FXの仕組みとは?初心者にわかりやすくまとめました

FXの仕組み アイキャッチ画像

FX投資とはどんな仕組みになっているのか。

どういう理屈で利益を得られるのか。

このページでは次のような仕組みについて解説していきます。

  • トレード(売買)の仕組み
  • FXで利益を得る仕組み
  • FXで借金になる仕組み
  • ブローカー(業者)側はどのように稼いでいるのか

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FXトレード(売買)の仕組みとは?

FXとは?

FXとは「Foreign Exchange」の略で外国為替のこと。

日本では「外国為替証拠金取引」「外国為替保証金取引」とも言います。

外国とありますが日本円も含めて市場で利用されている世界各国の法定通貨を売買します。

売買できる世界の主な法定通貨

  • JPY(日本円)
  • USD(アメリカドル)
  • EUR(ユーロ)
  • GBP(イギリスポンド)
  • AUD(オーストラリアドル)
  • NZD(ニュージーランドドル)
  • CHF(スイスフラン)
  • CAD(カナダドル)
  • SGD(シンガポールドル)
  • ZAR(南アフリカランド)
  • TRY(トルコリラ)
  • MXN(メキシコペソ)
  • INR(インドルピー)
  • KRW(韓国ウォン)
  • BRL(ブラジルレアル)
  • RUB(ロシアルーブル) など

ブローカー(業者)によって扱っていない通貨もあります。

証拠金取引の仕組み

ブローカーで口座開設することで為替の売買ができるようになります。

そして売買するためには証拠金として口座へお金を預け入れることになります。

この「証拠金」での売買ということで、あなたのお金であなた自身が法定通貨を直接売買するわけではありません。

というか個人で為替は売買できません。

両替店で外国通貨と日本円を交換⇔為替レートが変動したらまた日本円に交換する、の流れを繰り返せば一応それっぽいことは可能ですが、手数料は高くつきますし何より手間がかかります。

また大きな金額でなければ1円、2円動いたくらいでは大した稼ぎになりません。

さらにガッツリ稼ごうと思っても両替店で数百万・数千万単位のお金を手軽に交換はしてくれないでしょう。

そこでFX事業をしている業者(ブローカー)に一旦お金を預け入れ、それを証拠金として売買を代行してもらう形になります。

こうすることでスマホなどの端末上でボタン1つポチっと押すだけで売り買いが完了してしまいます。

これがFXトレードをするときのおおまかな仕組みです。

外国為替を売買する仕組み

外国為替の売買はFXブローカーを使うのは前述したとおりです。

あなたが外国為替を売り買いするにはFXブローカー側で用意している取引ツールを使います。

種類はいろいろありますが、大半はメタトレーダーというロシア企業「メタクオーツ社」が開発した無料の取引ツールが使われています。

メタトレーダー(MT)に主にMT4とMT5という2つのバージョンが用意されていてFXブローカーによって使い分けられています。

どちらでも外国為替を売り買いできますが、古いバージョンのMT4はすでにサポートは終了してますし、MT5のほうが動作は快適です。

ただ昔から使われているだけあり、インジケータという分析ツールが充実しているためいまでもMT4を愛用するトレーダーは多いです。

とはいえFX初心者の方はMT5で問題ないでしょう。

取引ツールの使い方や仕組みはこの記事の本題から少し外れるので別記事を参考にしてください。

関連記事
XMの取引ツール(MT4/MT5)はどっちがいい?違いを解説!

 

※XMは海外のFXブローカーの1つ

FXで利益を得る仕組みとは?

