2022年11月、海外FXのXM(エックスエム)に新しい口座タイプ「KIWAMI(極)」が加わりました。
万人向けのスタンダード、初心者向けのマイクロとデモ、スキャルピングトレーダー向けのXM Zeroに加えて全部で5種類ラインナップされました。
となると気になるのがKIWAMI(極)口座を選ぶべきかどうか?ですね。
新規さんはKIWAMI(極)を選んだほうがいいのか、既存ユーザーは切り替えたほうがいいのか。
そこでXM 極(KIWAMI)の特徴や既存口座タイプとの違いを比較。
どんな人におすすめなのか解説していきます。
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XM極(KIWAMI)口座とは?
極(KIWAMI)の特徴
極(KIWAMI)の特徴をザックリ紹介↓
- 誰でも開設可能
- 入金不要ボーナスあり
- 入金ボーナスなし
- XMPが付かない
- スプレッド低め
- 一部通貨はスワップポイントなし
- 固定の手数料なし
- 両建て可能
- 最低入金額5ドル
さらに極(KIWAMI)だけの特徴まとめると次の4つになります↓
- 入金額に対するボーナスがもらえない
- XMPが付かない
- スプレッドが低め
- 一部通貨はスワップが付かない
入金額に対するボーナスがもらえない
XMを選ぶ理由にもなる入金ボーナスが極(KIWAMI)にはありません。
ちなみに入金不要のアカウント開設ボーナスはあります。
ここ数年の様子を見ると初めてXMでアカウント開設するユーザーに対してだいたい3000円配布しているんですが、これはあります。
たかが3000円ではあるもののFX初心者にとってはけっこう大きな軍資金。
このボーナスだけでもトレードできますからね。
ただしその後入金するときにもらえるボーナス(最大500ドル)が付いていないんです。
FX初心者の人は最初から100万など大きな金額を入れる人は少ないはず。
10万円くらいの人が多いんじゃないでしょうか。
そういった小さ目な資金でFXをスタートするときアカウント開設ボーナス3000円より入金ボーナス最大5万円のほうがかなりありがたい存在となります。
10万円入金したら10万+5万+3000円=153000円でスタートできますからね。
FX初心者の方は入金ボーナスがもらえる別の口座タイプを選んだほうがいいです。
XMPが付かない
XMPとはXMトレーディングだけの独自ポイント制度です。
ドラッグストアなどでよくある100円使うと1ポイントたまっていろいろなものに交換できるってやつと同じ仕組み。
XMではポイントは現金やボーナス(クレジット)と交換できるため、そのままトレード資金になるありがたい制度です。
ただし極(KIWAMI)ではこのボーナス制度は適用外となります。
スプレッドが低め
スプレッドとは取引ごとにXMが徴収している手数料と言えます。
1日に何十回・何百回と売り買いする人にとっては結構なコストになるものです。
逆に月に数回などあまりトレードしない人にとっては気にならないほどの負担でしかありません。
自分がどんなトレード手法でやっていくのか?しだいで極(KIWAMI)を選ぶ理由にもなります。
ただしXMには極(KIWAMI)よりスプレッドが低い口座タイプも用意されています。
それと比較して決めることになるでしょう。
詳細はページ後半のXM口座タイプ比較欄で解説しています。
一部通貨はスワップが付かない
スワップとは注文した通貨の金利のことで注文したポジション1つごとに毎日加算されていきます。
たとえばアメリカドルと日本円のUSDJPYという通貨ペアならドルを持っているときに付与される金利と日本円の金利では差があります。
かりにXMのスタンダード口座で1ロット(10万通貨)注文したとします。
ちょうどこの記事を書いているタイミングではUSDJPYの買い注文は1日あたりプラス12円、売り注文は1日あたりマイナス21円となっていました。
対して極(KIWAMI)ではどちらも0円となっていました。
全部の通貨ペアがスワップ0円になっているわけではありませんが、日本人トレーダーが売買するメジャーな通貨ペアはほぼスワップ0円です。
