
スワップが計上されるタイミングは、ニューヨーク市場のクローズ時点です。
日本時間でのロールオーバー時刻は次のとおりです。
| 期間 | 日本時間 |
|---|---|
| 夏時間 | 午前6時 |
| 冬時間 | 午前7時 |
例えば、夏時間の午前5時59分にポジションを保有していても、午前6時のロールオーバー前に決済すれば、その時点での持ち越しによるスワップは発生しません。
一方、午前6時を跨いで保有している場合は、スワップが計上される対象になります。
水曜日は原則として3日分のスワップが発生する
AXIORYでは、FX通貨ペアのスワップポイントについて、原則として水曜日が3倍付与日です。
水曜日から木曜日へのロールオーバーを跨いで保有すると、週末分を含む3日分のスワップが計上されます。
| 曜日 | スワップ計上日数 |
|---|---|
| 月曜日 | 1日分 |
| 火曜日 | 1日分 |
| 水曜日 | 3日分 |
| 木曜日 | 1日分 |
| 金曜日 | 1日分 |
※FX通貨ペアの通常スケジュールです。祝日や決済日の調整などによって異なる場合があります。
マイナススワップも3日分になる
水曜日の3倍付与は、プラススワップだけでなく、マイナススワップにも適用されます。
例えば、1日あたり300円のマイナススワップが発生する場合、水曜日のロールオーバーでは900円の支払いになる計算です。
| スワップ | 通常の計上 | 3日分の計上 |
|---|---|---|
| プラス100円 | +100円 | +300円 |
| マイナス300円 | -300円 | -900円 |
※スワップが一定の場合の仮定の計算例です。
AXIORYのスイスフランを保有する場合は、日本時間の夏時間午前6時・冬時間午前7時のロールオーバーと、水曜日の3日分のスワップに注意しましょう。
MT4・MT5・cTraderでスワップを確認する方法
AXIORYのスイスフランのスワップポイントは、MT4・MT5・cTraderの銘柄情報から確認できます。
取引を始める前に、対象通貨ペアの買いスワップと売りスワップを確認しておきましょう。
MT4でスワップを確認する方法
MT4では、気配値表示の銘柄仕様からスワップを確認できます。
-
MT4にAXIORYの取引口座でログインする
-
「気配値表示」を開く
-
USDCHF・EURCHF・CHFJPYなどを右クリックする
-
「仕様」を選択する
-
「買いスワップ」「売りスワップ」を確認する
仕様画面では、スワップの表示単位や取引条件も確認できます。
MT5でスワップを確認する方法
MT5でも、対象銘柄の仕様画面から確認できます。
-
MT5にAXIORYの取引口座でログインする
-
「気配値表示」を開く
-
対象のスイスフラン通貨ペアを右クリックする
-
「仕様」を選択する
-
スワップの種類・買いスワップ・売りスワップを確認する
MT5では、銘柄によってスワップの計算方式が異なる場合があるため、表示単位も確認してください。
cTraderでスワップを確認する方法
cTraderでは、銘柄の詳細情報から買い・売りのスワップを確認できます。
-
cTraderにAXIORYの取引口座でログインする
-
ウォッチリストから対象銘柄を選択する
-
銘柄情報またはシンボル情報を開く
-
買いスワップ・売りスワップを確認する
cTraderのスワップはpips単位で表示されるため、MT4・MT5のポイント表示と数値が異なります。
公式サイトでスワップを確認する方法
AXIORYの公式FX取引ページでも、各通貨ペアの買い・売りスワップが掲載されています。
公式サイトの銘柄一覧からUSDCHF・EURCHF・CHFJPYなどを探し、「スワップロング」「スワップショート」の数値を確認できます。
ただし、スワップポイントは日々変動するため、取引時には利用しているプラットフォームの表示値を確認することが重要です。
AXIORYのスイスフランは、スワップの表示単位や売買方向を確認し、レバレッジ20倍の必要証拠金と合わせて保有コストを判断しましょう。
AXIORYでスイスフランを取引する方法
AXIORY(アキシオリー)では、MT4・MT5・cTraderを利用して、USDCHF・EURCHF・CHFJPYなどのスイスフラン関連通貨ペアを取引できます。
