地球の気候は春・夏・秋・冬がありますが、FXの為替市場ではざっくり2つ(夏と冬)に分けられます。
そして適用される時間がほんの少し変わります。
ヨーロッパやアメリカなど緯度が高い位置にある国々では夏場に1時間仕事の時間を早めるサマータイム(夏時間)が当たり前になっています。
夏場は日が出る時間が早くなる分、時間を繰り上げるわけですね。
これによりFX市場も影響をうけます。
世界のメインであるアメリカとヨーロッパ市場で働いている人やトレーダーたちが1時間早く動いて1時間早く終わるため、日本のFXトレード時間もそれに合わせたほうが勝ちやすくなります。
とはいえ日本ではサマータイム制に馴染みがない人の方が多いのではないでしょうか。
そこでXMでトレードするときサマータイムはいつから適用されるのか?またその取引時間についてまとめました。
時間がずれると思わぬ負けを拾ってしまうこともあるのでしっかり確認しておきましょう。
\ここから登録で軍資金13000円プレゼント!/
XMの取引時間(サマータイム/ウィンタータイム)
XMのサマータイム・ウィンタータイムの適用タイミングは取引ごとに異なる
XMトレーディングでは以下の取引が可能です↓
・FX取引
・貴金属CFD取引
・コモディティ(商品)CFD取引
・株式指数CFD取引
・エネルギーCFD取引
・仮想通貨CFD取引
そして、これらそれぞれでサマータイムの適用タイミングが異なります。
XMでの切替日は3月の最終日曜と10月の最終日曜の2回。
この日に取引ごとに決められた時間に切り替わります。
詳細な時間については下の項目で解説しているのでご確認下さい。
サマータイム切り替わり時の注意点
- 取引時間が1時間早くなる
- 国によって適用期間が異なる
取引時間が1時間早くなる
1時間も取引時間が違ってくるとトレードの量が変わってきます。
たとえば市場がオープンした直後は動きが活発になりやすいため、サマータイムを知らずにトレードすると急な逆行で思わぬ損失を抱えてしまう可能性もあります。
また為替に影響力のある経済指標発表の時間も1時間前倒しになるわけです。
サマータイムが適用されるヨーロッパ市場は3大市場に含まれる中の1つ。
1時間ズレるだけで思わぬ相場変動にやられる可能性も高くなります。
国によって適用期間が異なる
サマータイムは日照時間を合わせるためのもの。
地球の位置関係によって当然ながら日の当たるタイミングは異なります。
よってサマータイム適用期間も微妙に違ってくるわけです。
自分がトレードする通貨ペアの該当国はいつ適用されるのか?は要チェックです。
ではXMで扱う取引種類別に1つ1つ見ていきましょう。
【取引別】XMのサマータイム適用時間一覧
【XMのFX取引】のサマータイム
XMトレーディングでのFX取引時はサマータイムが適用されると以下のように変更されます。
なおロシアのルーブルを含む通貨ペアだけは適用開始時間が異なります。
通常の通貨ペアの場合
- 夏時間=月曜6:05~土曜5:50
- 冬時間=月曜7:05~土曜6:50
ロシアルーブル(RUB)を含む通貨ペアの場合
- 夏時間=月曜16:05~土曜23:55
- 冬時間=月曜17:05~土曜0:55
10時間ズレているので気を付けてください。
なお日本でFXの為替市場が開いているのは基本的に土日以外の平日5日間です。
(祝日も平日なら開いてます)
そして冬はなぜかウィンタータイムとあまり呼ばれていません。
普段(デフォルト状態)は冬時間で夏になったらサマータイムが適用されるから、だとは思いますが詳細は不明です(汗)
で、サマータイムが導入されると1時間も取引時間がずれてしまいます。
XMでは窓開けとなるタイミングなのでNGではないもののトレード自体非推奨です。
最初からこの時間帯はトレードしないと決めておけばとくにサマータイムを気にする必要もありません。
【XMの貴金属CFD取引】のサマータイム
XMでは以下の貴金属でCFD取引できます。
・GOLD(金)
・SILVER(銀)
・PLAT(プラチナ)
・PALL(真珠)
金銀とそれ以外の2つづつで以下のようなサマータイムとなっています↓
- 夏時間 7:05~翌日5:55
金/銀は金曜分のみ土曜5:50クローズ/それ以外は土曜5:10クローズ - 冬時間 8:05~翌日6:55
金/銀は金曜分のみ土曜6:50クローズ/それ以外は土曜6:10クローズ
貴金属ごとに市場が閉まる時間だけことなります。
【XMのコモディティ(商品)CFD取引】のサマータイム
XMのコモディティCFD取引では以下のものを扱っています↓
・COCOA(カカオ豆)
・COFFE(コーヒー豆)
・CORN(とうもろこし)
・COTTO(コットン)
・HGCOP(HGカッパー銅)
・SBEAN(大豆)
・SUGAR(砂糖)
・WHEAT(小麦)
これら商品は市場や国によって異なるため、以下のように商品ごとに切り替わり時間が異なっています。
COCOA
夏・・・17:50~翌日2:25
冬・・・18:50~翌日3:25
