XMトレーディングはFX初心者から上級者まで幅広いユーザーが使っている日本トップクラスの海外業者です。
このXMで持てる最大ポジション数や保有上限、トレーダーダッシュボードについてまとめました。
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XMトレーディングの最大ポジション数はどれくらい?
FX取引におけるポジションとは?
まずはFX取引するときのポジションがどんなものなのか?について知っておきましょう。
FXで取引する商品はUSDJPY(アメリカドル/日本円)やEURGBP(ユーロ/イギリスポンド)といった2国間の通貨がペアになっています。
この通貨ペアを売り・買い注文し保有しているものをポジションと言います。
USDJPYで売り注文を1回だけしたなら1ポジション保有している状態ですね。
2つ注文していれば2ポジション、3つなら3ポジションです。
そして注文するときに単位はロット(lot)が使われます。
ロット数とは?
FXトレードでの注文単位です。
0.01~FX業者ごとに決まっている上限ロット数まで1ポジションを注文するときに指定します。
ちなみにXMで1ポジションあたりに指定できるロット数の上限は口座タイプによって異なります。
マイクロ口座が100ロット、スタンダード・極・ゼロ口座が50ロットまでです。
XMで持てる最大ポジション数は?
XMで保有できる最大ポジション数は200個までです。
ちなみにこの最大数は1アカウントに対しての制限となります。
XMでは8つまで追加で口座開設できますが、8つ合計での上限ですね。
そうでなかったら仮にスタンダード口座なら8口座×200ポジション×50ロット=8万ロット分も保有できることになってしまいます。
これではユーザーの注文代行しているXMがどれだけ資金を持っていても対応できないでしょう。
なお口座ごとに保有可能なロット数は下の項目でまとめているので参考にしてください。
XMに最大ポジション数の上限があるのはなぜ?
FX業者ではほぼ設定されている最大ポジション数。
上限が決まっている理由は2つ↓
- システム負荷がかかる
- ゼロカットが対応できなくなる可能性がある
システム負荷がかかる
上限が決まっているのは注文処理システムに負担がかかるからが1つ。
ポジションが多いほど処理量も当然増えるため、100万口座分以上のユーザーが利用しているXMでは処理が追い付かなくなる可能性もでてきます。
ほかのFX業者には無制限のところもありますが、そんなことができるのは利用者が少ないからでしょうね。
無制限がいい人はそれら業者から選びましょう。
ただユーザー数が少ない、選ばれていないところは信頼性の面で不安要素もでてきます。
大切なお金を預ける以上、実績と信頼のあるXMのようなFX業者をおすすめします。
ゼロカットが対応できなくなる可能性がある
上でも少し触れましたがXM側の資金繰りの問題もありますね。
XMにはゼロカットと言う借金リスクをゼロにする仕組みがあります。
そしてゼロカットが発動するタイミングは超短期間で為替相場が急変動したとき。
そういったシチュエーションが起こるとトレーダーたちが保有している多くの口座でロスカット(強制決済)が発生します。
通常なら残高がマイナスになる前に処理されるんですが、ポジションが多いと処理に遅れが発生しまうんですよね。
すると残高がマイナスになってからようやく処理されてしまうパターンが起こります。
これがゼロカット補償なしの業者ならそのままトレーダーにマイナス分の補填をお願いするだけ(借金の請求=追証という)。
業者側のシステムのせいなのにトレーダーに請求してくる横暴さは受け入れがたいですね(汗)
でもXMのようなゼロカットがある業者は会社側で負担することになります。
もしポジション数が無制限だと会社のすべての資産を充てても足りなくなる可能性がでてきます。
よって上限が決まっているわけですね。
トレーダーにとってもそのほうが安心して使えると言えるでしょう。
最大ポジション数以上を注文する方法は?