取引方法は通常のFX通貨ペアと基本的に同じですが、スイスフランはレバレッジが20倍に制限されているため、注文前に必要証拠金を確認することが重要です。
スイスフランを取引する手順は次の4つです。
-
MT4・MT5・cTraderでCHF通貨ペアを表示する
-
取引数量と必要証拠金を確認する
-
買い注文・売り注文を出す
-
損切り・利益確定を設定する
MT4・MT5・cTraderでCHF通貨ペアを表示する
AXIORYでスイスフランを取引するには、まず利用している取引プラットフォームで対象の通貨ペアを表示します。
スイスフラン関連通貨ペアは、気配値表示や銘柄検索から「CHF」を入力すると探せます。
MT4でスイスフランのチャートを表示する
MT4では、気配値表示から対象銘柄を選択します。
-
MT4にAXIORYの取引口座でログインする
-
「表示」から「気配値表示」を開く
-
気配値表示を右クリックして「通貨ペア」を選択する
-
USDCHF・EURCHF・CHFJPYなどを探して表示する
-
対象銘柄を右クリックし「チャート表示」を選択する
気配値表示に対象銘柄が見つからない場合は、右クリックして「すべて表示」を選択してください。
MT5でスイスフランのチャートを表示する
MT5でも、気配値表示からスイスフラン関連通貨ペアを探せます。
-
MT5にAXIORYの取引口座でログインする
-
「気配値表示」を開く
-
右クリックして「銘柄一覧」を選択する
-
検索欄に「CHF」と入力する
-
対象銘柄を追加してチャートを開く
MT5では、銘柄の仕様画面から取引数量やスワップ、証拠金に関する条件も確認できます。
cTraderでスイスフランのチャートを表示する
cTraderでは、ウォッチリストの検索機能から対象銘柄を表示します。
-
cTraderにAXIORYの取引口座でログインする
-
ウォッチリストの検索欄を開く
-
「CHF」と入力する
-
USDCHF・EURCHF・CHFJPYなどから対象銘柄を選択する
-
チャートを表示する
チャートを開いたら、時間足やインジケーターを設定して値動きを確認できます。
スイスフランを取引する場合は、チャートだけでなく、注文画面のBID・ASKと銘柄仕様も確認しましょう。
取引数量と必要証拠金を確認する
AXIORYのスイスフラン関連通貨ペアは、レバレッジが20倍に制限されています。
そのため、取引数量が大きくなるほど、必要証拠金も大きくなります。
必要証拠金の基本的な計算式は次のとおりです。
必要証拠金=取引数量×基軸通貨の円換算レート÷20
例えば、CHFJPY=180円の場合、必要証拠金は次のようになります。
| ロット数 | 取引数量 | 必要証拠金 |
|---|---|---|
| 0.01ロット | 1,000 CHF | 9,000円 |
| 0.05ロット | 5,000 CHF | 45,000円 |
| 0.1ロット | 10,000 CHF | 90,000円 |
| 0.5ロット | 50,000 CHF | 450,000円 |
| 1ロット | 100,000 CHF | 900,000円 |
※CHFJPY=180円、レバレッジ20倍と仮定した計算例です。実際の必要証拠金は取引時の価格や口座条件によって異なります。
注文前に証拠金維持率を確認する
必要証拠金を計算したら、現在の口座残高や有効証拠金も確認してください。
例えば、CHFJPYを0.1ロット取引するために90,000円の証拠金が必要でも、口座に90,000円しかなければ、含み損に耐える余裕がほとんどありません。
証拠金維持率は、次の計算式で求められます。
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100
| 有効証拠金 | 必要証拠金 | 証拠金維持率 |
|---|---|---|
| 180,000円 | 90,000円 | 200% |
| 135,000円 | 90,000円 | 150% |
| 90,000円 | 90,000円 | 100% |
| 45,000円 | 90,000円 | 50% |
※必要証拠金が一定の場合の計算例です。
この例では、口座の有効証拠金が180,000円であれば、証拠金維持率は200%です。
ただし、どの程度の証拠金維持率が適切かは、取引数量や損切り幅、同時に保有するポジションによって異なります。