となると、USDJPYに関してなら買い注文(ロング)する場合は損をして、売り注文(ショート)する人は得をする感じですね。
売りと買いでどっちかが得意って人もいるので、そういったトレーダーに極(KIWAMI)はイマイチに感じられるかもしれません。
また為替の価格変動による差益狙いではなくスワップで稼ぐトレーダーにとっても極(KIWAMI)は価値がないと言えるでしょう。
とはいえ基本スワップはマイナスになることの方が多いです。
FX初心者にとってはスワップが付かない極(KIWAMI)は余計な心配を減らせるメリットもあると言えるでしょう。
極(KIWAMI)のボーナス
上で触れたように極(KIWAMI)ではXMアカウント開設時のボーナスは付いてきますが、より金額が大きい入金時のボーナスが付与されません。
ボーナスが必要ないベテラントレーダーなら気にする必要もありませんが、FX初心者にとってはかなりのマイナスです。
トレード資金は少しでも多い方が安全ですし、稼ぎやすくなるメリットがあります。
極(KIWAMI)口座のスプレッド
極(KIWAMI)のメリットの1つはスプレッドが低いこと。
スプレッドは手数料みたいなものと上で触れたように安ければ安いほどトレーダーにとってお得です。
では実際にどれくらいのスプレッド幅なのか?
XMで扱う通貨ペア別に記事投稿時点の数値を掲載しておきます↓
【通貨ペア別】極(KIWAMI)のスプレッド一覧
※極(KIWAMI)口座では通貨ペア名称の最後に「#(シャープ)」が付きます
(米ドル円=USDJPYならUSDJPY#となる)
通貨ペア | 最低スプレッド | 平均スプレッド |
---|---|---|
AUDCAD# | 0.00013 | 0.00016 |
AUDCHF# | 0.00008 | 0.0001 |
AUDJPY# | 0.012 | 0.013 |
AUDNZD# | 0.00015 | 0.00018 |
AUDUSD# | 0.00008 | 0.00009 |
CADCHF# | 0.0001 | 0.00012 |
CADJPY# | 0.018 | 0.022 |
CHFJPY# | 0.016 | 0.019 |
CHFSGD# | 0.001 | 0.0012 |
EURAUD# | 0.00012 | 0.00015 |
EURCAD# | 0.00012 | 0.00013 |
EURCHF# | 0.00015 | 0.00018 |
EURDKK# | 0.0025 | 0.003 |
EURGBP# | 0.00007 | 0.00009 |
EURHKD# | 0.0026 | 0.003 |
EURHUF# | 0.25 | 0.3 |
EURJPY# | 0.01 | 0.012 |
EURNOK# | 0.011 | 0.014 |
EURNZD# | 0.00022 | 0.00024 |
EURPLN# | 0.0032 | 0.0037 |
EURSEK# | 0.0065 | 0.008 |
EURSGD# | 0.0009 | 0.001 |
EURTRY# | 0.017 | 0.019 |
EURUSD# | 6.0E-5 | 7.0E-5 |
EURZAR# | 0.0095 | 0.0125 |
GBPAUD# | 0.00019 | 0.00021 |
GBPCAD# | 0.0002 | 0.00023 |
GBPCHF# | 0.00016 | 0.00018 |
GBPDKK# | 0.0091 | 0.01 |
GBPJPY# | 0.012 | 0.014 |
GBPNOK# | 0.013 | 0.016 |
GBPNZD# | 0.00035 | 0.0004 |
GBPSEK# | 0.007 | 0.009 |
GBPSGD# | 0.001 | 0.0013 |
GBPUSD# | 0.00006 | 0.00007 |
NZDCAD# | 0.00015 | 0.00017 |
NZDCHF# | 0.00015 | 0.00018 |
NZDJPY# | 0.018 | 0.02 |
NZDSGD# | 0.001 | 0.0012 |
NZDUSD# | 0.0001 | 0.00012 |