COFFE
夏・・・17:20~翌日2:25
冬・・・18:20~翌日3:25
CORN
夏・・・9:05~21:40・22:35~翌日3:10
冬・・・10:05~22:40・23:35~翌日4:10
取引時間が2回に分かれています。
COTTO
夏・・・10:05~翌日3:15
冬・・・11:05~翌日4:15
HGCOP
夏・・・7:05~翌日5:55(金曜のみ翌日土曜5:10クローズ)
冬・・・8:05~翌日6:55(金曜のみ翌日土曜6:10クローズ)
SBEAN
夏・・・9:05~21:40・22:35~翌日3:10
冬・・・10:05~22:40・23:35~翌日4:10
SUGAR
夏・・・16:35~翌日1:55
冬・・・17:35~翌日2:55
WHEAT
夏・・・9:05~21:40・22:35~ 翌日3:10
冬・・・10:05~22:40・23:35~ 翌日4:10
【XMの株式指数CFD取引】のサマータイム
XMでは世界の主な株式市場をベースにした株式指数CFDでも取引できます。
AUS200(オーストラリア株価指数)
夏・・・6:55~13:25/14:15~翌日4:55(金曜のみ翌4:10クローズ)
冬・・・7:55~14:25/15:15~翌日5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
EU50(欧州株価指数)
夏・・・15:05~翌日4:55
冬・・・16:05~翌日5:55
FRA40(フランス株価指数)
夏・・・15:05~翌日4:55
冬・・・16:05~翌日5:55
GER40(ドイツ株価指数)
夏・・・7:05~9:00/9:15~翌5:15/翌5:30~翌5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・8:05~10:00/10:15~翌6:15/翌6:30~翌6:55(金曜日のみ翌 6:10閉場)
HK50(香港ハンセン指数)
10:20~12:55/14:05~17:25/18:20~翌日1:55
アジア圏にある市場なのでサマータイムなし。
IT40(イタリア株価指数)
夏・・・16:05~翌日0:35
冬・・・17:05~翌日1:35
JP225(日経225)
夏・・・7:05~翌5:15/翌5:30~翌5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・8:05~翌6:15/翌6:30~翌6:55(金曜のみ翌6:10クローズ)
NETH25(アムステルダム株価指数)
夏・・・15:05~翌日4:55
冬・・・16:05~翌日5:55
SPAIN35(マドリッド株価指数)
夏・・・16:05~翌日2:55
冬・・・17:05~翌日3:55
SWI20(スイス株価指数)
夏・・・15:05~翌日4:55
冬・・・16:05~翌日5:55
UK100(ロンドン株価指数)
夏・・・7:05~翌5:15/翌5:30~翌5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・8:05~翌6:15/翌6:30~翌6:55(金曜のみ翌6:10クローズ)
US100(ナスダック100指数)
夏・・・7:05~翌5:15/翌5:30~翌5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・8:05~翌6:15/翌6:30~翌6:55(金曜のみ翌6:10クローズ)
US30(ダウ平均株価指数)
夏・・・7:05~翌5:15/翌5:30~翌5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・8:05~翌6:15/翌6:30~翌6:55(金曜のみ翌6:10クローズ)
US500(S&P500)
夏・・・7:05~翌5:15/翌5:30~翌5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・8:05~翌6:15/翌6:30~翌6:55(金曜のみ翌6:10クローズ)
USDX(米ドル指数)
夏・・・9:05~翌日5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・10:05~翌日6:55(金曜のみ翌6:10クローズ)
【XMのエネルギーCFD取引】のサマータイム
XMではエネルギー系の資源を対象にした取引も可能です。
以下の商品を扱っています↓
・BRENT(BRENT原油)
・GSOIL(軽油)
・NGAS(天然ガス)
・OIL(WIT原油)
・OILMn(WTI原油 10分の1)
それぞれでサマータイムも多少異なります。
BRENT(BRENT原油)
夏・・・9:05~翌日6:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・10:05~翌日7:55(金曜のみ翌6:10クローズ)
GSOIL(軽油)