FXの利益獲得の仕組み

FXで利益を得るための基本的な仕組みですが、主に次の2パターンあります。

  • 為替レートの変動(キャピタルゲイン)
  • 各通貨の金利差(スワップ)(インカムゲイン)

そのほかFXの取引ツールを売る、FX塾を運営するといった間接的な稼ぎ方もありますが、ここではあくまでFXのトレードで利益を得る方法ということで。

この2つでは為替レートの変動で利益を得ることがメインとなります。

一部スワップ金利狙いがメインのトレーダーもいますが少数派ですし、あくまでメインは為替差益狙いです。

そこでまず為替レートで利益を得る仕組みを見ていきましょう。

為替レートで利益を出す仕組み

為替レートは法定通貨の価格のことで毎秒変動しています。

わかりやすいのは安いときに買って高くなったら売れば利益が得られますね。

でもFXでは高く売って安く買い戻すことでも利益をゲットできます。

株式投資では「空売り(からうり)」みたいなものですね。

ただ株式投資ではすでに株を持っていないと空売りできませんが、FXではブローカー側で売りも買いも自由に取引させてくれます。

USDJPY(ドル円)でトレードした場合の参考例

例として日本円(JPY)と米ドル(USD)でFXトレードするとします。

もし1ドル100円のときに1ドルを買い、110円になったときに売れば10円の利益です。

逆に1ドル110円のときにドルを売り、100円に下がったら買い戻せば同じく10円の利益です。

トレーダーはFXブローカーに証拠金を預けてツール上で売買ボタンを押すだけでいいため、それぞれの通貨を保有することはありません。

でも為替レートは平時に1日2円も3円も動くことは稀です。

通貨同士の交換レートは各国の財務省や中央銀行によってある程度の管理されていますからね。

日本やアメリカ、ヨーロッパなど先進国の通貨であれば急激に為替レートが変動することはほとんどありません。

ただ為替レートの変動幅が小さければ、為替差益も少額になってしまいます。

となると大きく稼ぐには大金が必要になってきます。

ドル円の為替レート1円分の動きで10万円稼ごうと思ったら1ドル100円の場合は1000万円は必要です。

でも一般人が簡単に用意できる金額ではありません。

そこでFXブローカーが通貨単位を大きくしたりレバレッジ制度を用意しています。

これについては後述します。

金利差(スワップ)で稼ぐ仕組み

FXの金利差(スワップ)で稼ぐ仕組み

各通貨間の金利差で得られる利益のことをスワップ(スワップポイント)と呼びます。

そしてFXでは2つの通貨の売り買いによる為替差益で稼ぐほか、2つの通貨の金利差(スワップ)を利用して稼ぐ方法もあります。

通貨ペアを売買するとき1日1回スワップポイントが計算され注文したポジションに加算されていく仕組みになっているため、あとは金利差の大きい通貨を選んで売買するだけです。

なお一般的に借金をすれば金利を負担しなければならず、逆に誰かにお金を貸せば利息が得られます。

各通貨ごとに金利に違いがあるので、たとえば金利の低い通貨を借りて高金利の通貨を預けることでも利益を得ることが可能です。

銀行の外貨預金のサービスで、高金利の外貨で運用することで利益が得られるという宣伝文句を目にしますが、基本的な考え方はこれと同じです。

となると金利差を活用すれば、日本円などを借金して外貨預金を利用するだけで簡単に利益が得られると思うかもしれません。

でも日本円など世界的に主要な通貨の金利はほとんどが1%未満。

利益を得られたとしても少額すぎるため稼ぎやすいとは言えません。

スワップで稼ぐ方法

金利差(スワップ)の仕組みで稼ぐには金利の低い通貨を売りつつ、高金利の通貨を買えばいいだけ。

金利の高い通貨には

  • トルコリラ(TRY)
  • 南アフリカランド(ZAR)
  • メキシコペソ(MXN)

などがあります。

たとえばTRYJPY(トルコリラ/日本円)買い注文することで毎日スワップポイントが増えていくでしょう。

もちろん為替レートの影響もあるため、トルコリラ安・円高が続くようだとせっかくのスワップポイントも為替損で帳消しにされますが・・・。

ちなみにスワップポイントはFXブローカーによって多少異なります。

スワップの仕組みで稼ぐことを狙うなら少しでも通貨選びだけでなく稼げるFXブローカーを選ぶことが大事です。

FXで借金になる仕組みとは?