スイスフランは必要証拠金が大きくなるため、注文可能な最大ロットではなく、想定損失から取引数量を決めることが重要です。
買い注文・売り注文を出す
取引数量と必要証拠金を確認したら、スイスフラン関連通貨ペアの買い注文または売り注文を出します。
ただし、スイスフランが基軸通貨か決済通貨かによって、買い注文・売り注文の意味が異なります。
| 通貨ペア | 買い注文 | 売り注文 |
|---|---|---|
| CHFJPY | スイスフラン買い | スイスフラン売り |
| USDCHF | スイスフラン売り | スイスフラン買い |
| EURCHF | スイスフラン売り | スイスフラン買い |
MT4・MT5で注文する方法
MT4・MT5では、注文画面から成行注文や指値・逆指値注文を利用できます。
-
取引したいCHF通貨ペアのチャートを開く
-
「新規注文」を選択する
-
取引数量を入力する
-
注文方法を選択する
-
買いまたは売りを選択して発注する
例えば、CHFJPYの上昇を予想する場合は買い注文、下落を予想する場合は売り注文を選択します。
一方、USDCHFでスイスフラン高を予想する場合は、USDCHFの下落を狙う売り注文になります。
cTraderで注文する方法
cTraderでは、ウォッチリストやチャート上から注文できます。
-
対象のCHF通貨ペアを選択する
-
注文画面を開く
-
取引数量を入力する
-
買い・売りを選択する
-
注文内容を確認して発注する
cTraderでは、注文画面から必要証拠金の見積もりや取引条件を確認できます。
成行注文と指値・逆指値注文を使い分ける
AXIORYでは、注文方法によって約定の仕組みが異なります。
| 注文方法 | 特徴 |
|---|---|
| 成行注文 | 現在の市場価格で約定を目指す |
| 指値注文 | 指定価格またはそれより有利な価格で約定を目指す |
| 逆指値注文 | 指定価格に達したら注文を発動する |
| 損切り注文 | 一定の損失でポジションを決済するための注文 |
| 利益確定注文 | 指定した利益水準で決済するための注文 |
スイスフランは急激な価格変動が発生する場合があるため、成行注文や逆指値注文ではスリッページが発生する可能性があります。
買い注文・売り注文を出す前に、スイスフランの方向と通貨ペアの売買方向が一致しているか確認しましょう。
損切り・利益確定を設定する
AXIORYでスイスフランを取引する場合は、エントリー時に損切り(ストップロス)と利益確定(テイクプロフィット)の価格を決めておくことが重要です。
スイスフランはスイス国立銀行の金融政策や市場のリスク回避によって急変動する可能性があるため、取引数量と損切り幅を組み合わせて想定損失を計算しましょう。
CHFJPYの損切り・利益確定の設定例
例えば、CHFJPYを180.00円で買い、178.00円で損切り、184.00円で利益確定する場合を考えてみましょう。
| 項目 | 設定内容 |
|---|---|
| 通貨ペア | CHFJPY |
| 売買方向 | 買い |
| 取引数量 | 0.1ロット(10,000 CHF) |
| エントリー価格 | 180.00円 |
| 損切り価格 | 178.00円 |
| 利益確定価格 | 184.00円 |
| 想定損失 | 20,000円 |
| 想定利益 | 40,000円 |
| リスクリワード比 | 1:2 |
※計算方法を説明するための仮定の価格です。取引手数料・スワップ・スプレッドの変動・スリッページは含みません。
この例では、損切り幅が2円、利益確定幅が4円となるため、想定損失に対して想定利益が2倍になります。
ただし、相場が急変した場合は、損切り注文が指定価格より不利な価格で約定する可能性があります。
MT4・MT5で損切り・利益確定を設定する方法
MT4・MT5では、新規注文時にストップロスとテイクプロフィットを設定できます。
-
注文画面を開く
-
取引数量を入力する
-
「決済逆指値(S/L)」に損切り価格を入力する
-
「決済指値(T/P)」に利益確定価格を入力する
-
注文内容を確認して発注する
すでに保有しているポジションにも、取引タブから注文変更を行って損切り・利益確定を追加できます。
cTraderで損切り・利益確定を設定する方法