実は200ポジション以上でも普通に注文可能です。
でも200ポジションを超えるとXM側から次のようなメッセージが届き減らすよう依頼されます。
「ポジションが200を超えているので48時間以内に削除してください」
48時間あれば対処できるはず。
全部塩漬け中の負債ポジションでも頑張って減らしましょう。
現在保有中のポジション数を確認する方法
パソコン版取引ツールならターミナルウィンドウを、スマホなら取引アプリの「トレード」ページをみれば保有中の全ポジションが載っています。
でも大量に保有中の場合はどれだけポジションがあるのか数えるのも大変です。
でも残念ながらデフォルトでそういった機能は搭載されていません。
取引ツールMT4用のプログラム(インジケータという)を使うことになります。
同様の機能があるインジケータでおすすめは「iExposure」というもの。
MT4にインストールすれば通貨ペアごとのポジション数が確認できます。
普通数の通貨ペアでポジションを持っていると足し算する手間がかかりますが、1つ1つ数えるよりは楽になるはずです。
ここまでXMの最大ポジション数について紹介してきました。
次からはXMの口座タイプ別の保有できる上限を見ていきましょう。
XMトレーディングには3タイプの口座が用意されていますが最大ポジション数は同じです。
ですが通貨単位や最大ロット数などが違うため保有可能な注文数は異なります。
そこで口座タイプ別に比較してみました。
【XM口座タイプ別】最大ポジション数と保有枚数の比較表
口座タイプ | 最大 ロット数 (1注文) |
最大 ポジション数 (1アカウント) |
最大保有枚数 (1アカウント) |
最大 レバレッジ |
---|---|---|---|---|
マイクロ | 100 | 200 | 20000 | 200倍 (2~10万ドル) 100倍 |
スタンダード | 50 | 200 | 10000 | 200倍 (2~10万ドル) 100倍 |
極 KIWAMI |
50 | 200 | 10000 | 200倍 (2~10万ドル) 100倍 |
XMTrading ZERO |
50 | 200 | 10000 | 200倍 (2~10万ドル) 100倍 |
XMの最大レバレッジは1000倍ですが、口座残高によってレバレッジ規制がかかります。
最大ロット数でエントリーすることを考えると軍資金は2万ドル以上は入れてあると思いますし最初から最大レバレッジは200倍までと考えておいたほうがいいですね。
XMの最大ポジション数と最大保有数
3種の口座タイプすべてで最大200ポジションまで。
というわけで、1つのXMアカウントに対してトータル10000ロット(マイクロ口座だけなら20000ロット)保有できる計算です。
上でも触れたようにXMでは1アカウントで最大8つまで口座開設できますが、最大ポジション数と最大保有ロット数は1アカウント単位なので注意してください。
ちなみにこれだけのポジションを保有するために必要な資金(証拠金)はどれくらいなんでしょうか。
こちらも口座タイプ別・レバレッジ設定別に計算してみました↓
マイクロ口座で最大2万ロット持ったときの必要証拠金
※USDJPY(米ドル円)/1ドル100円で計算
レバレッジ | 必要証拠金 (小数点四捨五入) |
レバレッジ規制 |
---|---|---|
1倍 | 2,000,000,000円 | なし |
25倍 | 80,000,000円 | なし |
100倍 | 20,000,000円 | なし |
200倍 | 10,000,000円 | 100倍に規制あり |
500倍 | 4,000,000円 | 同上 |
888倍 | 2,252,252円 | 同上 |
1000倍 | 2,000,000円 | 同上 |
参考までにいろいろなレバレッジ設定で計算していますが、XMで最大保有ロット数を持つとレバレッジ規制により100倍設定となります。
レバレッジなし(1倍)だと20億円以上の証拠金が必要ですね(汗)
しかも証拠金だけでこの額なので注文するのはロスカットされないだけのプラスアルファが必要。
日本国内FX業者の最大レバレッジ25倍でも8000万円ほど必要です。
そしてXMマイクロ口座で最大ポジション保有すると規制でレバレッジ100倍が適用されるので、必要証拠金は2000万以上となります。
