FX初心者からベテラントレーダーまで日本で一番利用者の多い海外FXブローカー「XMトレーディング」。
・高いレバレッジ
・ゼロカットで借金リスクなし
・3つの口座タイプから手法に合わせて選べる
・高い約定力
・ボーナス充実
などトレーダーにとって稼ぎやすい魅力的な環境を提供してくれていることから人気です。
ですが「スキャルピングは禁止」「向かない」との声もネット上でちらほら見かけます。
スキャルピングとは?
数秒~数分程度の超短期間でトレードを繰り返す手法のこと。
ホントのところはどうなのか?
そこでXMトレーディングはスキャルピングが禁止されているのか?スキャルピングトレードには向かないのか?について解説。
またXMで選べる口座タイプごとのスキャルピングとの相性もまとめました。
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XM口座はスキャルピング可能です
XM利用規約内でスキャルピング禁止を明言していない
超短時間でトレードするスキャルピング手法。
一回一回の利益は少ないため、とにかく数多くトレードすることになります。
そして注文からわずか数秒で決済することもありXMの処理システムに負荷がかかります。
すると業者側にとってはほかのお客さんへのサービスレベルが低下してしまいかねません。
よってスキャルピングを禁止にしている海外FX業者もあるわけですが、XMでは禁止されていません。
スキャルピングが禁止になるパターン
ただしXMの起用規約では
- 窓開けを狙ったトレード
- 重要経済指標発表を狙ったトレード
の2つは禁止と記載されています。
このような為替相場が短時間に急変動するタイミングばかりを狙ったトレードは禁止ってことですね。
もちろん健全にトレードしている人がたまにするくらいなら咎められることもありませんが、おすすめはしません。
FX自動売買ツール(EA)でのスキャルピングは禁止?
とくに禁止されていません。
EA(FX自動売買ツール)とはパソコン上でツールを稼働させておくと自動で売買してくれるもの。
このツール利用もXMでは禁止されていません。
ミラートレードでのスキャルピングは禁止?
禁止されていません。
ミラートレードは世界のどこかにいるトレーダーの取引をそのまま真似してくれる機能です。
XMではこのミラートレードも禁止されていません。
XM口座はスキャルピングに向かない?
専用口座が用意されているため問題なく利用できます。
XMではスキャルピング向けにチューンナップされた「ゼロ口座」が用意されています。
この手法でトレードするならそれを選びましょう。
ほかの海外FX業者よりややスプレッド(手数料的なもの)が狭いなど劣る部分もありますが、初心者の方が気にするレベルではないでしょう。
むしろ信頼性や使いやすさでXMにしておくことをおすすめします。
ではXMで選べる口座タイプとスキャルピングの相性について次から解説していきます。
スキャルピングにおすすめのXM口座タイプは?
XMトレーディングには3つの口座タイプがあります。
- マイクロ口座
- スタンダード口座(デモ版も対応)
- XMTradingゼロ口座(デモ版も対応)
当サイトで一番推奨しているのはハイレバレッジ設定可能でボーナスも充実しているスタンダード口座です。
が、スキャルピングには向かないためおすすめできません。
マイクロ口座もスタンダード同様にスキャルピングには向かない口座です。
最適なのは「XMTradingゼロ口座」ですね。
このタイプはXMがスキャルピング用にチューンナップしたスペックを備えています。
とはいえゼロ口座にはないメリットもあります。
そこでそれぞれの口座タイプでスキャルピング手法を使うときのメリット・デメリットを見ていきます。
まずはXMがスキャルピング用に作ったゼロ口座から見ていきましょう。
スキャルピングとの相性バッチリ!XMTrading ゼロ口座
XMでスキャルピング手法をやるならとりあえずゼロ口座を開設しておきましょう。
環境がスキャルピング用に設定されています。
XMTrading ゼロ口座のメリット
- ほかの口座タイプよりスプレッドが狭い
- 約定力が高い(NDD ECN方式)
- 透明性が高い(NDD ECN方式)
ほかの口座タイプよりスプレッドが狭い
スプレッドとはXMへ支払う手数料のようなものです。
この手数料がスタンダードやマイクロより安く抑えられています。
ちなみにスプレッドとは売りと買いを同時注文したときの差額にあたります。
たとえば米ドル円(USDJPY)の通貨ペアで売り注文を1ドル=100.00円の時に実行したときに買い注文も同時にすると100.016円になっていたりします。
この差「0.016円」分がスプレッド(手数料)でXMの利益となります。
この価格差を「幅」と受け取り、スプレッドの幅が狭い=手数料が安い、スプレッドの幅が広い=手数料が高いとなるわけです。
ちなみにスプレッドは固定ではないため時間帯によって変動します。
早朝など市場がオープンした直後などは数十倍に跳ねあがったりするので気を付けましょう。