SGDJPY# | 0.04 | 0.045 |
USDCAD# | 0.00012 | 0.00013 |
USDCHF# | 0.00008 | 0.00009 |
USDCNH# | 0.002 | 0.0024 |
USDDKK# | 0.0026 | 0.0031 |
USDHKD# | 0.0016 | 0.0018 |
USDHUF# | 0.3 | 0.35 |
USDJPY# | 0.006 | 0.007 |
USDMXN# | 0.015 | 0.018 |
USDNOK# | 0.012 | 0.015 |
USDPLN# | 0.003 | 0.0035 |
USDSEK# | 0.006 | 0.007 |
USDSGD# | 0.0008 | 0.0009 |
USDTRY# | 0.018 | 0.02 |
USDZAR# | 0.009 | 0.012 |
具体的にスプレッド=手数料がいくらくらいなのかこれではわからないはず(汗)
わかりやすいところでUSDJPYの平均スプレッドを例に紹介すると「0.007pips」となっています。
※pips(ピプス)はトレードの単位
1ドル=100円と仮定し1ロット(10万通貨)注文した場合で計算すると「700円」です。
XMの最小注文単位0.01ロットで計算すると「7円」ですね。
1ロットを月間100回トレードすれば7万円ほどになるわけです。
これだけみるとかなりの金額ですが、XMの他の口座タイプよりスプレッドは低く抑えられているため、それらと比較してメリットを感じられれば極(KIWAMI)を選ぶ価値がでてきます。
極(KIWAMI)のスワップポイント
スプレッドのほか、スワップポイントが0の通貨ペアがある点も極(KIWAMI)の大きな特徴です。
メリットになるかデメリットになるか?はトレーダーのやり方しだいですが、大半の人にとってはメリットになることでしょう。
【通貨ペア別】極(KIWAMI)のスワップフリー銘柄一覧
通貨ペア | ロングスワップ (ポイント) | ショートスワップ (ポイント) |
---|---|---|
AUDCAD# | 0 | 0 |
AUDCHF# | 0 | 0 |
AUDJPY# | 0 | 0 |
AUDNZD# | 0 | 0 |
AUDUSD# | 0 | 0 |
CADCHF# | 0 | 0 |
CADJPY# | 0 | 0 |
CHFJPY# | 0 | 0 |
CHFSGD# | -24.74 | 0.16 |
EURAUD# | 0 | 0 |
EURCAD# | -14.12 | 2.68 |
EURCHF# | 0 | 0 |
EURDKK# | -54.47 | -69.57 |
EURGBP# | 0 | 0 |
EURHKD# | -76.4 | -52 |
EURHUF# | -208.23 | 130.77 |
EURJPY# | 0 | 0 |
EURNOK# | -119.96 | -54.36 |
EURNZD# | 0 | 0 |
EURPLN# | -112.01 | 33.39 |
EURSEK# | -95.7 | -86.7 |
EURSGD# | -19.14 | -5.54 |
EURTRY# | -1074.49 | 61.91 |
EURUSD# | 0 | 0 |
EURZAR# | -392.55 | 95.95 |
GBPAUD# | 0 | 0 |
GBPCAD# | 0 | 0 |
GBPCHF# | 0 | 0 |
GBPDKK# | -30.63 | -119.13 |
GBPJPY# | 0 | 0 |
GBPNOK# | -101.08 | -117.98 |
GBPNZD# | 0 | 0 |
GBPSEK# | -58.03 | -154.43 |
GBPSGD# | -15.92 | -13.72 |
GBPUSD# | 0 | 0 |
NZDCAD# | 0 | 0 |
NZDCHF# | 0 | 0 |
NZDJPY# | 0 | 0 |
NZDSGD# | -7.37 | -7.37 |
NZDUSD# | 0 | 0 |
SGDJPY# | -7.59 | -7.73 |