cTraderでも、新規注文時やポジション保有中に損切り・利益確定を設定できます。
-
対象のCHF通貨ペアで注文画面を開く
-
取引数量を指定する
-
ストップロスを有効にする
-
テイクプロフィットを有効にする
-
設定した価格と注文内容を確認する
cTraderでは、価格だけでなくpips単位などで損切り・利益確定を設定できる場合があります。
なお、ストップロスを設定していても、損失額が必ずその範囲に収まるわけではありません。スイスフランの急変動時には、指定価格を超えて約定する可能性があります。
AXIORYでスイスフランを取引する際は、レバレッジ20倍の必要証拠金を確認し、損切り価格と想定損失額を決めてから注文しましょう。
AXIORYでスイスフランを取引する際のリスク
AXIORY(アキシオリー)でスイスフラン(CHF)を取引する際は、スイス国立銀行の金融政策や市場の急変動に注意が必要です。
スイスフランは、世界的に金融市場が不安定になった際に買われやすい通貨として知られています。しかし、安全資産と呼ばれていても、スイスフランを使ったFX取引が安全という意味ではありません。
特に、2015年のスイスフランショックでは、スイス国立銀行の突然の政策変更によって為替レートが急変し、多くの市場参加者に損失が発生しました。
AXIORYのスイスフラン関連通貨ペアではレバレッジが20倍に制限されていますが、急激な価格変動による損失を完全に防げるわけではありません。
主なリスクは次の4つです。
| リスク | 取引への影響 |
|---|---|
| スイス国立銀行の金融政策 | 政策金利や為替介入によって価格が変動 |
| スイスフランショックのような急変動 | 損切り価格を超えて約定する可能性 |
| 安全資産としての資金流入 | 市場の混乱時に急激なスイスフラン高が発生する場合がある |
| ロスカット | 含み損の拡大によって強制決済される可能性 |
スイス国立銀行の金融政策と為替相場
スイスフランの値動きに大きく関係するのが、スイス国立銀行(SNB)の金融政策です。
スイス国立銀行は物価の安定を目的として政策金利を調整するほか、必要に応じて外国為替市場へ介入することがあります。
特に、政策金利の変更や為替政策に関する発表は、USDCHF・EURCHF・CHFJPYなどの価格に影響します。
政策金利の変更がスイスフランに与える影響
一般的に、予想を上回る利上げはスイスフラン高の要因になり、予想を上回る利下げはスイスフラン安の要因になる場合があります。
ただし、為替相場は政策金利だけで決まるわけではありません。
| 金融政策 | スイスフランへの一般的な影響 |
|---|---|
| 予想を上回る利上げ | スイスフラン高の要因 |
| 予想を上回る利下げ | スイスフラン安の要因 |
| 利上げの継続を示唆 | スイスフラン高につながる場合がある |
| 利下げの継続を示唆 | スイスフラン安につながる場合がある |
| 為替市場への介入 | 介入方向によって急変動する可能性 |
例えば、スイスフランが米ドルに対して上昇した場合、USDCHFは下落する方向に動きます。
一方、日本円に対してスイスフランが上昇した場合は、CHFJPYが上昇する要因になります。
為替介入にも注意が必要
スイス国立銀行は、外国為替市場への介入を金融政策の手段の一つとしています。
為替介入が実施された場合、市場の流動性や取引参加者の反応によって、スイスフラン関連通貨ペアが短時間で大きく動く可能性があります。
また、金融政策の発表内容が市場予想と大きく異なる場合は、スプレッドが拡大したり、スリッページが発生したりすることもあります。
AXIORYでスイスフランを取引する場合は、スイス国立銀行の政策金利発表日や為替政策に関する発言を確認し、重要な発表の前後には取引リスクが高まることを理解しておきましょう。
スイスフランショックのような急変動
スイスフランの取引リスクを考えるうえで、2015年1月15日のスイスフランショックは重要な事例です。
当時、スイス国立銀行はユーロに対するスイスフランの上限政策として、EURCHFの1.20という最低為替レートを維持していました。
しかし、2015年1月15日にこの政策を突然撤廃したことで、スイスフランが急騰しました。
2015年1月15日に発生したスイスフランショック