スタンダードと極口座で最大1万ロット持ったときの必要証拠金
※USDJPY(米ドル円)/1ドル100円で計算
レバレッジ | 必要証拠金 (小数点四捨五入) |
レバレッジ規制 |
---|---|---|
1倍 | 100,000,000,000円 | なし |
25倍 | 4,000,000,000円 | なし |
100倍 | 1,000,000,000円 | なし |
200倍 | 500,000,000円 | 100倍に規制あり |
500倍 | 200,000,000円 | 同上 |
888倍 | 112,612,612円 | 同上 |
1000倍 | 100,000,000円 | 同上 |
レバレッジなし(1倍)では1000億円もの証拠金が必要です。
XMスタンダードか極口座で10000ポジション持つとなると、レバレッジ規制により100倍になります。
そのときの必要証拠金は10億円ですね。
最大1000倍だったとしても1億円必要です。
XMTradingZERO口座で最大1万ロット持ったときの必要証拠金
※USDJPY(米ドル円)/1ドル100円で計算
レバレッジ | 必要証拠金 (小数点四捨五入) |
レバレッジ規制 |
---|---|---|
1倍 | 100,000,000,000円 | なし |
25倍 | 4,000,000,000円 | なし |
100倍 | 1,000,000,000円 | なし |
200倍 | 500,000,000円 | 100倍に規制あり |
500倍 | 200,000,000円 | 同上 |
888倍 | 112,612,612円 | 同上 |
1000倍 | 100,000,000円 | 同上 |
スタンダード口座と同じです。
XMTradingZERO口座はもともと最大レバレッジが500倍までと少し低めですが、最大ポジション保有時で考えるとあってないようなもの。
どちらにしても規制されて最大レバレッジは100倍になります。
というわけで、ゼロ口座で最大ポジション数を保有するには10億円必要となります。
残高2万ドル以上でトレードするときのおすすめ金額は?
2万ドル=日本円で約200万円以上になるとレバレッジ規制されるXMトレーディング。
ここまで行くと金額の大小を気にするより最初からレバレッジ100倍で考えておいた方がいいですね。
とはいっても必要証拠金が半分で済むレバレッジ200倍でできれば、それだけ大きなロットで注文できますしトレードにゆとりも生まれます。
もう一段上の規制がかからない2~10万ドル以下の規模でトレードするなら残高は800万前後にしておくことをおすすめします。
その後100万稼いだらすぐ出金を繰り返す流れですね。
XMの銀行出金は40万円以上なら手数料もかかりません。
このようにレバレッジ200倍でトレードしつつ、稼いでも規制に引っかかりにくい金額がベストです。
複数口座に分けてトレードしても規制されるので注意!
XMのレバレッジ規制は1アカウントのトータル残高が対象です。
XMでは最大8つまで口座を持てますが、例えば1口座100万円づつつに分けでトレードしても意味がありません。
どうしてもハイレバレッジ設定でトレードしたいならHotForex口座にしておきましょう。
こちらのFX業者なら最大3000万円まで規制なしでトレードできます。
XM以外の海外FXの最大ポジション数と比較
日本人にも人気の高い海外FX業者をピックアップしてXMと比較しました↓
海外FX | 最大 ロット数 |
最大 ポジション数 |
---|---|---|
AXIORY アキシオリー |
1000ロット (1億通貨) |
無制限 |
iFOREX アイフォレックス |
50ロット (500万通貨) |
無制限 |
TitanFX タイタンエフエックス |
100ロット (1000万通貨) |
200 |
Tradeview トレードビュー |
75ロット (750万通貨) |
200 |
XM スタンダード口座 ゼロ口座 |
50ロット (500万通貨) |
200 |
XM マイクロ口座 |
100ロット (10万通貨) |
200 |
GEMFOREX ゲムフォレックス |
50ロット (500万通貨) |
200ロット分 |
XMより条件のいい海外FX業者もあります。
最大ポジション数で選ぶおすすめの海外FXは?