USDCAD# | 0 | 0 |
USDCHF# | 0 | 0 |
USDCNH# | -1.21 | -11.61 |
USDDKK# | 0.5 | -117.5 |
USDHKD# | -2 | -10.1 |
USDHUF# | -178.15 | 111.25 |
USDJPY# | 0 | 0 |
USDMXN# | -677.13 | -17.13 |
USDNOK# | -45.18 | -119.58 |
USDPLN# | -78.46 | 4.34 |
USDSEK# | -12.44 | -154.84 |
USDSGD# | -9.08 | -14.58 |
USDTRY# | -979.61 | -77.61 |
USDZAR# | -26.46 | -1.52 |
XMで取り扱っているすべての通貨ペアでスワップフリー(ゼロ)になるわけではありません。
とはいえこの一覧表を見てのとおり、メジャーな通貨はほぼスワップフリーになっています。
対象外なのはシンガポールドルや香港ドル、
金利手数料をとられる心配なく長期でポジションを保有した人にメリットがありますね。
FXではポジションの期間によってトレード手法がわかれていて数か月単位で売買するポジショントレード、数日~数週間単位で売買するスウィングトレードを使う人には有利です。
逆にスワップが付かない短期売買手法メインの方にとってスワップフリーはあってもなくても一緒です。
極(KIWAMI)口座のレバレッジ
設定可能なレバレッジ倍率に関しては極(KIWAMI)もほかの口座タイプも変わりません。
最低1倍~最大1000倍の範囲内でレバレッジを設定してトレードできます。
なお通貨ペアや口座残高の条件によってはレバレッジ倍率が規制される点もほかと一緒です。
関連記事
⇒XMのレバレッジ規制とは?
極(KIWAMI)口座のロット(1ロット)
極(KIWAMI)の1ロットは10万通貨単位です。
XMではマイクロ以外の口座タイプと同じですね。
(マイクロは1000通貨単位)
またほとんどの他社海外FXとも同じ標準的な仕様です。
注文できるロット単位も最低0.01~最大50ロットまでの範囲内なのも一緒です。
なお保有できる最大ポジション数は1アカウント単位で200ポジションまで。
なので極(KIWAMI)以外にも口座がある場合は共用となります。
極(KIWAMI)口座の手数料
XMでは取引ロット数に応じて固定に手数料が発生する口座タイプもありますが、極(KIWAMI)にはありません。
手数料と言えるのは上で紹介したスプレッドですね。
そして極(KIWAMI)のスプレッドは他より若干狭い=手数料が安いため有利です。
ここまでXMの極(KIWAMI)口座の特徴を紹介してきました。
一度メリットとデメリットをまとめておきます。
XM極(KIWAMI)口座のメリットとデメリット
極(KIWAMI)のメリット
- アカウント開設ボーナスはある
- スプレッドが狭い(手数料が安い)
- メジャーな通貨ペアはスワップフリー
XMが初心者向けに付与している入金不要のアカウント開設ボーナスはついています。
はじめてXMでFXをスタートする人がお試しで売買体験することは可能です。
また取引ごとに発生する手数料でもあるスプレッドは狭い=安い仕様となっています。
注文回数が多い人ほど有利になるでしょう。
最後は極(KIWAMI)最大の特徴とも言えるスワップフリー。
XMでトレード可能な全通貨ペアが対象ではないものの、ほとんどのトレーダーが選ぶ通貨ペアでスワップフリーになっています。
それらメジャーな通貨ペアはスワップポイントがそれほど付与されず金利では稼ぎにくい性質があります。
逆にスワップでマイナスが増えていくことの方が多いためスワップフリーになるのはメリットと言えます。
極(KIWAMI)のデメリット
- 入金ボーナスがない
- ニッチな通貨ペアはスワップ発生
XMにある特典の中で一番お得感のある入金すると付与されるボーナスが付いていません。
最大5万円分のボーナスが受け取れるため、トレード資金を多く用意できない初心者にとっては大きな差になります。
この場合は入金ボーナスがある口座タイプを選んだほうがいいですね。