スイスフランショックの概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生日 | 2015年1月15日 |
| 発表機関 | スイス国立銀行(SNB) |
| 政策変更 | EURCHFの最低為替レート1.20を撤廃 |
| 主な値動き | スイスフランが急騰、EURCHFが急落 |
| 市場への影響 | 流動性低下・スプレッド拡大・約定価格の大幅な変動 |
政策発表直後は市場の流動性が急激に低下し、EURCHFをはじめとしたスイスフラン関連通貨ペアで大きな価格変動が発生しました。
通常の相場では考えにくい値幅で価格が変動し、損切り注文が指定価格どおりに約定しないケースも発生しました。
損切り注文でも損失額が確定するわけではない
例えば、EURCHFを1.2000で買い、1.1950に損切り注文を設定していた場合を考えてみましょう。
通常であれば、1.1950付近で決済されることを想定します。
しかし、市場価格が急激に飛び、1.1950で注文を成立させる相手がいなければ、さらに不利な価格で約定する可能性があります。
| 項目 | 価格 |
|---|---|
| 買いエントリー | 1.2000 |
| 損切り設定 | 1.1950 |
| 想定損切り幅 | 50pips |
| 急変時の実際の約定例 | 1.1500 |
| 実際の損切り幅 | 500pips |
※スリッページの仕組みを説明するための仮定の価格であり、実際のスイスフランショックの約定記録ではありません。
この例では、50pipsの損失を想定していたにもかかわらず、実際には500pipsの損失となります。
AXIORYにはゼロカット制度がありますが、ゼロカットは相場の急変による損失そのものを防ぐ仕組みではありません。また、適用条件を満たす必要があります。
スイスフランショックのような急変動では、損切り注文を設定していても想定以上の損失が発生する可能性があるため、取引数量を抑えた資金管理が重要です。
安全資産として買われやすい特徴
スイスフランは、世界的に金融市場が不安定になった際に買われやすい通貨として知られています。
スイスは政治・経済の安定性が比較的高く、スイスフランは国際的に信頼性の高い通貨の一つとされています。
そのため、株式市場の急落や地政学的リスクの高まりによって投資家のリスク回避姿勢が強まると、スイスフランへの資金流入が増える場合があります。
リスク回避が強まるとスイスフラン高になりやすい
金融市場が不安定になると、投資家は保有資産のリスクを抑えるために、通貨の保有割合を変更することがあります。
このとき、スイスフランが買われると、CHFJPYは上昇し、USDCHFやEURCHFは下落する方向に働きます。
| 市場環境 | スイスフランへの影響 |
|---|---|
| 世界的な株価急落 | 買われる場合がある |
| 地政学的リスクの高まり | 資金流入が増える可能性 |
| 金融システムへの不安 | 安全資産として買われる場合がある |
| 市場のリスク選好が回復 | 売られる場合がある |
| スイスの大幅な利下げ | スイスフラン安の要因になる可能性 |
例えば、世界的な株価下落と同時にスイスフランが買われた場合、EURCHFやAUDCHFが下落する可能性があります。
ただし、金融市場の不安が高まれば必ずスイスフラン高になるわけではありません。
米ドルや日本円もリスク回避局面で買われることがあるため、通貨ペアによって値動きは異なります。
スイスフランと日本円の両方が買われる場合もある
CHFJPYを取引する場合は、スイスフランだけでなく日本円の動きにも注意が必要です。
スイスフランと日本円は、どちらも市場の不安が高まった際に買われる場合があります。
例えば、スイスフランが米ドルに対して上昇していても、日本円がそれ以上に強くなればCHFJPYは下落する可能性があります。
反対に、スイスフランが日本円より強く買われれば、CHFJPYは上昇する場合があります。
そのため、CHFJPYの取引では、USDCHFやUSDJPYなども合わせて確認すると、どちらの通貨が値動きの主な要因になっているか分析しやすくなります。
スイスフランは安全資産として買われやすい特徴がありますが、FX取引で損失が発生しないわけではありません。市場全体の動向と相手通貨の強弱を確認することが重要です。