グーグルで「FX 借金」と検索するとこんな候補キーワードがでてきます↓

FXで借金になる仕組み

「借金 返せない」「借金 取り立て」「借金 自己破産」など心臓に悪いフレーズが出てますね(汗)

ではFXで借金になるのはどういう仕組みなんでしょうか。

借金になってしまう主な仕組み

  • トレード資金を借り入れて全損する
  • 相場の急変でやられる

この2つだけですね。

FXをネタにしたマルチ商法に騙された、などトレード以外の事情は省きます。

それぞれの借金発生の仕組みについて見ていきましょう。

トレード資金を借り入れて全損する

これはFXが原因ではありますがFXのせいではないですね(汗)

FXに限らず投資は余剰資金でやるのが鉄則です。

食っていけないからFXでどうにか稼いでやる!みたいな状況でやる投資ではありません。

生活費にすら困っているならFXではなく労働収入を考えましょう。

そうでなければただのギャンブルになってしまいますし、ギャンブルはほぼほぼ負けるようにできています。

FXは基本的に為替が上がるか下がるかの2択でしかないので簡単そうに感じてしまうんでしょう。

またネットで見かける宣伝文句も簡単に稼げそうなフレーズを使っていたりします(法的にNGですが)。

そんな魅惑的な誘いに乗って借金で軍資金を用意しトレードした結果さらに悲惨になるだけです。

相場の急変でやられる

FXトレードするためにはブローカーで口座を開設し証拠金を預け入れなければいけません。

そしてFXブローカーは預かったお金(証拠金)の範囲内で売買代行してくれます。

ただし一度注文してしまえば決済しない限り損益は膨らみ続けていきます。

その後証拠金でカバーできないだけ損失が膨らんでしまえばマイナスになりますね。

ただし通常はFXブローカー側で設定されているロスカットという仕組みによって証拠金がなくなる前に強制決済してくれます。

そのため基本的に軍資金を借金で用意していなければ余剰資金を失うだけで借金になることはありえません。

でもロスカットは日本や世界のどこかにあるサーバー上でプログラムが処理する仕組み。

相場の急変動で一度にたくさんのトレーダー口座でロスカットが発生してしまうと処理が遅れてしまうことがあるんです。

サーバー上で処理するだけならそれほど時間はかからないはずですが、データ通信でのやりとりもあるため多ければ多いほど遅れてしまいます。

そうなると口座残高がマイナスになってしまうことも。

ではそのマイナス分はどうなるのか?ですが、FXブローカーから足りない分の支払いを要求されます(汗)

内部の仕組みはわかりませんが、名目上はFXブローカーがマイナス分を立て替えている状態ですからね。

これを追証(おいしょう)といい、これによって破産した人の声をたまにネット上で見かけるわけです。

でもFXブローカーによっては追証なしの業者もあります。

追証の仕組みがないFXブローカーを選ぼう

日本国内のFXブローカーは追証があるため借金リスクを抱えることになります。

対して海外FXならゼロカットという仕組みのおかげで追証がありません。

借金リスクがない点だけでも海外FXをおすすめしたいですね。

ではなぜ国内FXはゼロカットを取り入れないのか。

それは金融庁の定める金融商取引法で過剰なサービスを禁止しているから。

この法律が改正されない限り国内FXで借金リスクがなくなることはないでしょう。

初心者の方は海外ブローカーでスタートすることをおすすめします。

なお海外FXといってもたくさんありゼロカットも導入はされています。

でも過去にゼロカットありと言いつつ追証請求してきたブローカーもいるんですよね(汗)

少なくともそんな詐欺業者は選ばないようにしなければ意味がありません。

それなら日本人の口座開設数トップでゼロカット対応の実績もあるXMトレーディングを推奨します。

ほかにも条件が良い海外FXはありますが、信頼性で選んだほうが安心してトレードできるので勝率にも影響してくると思いますよ。

FX業者側はどういう仕組みで稼いでいるのか?