ほかスワップフリーが特徴の極(KIWAMI)ですが、ニッチな通貨ペアは普通にスワップが付与されます。
一応デメリットとして紹介しましたが、これについてはなくても大差ないでしょう。
ちなみにスワップ狙いでトレードする人に人気のトリコリラや南アフリカランドなどを含む通貨ペアのスワップポイントは付きます。
また加算されるスワップポイントの金額もほかの口座タイプと同じです。
これらでトレードする人は問題なく使えるでしょう。
XM極(KIWAMI)とほかの口座タイプを比較
XM公式の比較表を引用↓
極(KIWAMI)、スタンダード、マイクロ、XM Zeroの順になっています。
結論から言うとXMスタンダード口座が一番おすすめなんですが、それぞれのタイプと極(KIWAMI)を特徴別に比較してみたので参考にしてください。
比較ポイントは次の3つ下
- ボーナス
- スプレッド
- スワップ
重要視しているポイントから自分と相性のいい口座タイプを選びましょう。
もらえるボーナス額 比較ランキング
順位 | 口座タイプ | 合計額 | 入金不要 ボーナス |
入金 ボーナス (最大額) |
---|---|---|---|---|
1位 | スタンダード | 53000円 | 3000円 | 50000円 |
同率 1位 |
マイクロ | 53000円 | 3000円 | 50000円 |
3位 | 極(KIWAMI) | 3000円 | 3000円 | なし |
4位 | XM Zero | 0円 | なし | なし |
※XMではロイヤリティポイント制度というトレードごとにXMPというポイントが付与され、現金やボーナス(クレジット)に交換できる仕組みもありますが、ここでは入金関連のボーナスに限定して比較しています。
XMが配布しているボーナスが一番多くもらえる口座タイプはスタンダードとマイクロの2つです。
初期スタート資金を5万円用意した人なら最大53000円もらえるため、103000円でFXを始められます。
当サイトでは最低1万円以上でのスタートをおすすめしていますが、1万円だったとしてもボーナス込み23000円でスタートできる計算です。
これだけあれば充分と言えるでしょう。
なお肝心の「極(KIWAMI)」は入金不要ボーナスの3000円しかもらえません。
FX初心者にとってはかなり不利な状況で始めることになってしまいます。
なおスキャルピング用に作られている「XM Zero」はもともと慣れているトレーダー向けなのでボーナスがまったくありません。
XMポイント制度も適用外なので間違えて開設してしまったら追加口座でほかのタイプを開設し直しましょう。
関連記事
⇒XM追加口座の開設方法と知っておきたい注意点
平均スプレッドの狭さ 比較ランキング
(主要通貨ペアごと)
通貨ペアによって平均スプレッドは異なるためFXトレーダーに人気の以下の通貨ペアをピックアップして比較しランキングを作成しています。
- USDJPY(米ドル/日本円)
- EURUSD(ユーロ/米ドル)
- EURJPY(ユーロ/日本円)
- GBPJPY(英ポンド/日本円)
- XAUUSD(ゴールド/米ドル)
これら主要通貨ペアのランキングはここで取り上げていないほかのニッチな通貨ペアでもだいだい同じ順位なので参考になるはずです。
USDJPY(米ドル/日本円)の平均スプレッド比較
順位 | 口座タイプ | 平均 スプレッド |
最低 スプレッド |
---|---|---|---|
1位 | XM Zero | 0.001 | - |
2位 | 極(KIWAMI) | 0.007 | 0.006 |
3位 | スタンダード | 0.016 | 0.015 |
4位 | マイクロ | 0.016 | 0.015 |
スプレッドに関してはスプレッドzeroが最大の特徴である「XM Zero」口座が有利です。
ほかに比べれば極(KIWAMI)もかなり手数料が安くなっていますが、売買回数が多い人はXM Zeroがいいですね。
ただしすべてのボーナスが付かないため注意しましょう。
なおスワップポイントのマイナス分を考慮すると極(KIWAMI)もありですね。
(スワップでの比較は下で解説しています)
関連記事
⇒XMゼロ(ZERO)口座を徹底解説!