レバレッジ制限中のロスカットリスク
AXIORYのスイスフラン関連通貨ペアは、レバレッジが20倍に制限されています。
レバレッジ制限によって必要証拠金は大きくなりますが、ロスカットが発生しなくなるわけではありません。
特に、保有ポジションの含み損が拡大すると、有効証拠金が減少して証拠金維持率が低下します。
レバレッジ20倍でも強制ロスカットは発生する
AXIORYの主な口座タイプのロスカット水準は次のとおりです。
| 口座タイプ | ロスカット水準 |
|---|---|
| スタンダード口座 | 20% |
| ナノ口座 | 20% |
| テラ口座 | 20% |
| マックス口座 | 0% |
| ゼロ口座 | 0% |
証拠金維持率は、次の計算式で求められます。
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100
例えば、CHFJPYを0.1ロット取引し、必要証拠金が90,000円の場合を考えてみましょう。
| 有効証拠金 | 必要証拠金 | 証拠金維持率 |
|---|---|---|
| 180,000円 | 90,000円 | 200% |
| 90,000円 | 90,000円 | 100% |
| 45,000円 | 90,000円 | 50% |
| 18,000円 | 90,000円 | 20% |
| 9,000円 | 90,000円 | 10% |
※必要証拠金が一定の場合の計算例です。実際には為替レートや保有ポジションなどによって変動します。
ロスカット水準20%の口座では、証拠金維持率が20%以下になると強制決済の対象になります。
また、ロスカット水準0%の口座でも、損失が発生しなくなるわけではありません。
相場が急変した場合には、強制決済が想定より不利な価格で執行される可能性があります。
複数のCHF通貨ペアを保有すると損失が集中する場合がある
スイスフラン関連の通貨ペアを複数保有している場合は、スイスフランの急変動によって同時に含み損が拡大する可能性があります。
例えば、次のポジションを保有しているとします。
| 保有ポジション | スイスフランに対する取引方向 |
|---|---|
| CHFJPYの買い | スイスフラン買い |
| USDCHFの売り | スイスフラン買い |
| EURCHFの売り | スイスフラン買い |
この3つは異なる通貨ペアですが、いずれもスイスフラン高を狙うポジションです。
そのため、スイスフラン安が急激に進むと、複数のポジションで同時に損失が発生する可能性があります。
一方、スイスフラン高が進めば、複数のポジションが同時に利益を生む場合もあります。
異なる通貨ペアに分けて取引していても、同じ通貨への売買方向が集中していれば、十分なリスク分散にならない点に注意しましょう。
損切りと余剰証拠金を組み合わせて管理する
AXIORYでスイスフランを取引する場合は、必要証拠金の確保だけでなく、損切りによる損失管理も重要です。
取引前には、次の項目を確認してください。
-
レバレッジ20倍での必要証拠金
-
損切り価格までの想定損失額
-
決済後に残る口座資金
-
複数ポジションを保有した場合の合計リスク
例えば、CHFJPYを0.1ロット保有している場合、1円の価格変動による損益は10,000円です。
損切り幅が3円なら、為替差損は30,000円になる計算です。
ただし、スイスフランショックのような急変動では、損切り価格で必ず決済できるとは限りません。
そのため、損切り注文を設定していても、取引数量が過大にならないようにする必要があります。
AXIORYのスイスフランは、レバレッジ20倍の制限を前提に、必要証拠金・証拠金維持率・想定損失額を確認し、急激な価格変動にも備えて取引しましょう。
AXIORYのスイスフランに関するよくある質問
AXIORYでスイスフラン円(CHFJPY)は取引できますか?
はい。AXIORY(アキシオリー)では、スイスフラン円(CHFJPY)を取引できます。
MT4・MT5・cTraderで買い注文と売り注文を利用できますが、リアル口座ではレバレッジが20倍に制限されています。
例えば、CHFJPY=180円の場合、0.1ロット(1万CHF)の必要証拠金は90,000円です。
AXIORYのスイスフランはなぜ20倍に制限されていますか?