そしてスプレッドが狭い=手数料が安いことはスキャルピングのような注文回数の多いトレード手法には有利です。
約定力が高い(NDD ECN方式)
スキャルピングにおいて一番大事なのが約定力の高さ。
売り買いの注文ボタンを押したらXMのシステム側で実際に処理が完了するまで多少時間がかかります。
とくに相場価格が激しく動いていると処理量も多くなり最悪注文(または決済)できなかったりすることも。
その点ゼロ口座は「ECN方式」という電子決済の仕組みを採用。
これはトレーダーの注文を自動でやりとりされる仕組みなので余分な時間がかかりません。
XMでは売買による手数料を別で徴収する形式となっています。
(10万通貨ごとに売り買い往復5ドルづつ)
またNDD方式なのでXM側で注文情報をいじってスプレッド分を上乗せする処理をせずそのまま取引市場に流す点も処理スピードアップにつながっています。
以上のことからほかの口座タイプより処理能力が高く短期売買向け(=約定力が高い)スペックになっています。
透明性が高い(NDD ECN方式)
ゼロ口座で採用されているNDD ECN方式は処理の透明性も高くなります。
スタンダード/マイクロ版は「NDD STN方式」で注文にスプレッド(手数料)が追加される形式。
XMが悪さをするとは思いませんが、トレーダーの注文に手を加えられる方式だと実際のところ何をされているのはわかりませんからね。
それでも市場に直接流すNDD方式なので透明性は十分高いんですが、一旦FX業者側で処理するDD方式だとやりたい放題になります。
スプレッド分を追加するだけでなく注文価格や時間などなんでも変更できてしまうわけです。
とくに日本国内のFX業者はDD方式が多いので注意しましょう。
XMTrading ゼロ口座のデメリットは?
- 入金ボーナスがない
- ロイヤリティプログラム対象外
- 最低入金額が100ドル~と多め
- 最大レバレッジが500倍まで
入金ボーナスがない
3タイプのうちゼロ口座だけは入金時のもらえるボーナスがありません(初開設時のボーナスはあり)。
スタンダードとマイクロ版は入金額に対して一定割合のボーナスをもらえるんですが、これがないのは結構なマイナスです。
FX初心者にとっては痛いですね。
でもスキャルピング手法を使うトレーダーが初心者ってことはないので、ボーナスを邪魔に感じる人もいます。
金額上限も500ドルまでですし、スキャルピングトレードをする人にとってはそれほどデメリットではないでしょう。
ロイヤリティプログラム対象外
ロイヤリティプログラムというXMトレーディング独自にポイント還元制度がありますが、これも非対応となります。
取引すると自動でもらえるロイヤリティポイント(XMP)はキャッシュやボーナスに換金できるもの。
ピンチの時の追い金に使うこともできるのであったほうが有利ではあります。
ただしスキャルピングは短期でポジションを精算してしまうため、資金に見合わない高ロットの注文をしていない限りピンチになることはないでしょう。
よってなくても問題ありません。
最低入金額が100ドル~と多め
最低入金額100ドル~はスタンダード/マイクロ口座の最低5ドルより多め。
FXを始めるハードルがかなり低くなっています。
対してゼロ口座は最低100ドルからの入金となっています。
まだFXをよくわかっていない初心者の方はお試しで少額入金だけして様子見だけしたいって人にとっては不利ですね。
ただXMではアカウント登録時に3000円ボーナスを出しているため、最初は入金しなくてもFXを体験できます。
また500円~数千円程度の資金ではほぼ稼ぐことはできません。
当サイトでも最低1万円程度からスタートすることを推奨しているのでたいしたデメリットにはならないでしょう。
最大レバレッジが500倍まで
XMを選んだ理由に最大レバレッジ1000倍でトレードできる点があるかもしれません。
ですが、ゼロ口座は500倍までになっています。
ハイレバレッジ設定に魅力を感じる人にはデメリットになるでしょう。
でも実際それほど大きな差ではなかったりします。
とくにスキャルピングのようにすぐポジションを決済してしまう取引手法ならそれほどハイレバレッジの恩恵も受けられないでしょう。
気にするほどの差ではありません。
スキャルピングするならゼロ口座がおすすめです
上で紹介したメリットはスキャルピング向けと言えるものでした。
スピーディーな処理能力、信頼できる透明性の確保、手数料の安さなど有利にトレードできる環境が整っています。
デメリット部分もありますが、スキャルピングトレーダーにとってはあまり気にするポイントではありません。
というわけでXMでスキャルピングするならゼロ口座がおすすめです。
スキャルピングに向かないスタンダード口座の強みと弱み
スタンダード口座の特徴
- 1ロット=10万通貨単位
- 最大レバレッジ1000倍
- 最低入金額5ドル~
- NDD STN方式
- 入金ボーナスあり
- 約定力は普通
スキャルピング向けゼロ口座との違いはこれくらい。
よりハイレバレッジ設定でトレードできること、入金ボーナスで資金量を増やしつつ稼ぎやすい環境を準備できることがスタンダードの強みです。