EURUSD(ユーロ/米ドル)の平均スプレッド比較
順位 | 口座タイプ | 平均 スプレッド |
最低 スプレッド |
---|---|---|---|
1位 | XM Zero | 0.00001 | - |
2位 | 極(KIWAMI) | 0.00007 | 0.00006 |
3位 | スタンダード | 0.00017 | 0.00016 |
3位 | マイクロ | 0.00017 | 0.00016 |
USDJPYと同じ結果でXM Zeroが1位です。
ですが、この通貨ペアも極(KIWAMI)ならスワップフリーなので取引回数が極端に多くない人、注文したポジションを1日以上保有する人は有利になる可能性大。
EURJPY(ユーロ/日本円)の平均スプレッド比較
順位 | 口座タイプ | 平均 スプレッド |
最低 スプレッド |
---|---|---|---|
1位 | XM Zero | 0.004 | - |
2位 | 極(KIWAMI) | 0.012 | 0.01 |
3位 | スタンダード | 0.023 | 0.021 |
3位 | マイクロ | 0.023 | 0.021 |
基本的にメジャーな通貨ペアのスプレッドの狭さではXM Zeroが1位です。
2位が極(KIWAMI)となります。
Zeroに比べると3倍のスプレッド幅なのでスキャルピングトレードするひとはZeroがいいですね。
1日数回など売買回数が少ないなら極(KIWAMI)もおすすめです。
GBPJPY(英ポンド/日本円)の平均スプレッド比較
順位 | 口座タイプ | 平均 スプレッド |
最低 スプレッド |
---|---|---|---|
1位 | XM Zero | 0.012 | - |
2位 | 極(KIWAMI) | 0.014 | 0.012 |
3位 | スタンダード | 0.036 | 0.032 |
3位 | マイクロ | 0.036 | 0.032 |
GBPJPYもXM Zeroが1位ですが、極(KIWAMI)とのスプレッド幅に差はほとんどありません。
この通貨ペアなら極(KIWAMI)を選んだほうが有利になるパターンも多いです。
GBPを含む通貨ペアは殺人通貨とも呼ばれ変動幅が大きいことで知られます。
あまりFX初心者にはおすすめしませんが、ギャンブルでもいいから手っ取り早く稼ぎたい人はGBPを狙っていくのもありです。
とはいえリスクも高いので初めての人はデモトレードで体験してからをおすすめします。
関連記事
⇒XMデモ口座の開設方法
XAUUSD(ゴールド/米ドル)の平均スプレッド比較
順位 | 口座タイプ | 平均 スプレッド |
最低 スプレッド |
---|---|---|---|
1位 | 極(KIWAMI) | 0.15 | 0.12 |
2位 | XM Zero | 0.2 | - |
3位 | スタンダード | 0.35 | 0.25 |
3位 | マイクロ | 0.35 | 0.25 |
貴金属を売買するゴールド取引はFXの通貨ペアとは少し違いますが非常に人気の高い商品です。
そしてゴールド取引だけは極(KIWAMI)がスプレッド幅で最小になっています。
スタンダードやマイクロと比較するとスプレッド幅が半分以下でかなりお得。
ほかの主要通貨ペアだとZero口座に負けることも多いんですが、ゴールドに限っては極(KIWAMI)がベストですね。
というかゴールド取引向けの口座タイプと言えそうです。
GBP(英ポンド)と同じく値動きが激しいトレードになるので初心者にはおすすめしませんが、慣れてきたら極(KIWAMI)口座でチャレンジしてみてください。
スワップ比較ランキング
極(KIWAMI)では主要通貨ペアのスワップポイントはゼロになっています。
そこでここではUSDJPY(米ドル/日本円)とXAUUSD(ゴールド/米ドル)の2つに絞って比較しスワップが低い順にランキングを作成してみました。
※スワップポイントは記事作成時点のもので参考値です
USDJPY(米ドル/日本円)のスワップ比較
順位 | 口座タイプ | ロング スワップ |