上限のないアキシオリーかアイフォレックスがベストです。
XMを選ぶメリットは?
最大ポジション数ではほかの海外FX業者に劣る部分もあるXM。
ですがこれまでの運営実績や会社規模などで一番安心して使える海外FX業者です。
個人的には200ポジションも持てれば十分ですし信頼性で選ぶことをおすすめします。
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トレーダーダッシュボードのポジション比率を参考にしよう!
最大ポジション数とはそれほど関係ない話ですが、XMにはトレーダーダッシュボードというページがあります。
XMのトレーダーダッシュボードとは?
XMを使っているのトレーダーが保有している売り買いポジションの比率を通貨ペアごとにグラフにしたものです。
たとえばUSDJPY(米ドル/日本円)の売りが40%・買いが60%というようになっています。
FX市場全体のデータではないので参考値ですが、XMは日本で一番口座開設数が多く世界で250万口座以上も利用されている海外業者なので有効性は高くなるでしょう。
XMでは公式トップページを開き下にスクロールさせるとこんな感じのが出てきます↓
一番上の「EURUSD」を例に見てみると、緑色の買いポジションが68.6%、赤色の売りポジションが31.4%となっています。
XM口座を使っているトレーダーたちはいまEURUSDは買い=上昇すると考えているってことですね。
トレーダーダッシュボードはどうやって使う?
割合が極端なもののほうが参考にしやすいので、上画像の時点では中央あたりにある「EURGBP」の買いポジション21.4%、売りポジション78.6%が良さそうです。
で、売りと買いどっちのポジションをとるのか?ですが、このデータを生み出している全員がプロトレーダーではないこと、そして負けるトレーダーの方が多いことから逆張りに使う、といった考え方になります。
(もちろん絶対ではありません)
EURGBPなら売りポジションの割合が多いので頃合いを見て買いポジションを入れるわけです。
また、ほぼ割合がイーブンの均衡状態ならレンジ相場である可能性も高くなります。
そんなときはその通貨ペアに対応するレンジ相場に強いFX自動売買ツール(EA)を使う、といった選択もできます。
トレーダーダッシュボードの更新タイミング
トレーダーダッシュボードは15分間隔で更新されています。
また更新されたタイミングの1時間前のデータを表示しています。
そのためFXトレードするとき1時間足未満の短期チャートを使っている人はあまり参考にならないかもしれません。
1時間足・4時間足・日足チャートでエントリーしている人は多少は役立つでしょう。
トレーダーダッシュボード利用時の注意点
上の項目で触れたようにリアルタイムのポジション比率データではありません。
あくまで参考値として利用しましょう。
XMのような海外FXは日本国内業者よりハイレバレッジトレードが可能です。
そして口座開設者は日本人の割合がかなり多いため、ギャンブル性の高い注文をしている可能性もあります。
日本人トレーダーが選びやすいクロス円(xxxJPY系の通貨ペア)は慎重にみていきましょう。
なおトレーダーダッシュボードはパソコンかタブレット(横)サイズの画面でなければ表示されません。
スマホでは見られないので注意してください。
(最近出ている折り畳み2画面サイズならわかりませんが)
まとめ
XMのポジションや保有可能な最大数、またトレーダのポジション保有比率がわかるトレーダーダッシュボードについて紹介しました。
最大数持つと一般人には想像もつかない金額になります。
逆にそれくらい持たせてもXM側は問題ないと考えているわけですね。
それはNDD方式(顧客の注文を市場にそのまま流す方式)を採用しているから。
多くの国内FX業者のようにDD方式(自社内でやりくりする方式)じゃないからこその強みです。
自社内でお金を回していて1トレーダーが20億円でトレードしていたら気が気じゃなくなるはず(汗)
最悪なパターンでは手を加えて(不正行為)負けさせることも考えられます。
そういった面からも金額が大きなトレードをするときのXMトレーディングの安心感は他社にないメリットと言えます。