夏・・・9:05~翌日5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・10:05~翌日6:55(金曜のみ翌6:10クローズ)
NGAS(天然ガス)
夏・・・7:05~翌日5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・8:05~翌日6:55(金曜のみ翌6:10クローズ)
OIL (WTI原油)
夏・・・7:05~翌日5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・8:05~翌日6:55(金曜のみ翌6:10クローズ)
OILMn(WTI原油 10分の1)
夏・・・7:05~翌日5:55(金曜のみ翌5:10クローズ)
冬・・・8:05~翌日6:55(金曜のみ翌6:10クローズ)
【XMの仮想通貨CFD取引】のサマータイム
XMの仮想通貨取引においてサマータイムはとくにありません。
仮想通貨市場は24時間365日ずっとオープンしています。
そのためXMでも24時間休みなくトレード可能です。
よってサマータイムによる切り替わりもありません。
なおXMで取り扱う仮想通貨の種類は以下31銘柄です。
- AAVEUSD(Aave/USD)
- ADAUSD(Cardano/USD)
- ALGOUSD(Algorand/USD)
- AVAXUSD(Avalanche/USD)
- AXSUSD(Axie Infinity/USD)
- BATUSD(Basic Attention Token/USD)
- BCHUSD(Bitcoin Cash/USD)
- BTCEUR(Bitcoin/EUR)
- BTCGBP(Bitcoin/GBP)
- BTCUSD(Bitcoin/USD)
- COMPUSD(Compound/USD)
- ENJUSD(Enjin Coin/USD)
- ETHEUR(Ethereum/EUR)
- ETHGBP(Ethereum/GBP)
- ETHUSD(Ethereum/USD)
- FETUSD(Fetch AI/USD)
- GRTUSD(The Graph/USD)
- LINKUSD(Chainlink/USD)
- LTCUSD(Litecoin/USD)
- MATICUSD(Polygon/USD)
- OMGUSD(OMG Network/USD)
- SKLUSD(SKALE/USD)
- SNXUSD(Synthetix Network Token/USD)
- SOLUSD(Solana/USD)
- STORJUSD(Storj/USD)
- SUSHIUSD(SushiSwap/USD)
- UMAUSD(UMA/USD)
- UNIUSD(UMA/USD)
- XLMUSD(Stellar Lumens/USD)
- XRPUSD(Ripple/USD)
- ZRXUSD(0x/USD)
ここまではXMの取引種類別にサマータイムが提供される具体的な時間を紹介してきました。
つづいて適用される期間を見ていきましょう。
XMでサマータイム(夏時間)が適用される期間
夏時間・・・3月最終日曜~10月最終日曜
冬時間・・・10月最終日曜~3月最終日曜
切り替わる時期になるとXM公式のお知らせページに掲載されます↓
また登録したメールアドレスにもサマータイムの案内が届きます。
必ずチェックしておきましょう。
世界の市場別サマータイム適用期間
世界にはいろいろな為替市場があります。
- ニューヨーク市場(3大市場)
- ロンドン市場(3大市場)
- 東京市場(3大市場)
- 香港市場
- シンガポール市場
- フランクフルト市場
- シドニー市場
- ウエリントン市場
など
日本にサマータイムはありませんが、その他市場では適用されることが多いためその国の通貨をトレードするときには注意が必要です。
この中で世界3大市場と言われるのは上3つ。
日本の早朝にオープンするウエリントン(ニュージーランド)やシドニー(オーストラリア)市場も比較的重要です。
そこで東京を除いた3つの市場のサマータイム適用期間を確認しておきましょう。
ニューヨーク市場のサマータイム適用期間
アメリカのサマータイム期間は以下の通りです。
3月の第2日曜日~11月の第1日曜日まで
月初めの1日から月末まで、などわかりやすくしてくれるとありがたいんですけどね(汗)
中途半端な期間となるため間違いやすいので気を付けましょう。
ロンドン市場のサマータイム適用期間
ヨーロッパのサマータイム期間は以下の通りです。
3月の最終日曜日~10月の最終日曜日まで
ニューヨーク市場とかなりズレてますし、期間は短めとなっています。
ウエリントン/シドニー市場のサマータイム適用期間
オセアニア地域のサマータイム期間は以下の通りです。
10月第1日曜日~4月第1日曜日まで
南半球にあるため、北半球が冬期間にサマータイムがくるわけですね。
【FX豆知識】○○市場の意味も知っておこう!