ショート スワップ |
---|---|---|---|
1位 | 極(KIWAMI) | 0 | 0 |
2位 | XM Zero スタンダード マイクロ |
11.88 | -21.12 |
スワップフリーの極(KIWAMI)が1位です。
ほかの口座タイプはUSDJPYの買い注文(ロング)するときはスワップポイントがプラスですが、売り注文(ショート)のときは倍近くマイナスですね。
ドル円は円安傾向だと判断して積極的に買い注文しているなら極(KIWAMI)以外の口座タイプでトレードしたほうが得します。
でも円が買われる=円高になると判断して売り注文している人は極(KIWAMI)を選んだほうが有利です。
このように状況によって有利不利が切り替わるのでスワップポイントで選ぶなら「極(KIWAMI)」がベストです!と言えません。
あくまでもXMでその時の状況をチェックして口座タイプを使い分けるのがおすすめです。
なおXMでは追加口座の開設は無料で最大8つまで持てます。
また資金移動は手数料もかからずすぐ反映されるので切り替えも簡単です。
またXMはボーナスも一緒に移動してくれる良心設計なのでデメリットなしに使い分けられるのが便利です。
スワップポイントが付与される1日以上ポジションを保有するトレードをしている人は積極的に使い分けていきましょう。
関連記事
⇒XM追加口座の開設方法
XAUUSD(ゴールド/米ドル)のスワップ比較
順位 | 口座タイプ | ロング スワップ |
ショート スワップ |
---|---|---|---|
1位 | 極(KIWAMI) | 0 | 0 |
2位 | XM Zero スタンダード マイクロ |
-20.23 | 15.25 |
スワップフリーの極(KIWAMI)がダントツ1位です。
とはいえ、ゴールド取引をショート(売り)で注文した場合はスワップポイントはプラス。
ゴールド価格が下がっていく傾向だと判断して売り注文を多くしている状況では1日あたりプラス15.25円分損してしまいます。
使いどころしだいですが、スワップは1日に一回加算される金利分なので短期売買ならどの口座タイプを選んでも差はありません。
1日以上注文したポジションを保有する場合には気にしておきたいですね。
スワップポイント狙いでトレードする人にはおすすめできませんが、通貨ペアによっては極(KIWAMI)でもスワップフリーではないのでまずはXM公式で確認しておきましょう。
関連記事
⇒XMのスワップポイントで稼ぐことはできる?
極(KIWAMI)がおすすめの人
ここまでXMの口座タイプ別に比較してきました。
極(KIWAMI)はどんなトレード手法でも使えますがその時々の状況によって有利不利が違ってきます。
そこで極(KIWAMI)がおすすめになる状況を紹介していきます。
- メジャー通貨でスワップ狙いのトレードをしない
- ニッチ通貨のトレードでスワップを狙う人
- スワップがマイナスになる通貨ペアの注文が多い
- レバレッジ1000倍でスプレッドも抑えたい
メジャー通貨でスワップ狙いのトレードをしない人
極(KIWAMI)は多くのメジャーな通貨ペアでスワップポイントが付きません。
よって為替差益のほかにスワップも狙っていきたい人はおすすめできません。
ニッチ通貨のトレードでスワップを狙う人
上の欄とは真逆で、ニッチな通貨ペアなら極(KIWAMI)でもスワップポイントが付きます。
スワップも狙いつつ手数料(スプレッド)も抑えたい人には最適です。
スワップがマイナスになる通貨ペアの注文が多い
トレードする通貨ペアは売り(ショート)と買い(ロング)ではかならずどちらかがマイナススワップになっています。
そしてマイナスのほうが金額的に大きい傾向です。
そこで過去のトレード実績を振り返ってマイナススワップが多いようなら最初から極(KIWAMI)を使ったほうが有利になるでしょう。
これはこれからFXを始める初心者の方には判断できない部分なので最初は気にしなくても問題ありません。
メジャーな通貨ペアでトレードしている限りスワップマイナス分は大した金額にはなりません。