FX業者が儲ける仕組み

FXブローカーはトレーダーが取引するごとに支払う為替手数料(スプレッド)と、取引用に貸し出す資金の金利(スワップポイント)で利益を得る仕組みです。

悪徳業者なら違う仕組みもあるんだと思いますが一般的にはこの2つですね。

スプレッドやスワップポイントは会社ごとに違いがあり、ユーザー側からすれば少しでも安い方がお得なのは間違いありません。

どの業者で口座開設するのか?は利益を最大化させるためにも大事です。

とはいっても多少割高でも信頼性の高い海外FX「XMトレーディング」をおすすめします。

スペックは十分ですし安心感には代えられません。

 

というわけで、FXブローカーが手数料で利益を得るためにはトレーダーを1人でも多く獲得しなければいけません。

もちろん大口トレーダーがバンバン取引してくれれば稼ぎやすいんですが、負けて資金を失ってしまえばトレードをやめてしまう可能性大。

安定的に利益を得るにはユーザー数を増やしつつ継続的にトレードしてもらうしかありません。

そこでFXブローカーはいろいろな付加価値を付けて口座開設してもらえるようにしています。

FXブローカーの提供するサービス

集客するための仕組みとして主に以下のサービスを提供しています↓

  • レバレッジ制度の導入
  • ゼロカット制度の導入(海外FXのみ)
  • ボーナスの配布

レバレッジ制度の導入

FX業者の儲けの仕組み レバレッジ制度で集客

為替差を利用して大きな利益を得たい場合には多額の売買取引をしなければなりません。

そして通貨の売買で為替差益を得るためには大きな資金が必要になります。

大きな利益を得るためのひとつの方法は、ある程度のまとまった資金を借りてトレードすることです。

銀行の外貨預金サービスは口座の残高分でしか取引ができませんが、FX業者はレバレッジという仕組みを導入しています。

レバレッジの仕組みとは?

レバレッジとは証拠金を預けることで取引のために必要な資金を借りることができる仕組みです。

このレバレッジのおかげであまり軍資金を用意できない一般人でも少ない資金でも多額の売買ができるようになります。

そして為替レートの変動が小さな通貨同士の取引でも大きく稼ぐチャンスが得られるわけです。

なお国内ブローカーはレバレッジ最大25倍まで、海外FX業者は1000倍が一般的です。
(一部5000倍以上のブローカーもあります)

単純に考えると、海外FXなら1万円あれば1000万円の注文ができるわけですね。
(残高に余裕も必要なので厳密にはもっと必要ですが)

例えば1万円の資金で取引に参加する場合、銀行の外貨預金口座であれば1万円分の売買取引しかできません。

米ドルを1ドル=100円のときに1万円分買ったなら、1ドルあたりのレートが1円分だけ値上がりして売ったとしても得られる利益はたったの100円です。

これに対してレバレッジの仕組みを活用して1万円の証拠金を預けて10倍の10万円の資金を借りて取引したとき、1ドルあたり1円分の為替差益が発生すると単純に1000円の利益が得られる計算です。

これが1000倍なら10万円ですね。

レバレッジが大きいと稼ぎやすくなるのがわかります。

そして海外FXはゼロカットで借金リスクもないため初心者トレーダーにとってやりやすい環境が整っていると言えるでしょう。

まとめ

FXトレードのさまざまな仕組みとして利益が出る仕組み、借金になってしまう仕組み、業者側が儲ける仕組みについて解説しました。

稼ぐためにはスワップで稼ぐ方法もありますが、基本的には為替レートの差益ですね。

そして借金は業者選びさえ間違えなければリスクはまずありません。

この記事を業者選びの参考にしてもらえれば幸いです。