市場名は都市(国)名+市場という名前になっていますが、あくまでもその時間帯に取引のメインとなる銀行がある都市や国を指しているだけです。
実際に建物のある専用の取引市場があるわけではありません。
また金融機関同士が売買することそのものが為替市場です。
そして日本時間で以下のように呼ばれます。
- 朝9時~17時の取引は「東京外国為替市場」
- 夕方16時~深夜2時の取引は「ロンドン外国為替市場」
- 夜21時~翌朝6時の取引は「ニューヨーク外国為替市場」
ここに6時頃から市場オープンするオセアニア地域の市場を合わせると24時間トレードができるわけですね。
おすすめのFXトレード時間は?
早朝のオセアニア市場はおすすめしません。
少し前に朝4時起きのどーたらこーたら、といった時間の使い方が一時期流行ったこともありますが、FXトレードには向いていません。
稼ぐためにFX投資をするわけなので、価格変動が大きくなるヨーロッパ市場がオープンするころからが最適です。
サラリーマンの方なら帰宅してからがちょうどよく副業にも最適だと思います。
経済の中心はアメリカです。
取引量が一番多いのも米ドルです。
そして2番目はヨーロッパ市場のユーロです。
3番目は日本円ですね。
というわけでユーロドル・ドル円という2つの通貨ペアでとれーどすることをおすすめします。
そしてユーロはヨーロッパなのでサマータイムが影響してきます。
ざっくりいうとだいたい4月~10月まではサマータイムとなりロンドン市場は通常16時オープンから1時間早まるので注意しましょう。
他の海外FX業者のサマータイム適用タイミングを比較
当サイトで主に紹介している海外FX業者3つのサマータイム・ウィンタータイムを比較してみました。
XMトレーディングのサマータイム適用時期
- 夏時間(3月最終日曜~10月最終日曜)=月曜AM6:05~土曜AM5:50
- 冬時間(10月最終日曜~3月最終日曜)=月曜AM7:05~土曜AM6:50
この時間はFX取引でロシアルーブル以外の通貨ペアで提供されるものです。
ルーブルを含む通貨ペアやFX以外の取引では時間も異なってきます。
XM公式のサマータイム時間の案内
XMの夏時間(GMT+3) XMの冬時間(GMT+2)
3月の最終日曜日~10月の最終日曜日まで
10月の最終日曜日~3月の最終日曜日まで
GemForex(ゲムフォレックス)のサマータイム適用時期
- 夏時間(3月中旬~11月初旬)=月曜AM6:10~土曜AM5:50
- 冬時間(11月初旬~3月中旬)=月曜AM7:10~土曜AM6:50
GemForexは終了時間はXMと同じですが、開始時間が5分遅くなっています。
窓開け時間はしっかり避けているようです。
GemForex公式にサマータイム時間の案内
日本時間:
【冬時間】月曜7:10~土曜6:50
【夏時間】月曜6:10~土曜5:50
GemForexからは案内メールも届きます
2021年11月8日(月)~ 日本時間:月曜7:10 ~ 土曜6:50 GMT +2
2022年3月13日(日)~ 日本時間:月曜6:10 ~ 土曜5:50 GMT +3
だいたい1週間前くらいに上記内容のサマータイム切替案内メールが届きます。
HotForex(ホットフォレックス)のサマータイム適用時期
- 夏時間(4月~10月)=月曜AM6:00:51~土曜AM5:59:59
- 冬時間(11月~3月)=月曜AM7:00:51~土曜AM6:59:59
秒単位まで決められています。
HotForexもXMトレーディングとは少し提供タイミングが異なっています。
窓開けしてから1分以内に切り替わっていますね。
ここで紹介した3社の中では最速です。
HotForex公式のサマータイム時間の案内
3月の最終日曜日に始まり、10月の最終日曜日に終了するサマータイム(DST)の対象であることにご留意ください。サーバータイム: 冬期:グリニッジ標準時+2、夏期:グリニッジ標準時+3(サマータイム)
HotForexは連絡メールが届いていませんでした。
(メール受信拒否設定にしていたかも)
毎年の切替時間は公式サイトでチェックしましょう。
まとめ
XMで適用されるサマータイム期間と時間について紹介しました。
ここではメジャーな3市場だけピックアップしましたが、その他の国の通貨をトレードするときはその国のサマータイムを必ずチェックしておきましょう。
とはいえFXを始めたばかりならニューヨーク・ロンドン・東京の3大市場の通貨だけで十分です。