レバレッジ1000倍でスプレッドも抑えたい
スプレッド(手数料)を抑えたいならXM Zero口座がベストです。
ただしレバレッジが最大500倍までしか設定できないデメリットもあります。
それならスプレッドも抑えつつ最大1000倍レバレッジでトレードできる極(KIWAMI)が最適です。
単純に必要となる証拠金が半分で済むのでより稼ぎやすくなるでしょう。
ここまで極(KIWAMI)を選ぶ時のポイントについて解説してきました。
問題ないなら早速口座開設していきましょう。
XM極(KIWAMI)口座の新規開設方法
極(KIWAMI)口座開設の流れ
- XM公式を開く
- 「口座を開設する」か「リアル口座開設」を押す
- 【1ページ目】入力欄を埋める
- 【2ページ目】入力欄を埋める
- リアル口座開設ボタンを押す
全部で5ステップ済ませると開設完了です。
順を追って解説していきます。
【1】XM公式を開く
まずはXMトレーディング公式サイトを開いてください。
こちらから
⇒XM公式サイト
【2】「口座を開設する」か「リアル口座開設」を押す
緑色のボタンがあるのでどちらかを押しましょう。
【3】【1ページ目】入力欄を埋める
簡易版の個人情報や口座情報を入力していきます。
氏名はローマ字入力なので注意してください。
【4】【2ページ目】入力欄を埋める
2ページ目は詳細な個人情報を入力していきます。
こちらの氏名はカタカナ入力で住所なども日本語でOKなので戸惑うことはないはずです。
投資家情報エリアには年収などの入力欄もありますが気にせず選んでください。
収入が低いからと言って開設拒否されるようなことはありません。
なお後でなにかトラブルがあったときに個人情報を確認される可能性もあります。
詐称することのないようにしましょう。
【5】リアル口座開設ボタンを押す
入力が終わったら「リアル口座開設」ボタンを押せば完了です。
口座の有効化も忘れずに!
XMでは本人確認書類を提出しないと口座が有効化されません。
有効化されないとトレードできないので早めに済ませておきましょう。
書類提出方法は身分証明書と住所確認書類を用意して次のとおりに進めてください↓
- XM公式にログイン
- 「ようこそxxx様」のアカウント名部分を押す
- 書類のアップロードを押す
- 身分証明書ファイルをアップロード
- 住所確認書類をアップロード
- 「書類をアップロードする」を押す
あとは審査が通れば口座が有効化されます。
XM極(KIWAMI)口座のQ&A
- どんなところが極(KIWAMI)なの?
- スキャルピングトレードは可能?
- デモ口座はある?
どんなところが極(KIWAMI)なの?
スプレッドが多少狭く(手数料が安く)なっている、スワップポイント(金利)がゼロの通貨ペアがある、入金ボーナスやXMPが付かない、といった特徴があります。
これらの条件から自分のトレードスタイルに合っていれば選ぶメリットが感じられるでしょう。
スキャルピングトレードは可能?
可能です。
スキャルピングはXM Zero口座が最適ですが、初心者の方なら入金不要ボーナスがもらえる極(KIWAMI)を選ぶのもありです。
ただし本格的にスキャルピングトレードをするならXM Zero口座にしておくことをおすすめします。
デモ口座はある?
極(KIWAMI)にデモ版はありません。
デモトレードしたい人はスタンダードかXM Zero口座のみ対応しています。
デモ口座の開設はXMトップページからデモ口座開設ページでできます。
関連記事
⇒XMデモ口座の開設方法と使い方を解説
まとめ
XMの新しい口座タイプ「極(KIWAMI)」の特徴を解説しました。
極(きわみ)という名称から特定のトレードスタイルに特化した口座タイプで、特徴から見る限り長期トレード向けといえます。
数日~数週間ポジションを保有するスウィングトレード、数か月ポジションを持ち続けるポジショントレードと相性がいいですね。
逆に超短期売買のスキャルピングやデイトレードならXM Zero口座が有利です。
上手に使い分けていきましょう。