FX初心者の方ほど有利になる仕組みが整っていると言えます。
STN方式(XM側でお客さんの注文にスプレッドを載せる処理をする)であるため、多少処理に時間がかかる分、約定力が低くなりますが、注文して数秒で決済するような状況でもない限りとくに影響ありません。
スキャルピングトレードをしないならスタンダード口座がおすすめです。
スタンダード口座がスキャルピングに向かない理由
ECN方式を採用しているゼロ口座のようにスキャルピング用にチューンナップされていないことが向かない原因です。
注文・決済ボタンを押したらすぐ確定してくれないと稼げるものも稼げない可能性が高くなります。
とくに秒単位で取引することになるため、1秒遅くなったらマイナスになってしまうこともありますからね。
スタンダード口座はそういったシビアなタイミングでトレードする手法には向いていません。
またトレード回数が増えるほど手数料コストも高くつきます。
スキャルピングができないわけではありませんが、あくまでも難しい・向いてない口座スペックってことですね。
短くても数分程度からのデイトレードや、もっとん長い期間で取引するスイングトレードなどはスタンダード口座がおすすめです。
スキャルピングに向かないマイクロ口座の強みと弱み
マイクロ口座の特徴
- 1ロット=1000通貨
- 最大レバレッジ1000倍
- 最低入金額5ドル~
- NDD STN方式
- 入金ボーナスあり
- 約定力は普通
スキャルピングするときの環境は完全にスタンダードと一緒です。
スタンダードとの最大の違いは通貨単位が1000通貨なので取引規模が100分の1になっている点。
たとえばUSDJPY(ドル円)が1ドル100円の時に1ロット(10万通貨)で注文し、101円の時に精算すると10万円の利益です。
マイクロの場合は同じ条件で1000円しか稼げません。
稼ぎも単純に100分の1になってしまうんですね。
それだけリスクも低くなりますが、稼ぎたいからハイレバレッジでトレードできるXMを選んでいる人が多いはず。
マイクロ版ではXMを選んだメリットがなくなってしまいますし、日本国内のFX業者でもよくなってしまいます。
マイクロ口座がスキャルピングに向かない理由
スタンダード版と同じく注文を高速にさばける「ECN方式」ではないことがスキャルピングに向かない理由です。
とはいえできないわけではありません。
単に余分に手数料がかかること、約定力が少し低いため処理が遅れて自分の思い通りの価格で決済できない可能性が高くなるだけです。
でも敢えてそんな環境でスキャルピングトレードをするメリットもありません。
関連記事
⇒XMマイクロ口座を徹底解説!
ここまでXMでスキャルピングするときのおすすめ口座について紹介しました。
迷わずゼロ口座を選びましょう。
なおスキャルピングトレードする時の注意点がいくつかあります。
次から紹介していくのでぜひ確認しておいてください。
XMゼロ口座でスキャルピングするときの注意点
- 最大レバレッジは1000倍ではない
- レバレッジ制限あり
- スプレッド以外に手数料が発生する
- ロイヤリティポイント制度は対象外
- FX取引と一部の貴金属取引しかできない
最大レバレッジは1000倍ではない
1000倍というハイレバレッジに魅力を感じてXMトレーディングを選んだ人もいると思います。
が、ゼロ口座は500倍までなので注意してください。
なお500倍だからといってそこまで影響はないので気にするほどでもありません。
レバレッジ制限あり
XMでは1アカウントの総残高が2万ドルを超えると200倍まで下げられるレバレッジ規制がかかります。
これもレバレッジ500倍だと思って使っていると低くなってしまうので気を付けましょう。
スプレッド以外に手数料が発生する
ゼロ口座はXMのシステムでお客さんの注文に手を加えないECN方式を採用しています。
よって取引した金額に対して手数料がかかる仕組みになっています。
トレード時のスプレッドが狭い(手数料が安い)のはメリットですが、別の手数料がある点は注意しておきましょう。
なおトレード時のスプレッド分と取引額による手数料を合計してもスタンダードとマイクロ口座の手数料より安く設定されています。
スキャルピングトレードする上ではやはりゼロ口座が有利です。
ロイヤリティポイント制度は対象外
XMのポイント還元制度「ロイヤリティポイント(XMP)」が適用されません。
個人的にはけっこうお世話になっている制度なのでここは改善してもらいたいですね。
FX取引と一部の貴金属取引しかできない
スキャルピング向けのゼロ口座ではFX取引と貴金属取引(ゴールド・シルバーのみ)だけの取り扱いとなっています。
株式指数や仮想通貨CFDといった商品はトレードできません。
完全にFXトレーダー向けの口座ですね。
まとめ
XMトレーディングはスキャルピングを禁止しているのか?向かないのか?について口座タイプ別に解説しました。
とくに禁止されていませんし、XMでやるならゼロ口座がおすすめです。
ほかのスタンダード/マイクロ口座でもやるだけならできますが、スペックが違うため不利になることがあります。
ゼロ口座を開設しておくことをおすすめします。