AXIORYは、スイスフランの急激な価格変動によるリスクに備えるため、2021年8月27日からレバレッジを20倍に制限しています。
この制限は、スイスフランを含むすべての通貨ペアが対象です。
スイスフランは金融政策や為替介入などによって急変動することがあり、過去には2015年のスイスフランショックも発生しています。
AXIORYのスイスフランは2,000倍で取引できますか?
いいえ。AXIORYのスイスフラン関連通貨ペアは、リアル口座で最大20倍に制限されています。
口座のレバレッジを2,000倍に設定していても、CHFJPY・USDCHF・EURCHFなどには20倍の制限が優先されます。
なお、口座側で20倍未満のレバレッジを設定している場合は、より低い倍率が適用されます。
AXIORYのスイスフランのスプレッドはいくらですか?
AXIORYのスイスフラン関連通貨ペアは変動スプレッドのため、スプレッドは取引する銘柄や口座タイプ、市場環境によって異なります。
ナノ口座・テラ口座では、原則として1ロットあたり往復6米ドルの取引手数料も発生します。
また、ゼロ口座では一部のスイスフラン関連通貨ペアがゼロスプレッドの対象ですが、別途銘柄ごとの手数料が必要です。
現在のスプレッドは、AXIORYの公式取引商品ページやMT4・MT5・cTraderの気配値表示から確認できます。
AXIORYのスイスフランのレバレッジ制限はいつ解除されますか?
2026年10月21日時点で、AXIORYのスイスフランに対するレバレッジ20倍の制限について、具体的な解除日は公表されていません。
制限は2021年8月27日から続いており、解除時期は未定です。
今後、制限が解除された場合でも、口座タイプや取引条件によって適用レバレッジが異なる可能性があります。
AXIORYのスイスフランはデモ口座でも取引できますか?
はい。AXIORYのデモ口座でも、対応するスイスフラン関連通貨ペアを取引できます。
ただし、AXIORYが2021年に発表したレバレッジ制限では、リアル口座を20倍の制限対象とし、デモ口座には設定レバレッジを適用すると案内しています。
そのため、デモ口座とリアル口座では必要証拠金が異なる場合があります。
デモ口座で取引を練習する場合も、リアル口座のレバレッジ20倍を想定して取引数量を設定すると、実際の資金管理に近い練習ができます。
まとめ:AXIORYのスイスフランはレバレッジ20倍と取引コストを確認しよう
AXIORY(アキシオリー)では、スイスフラン(CHF)を含む7種類の通貨ペアを取引できます。
ただし、2026年10月21日時点では、スイスフラン関連通貨ペアのレバレッジが一時的に20倍に制限されています。
AXIORYで取り扱うスイスフランの通貨ペアは次のとおりです。
| 通貨ペア | シンボル | レバレッジ |
|---|---|---|
| 米ドル/スイスフラン | USDCHF | 20倍 |
| ユーロ/スイスフラン | EURCHF | 20倍 |
| スイスフラン/日本円 | CHFJPY | 20倍 |
| 英ポンド/スイスフラン | GBPCHF | 20倍 |
| 豪ドル/スイスフラン | AUDCHF | 20倍 |
| カナダドル/スイスフラン | CADCHF | 20倍 |
| NZドル/スイスフラン | NZDCHF | 20倍 |
レバレッジ20倍では取引金額の5%に相当する必要証拠金が発生するため、通常の高レバレッジ通貨ペアより多くの資金が必要です。
また、スイスフランのスプレッドやスワップポイントは通貨ペア・口座タイプによって異なります。ナノ口座・テラ口座では、原則として1ロット往復6米ドルの取引手数料も発生します。
スイスフランは安全資産として買われやすい特徴がありますが、スイス国立銀行の金融政策や市場の混乱によって急激な価格変動が発生する可能性があります。
特に、2015年のスイスフランショックのような相場急変時には、損切り注文が指定価格より不利な価格で約定するリスクもあります。
AXIORYでスイスフランを取引する場合は、レバレッジ20倍を前提に必要証拠金を計算し、スプレッド・スワップ・取引手数料を比較したうえで、余裕のある資金管理を行いましょう。
